アンダー250万円の箱系SUV!新型「ホンダ WR-V」はソト遊びグルマの有力候補だ | クルマ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

クルマ

2023.12.20

アンダー250万円の箱系SUV!新型「ホンダ WR-V」はソト遊びグルマの有力候補だ

2023年11月、ホンダが新型SUVWR-V」をホームページで先行公開した。発売は2024年春。いちはやく実車をチェックしたBE-PAL.NETスタッフが、その特徴をレポートする。

※12月20日に配信した記事に加筆しています。

広い荷室と余裕あるロードクリアランスの“使えるSUV”

他のホンダ製SUVとは一線を画すワイルドな顔つきが特徴。ボディサイズは全長4,325×全幅1,790×全高1,650ミリ。

リアゲートが寝ていないので、荷物を積みやすい。

WR-Vはヴェゼルとほぼ同じサイズで、ZR-Vより小さなコンパクトSUV。だが、実際の数字以上に大きく広く見える。それはスタイリングによるところが大きい。WR-Vは現代的なSUVの素養をもちながら、切り立ったフロントマスクや車体後端まで高さを保つ天井が特徴。つまり、アウトドアギア的なSUVのプロポーションなのだ。

切り立ったフロント部分は運転席からボンネット先端の位置を捉えやすく、取り回しのしやすさに寄与している。また、後席に座ったときの頭上空間に余裕があり、荷室開口部は高さ約932ミリ、幅約1,110ミリを確保。奥行きは後席の背もたれを立てた状態でも約840ミリと、このサイズでは十分すぎる広さだ。

荷室の床は深さもあり、とても積みやすい。広くはないが床下収納も付く。

こちらは後席の背もたれをたたんで純正アクセサリーを装着した状態。車中泊は難しいが、積載に関しては申し分なし。

必要十分な機能と装備で安さを実現

タッチパネルではなく物理スイッチを多用したシンプルな操作系は、フィールドでも使いやすい。また水平基調のデザインは、不整地での走行で車体の傾きを実感しやすいメリットも。

アウトドアで使いやすさを発揮するパッケージングのWR-V4WDなら悪路もすいすい走れると期待してしまうが、残念ながら発売される3グレードはすべて前輪駆動車。とはいえ最低地上高は195㎜と余裕があるので、未舗装路での走行で不安になることは少ないはずだ。パワーユニットは1.5リッターのガソリンエンジンのみで、ハイブリッド車の設定はなし。こうした割り切った設定により、¥2,098,800~¥2,489,300からという手ごろな価格帯になっている。

昨今、日本で販売されるクルマは多機能で先進技術を積極的に取り入れたモデルが増えている半面、全体的に価格が上昇しているのは否めない。軽自動車でも200万円超えが珍しくないなか、WR-Vの値ごろ感は大きな魅力だ。実はこの新型SUV20236月からインドで販売されている(現地名は「エレベイト」)。元々が、豪華装備の高性能・高機能よりも実用性が重視されるマーケットに向けて開発されているクルマだから、日本ではことのほかお買い得に感じられるのだ。

「何を重視するか」で選ぶ時代の魅力的な選択肢

後席は頭上空間だけでなく、足元にも余裕がある。座面を跳ね上げるチップアップ機能は付いていない。

内外装の作りに低コストな印象は薄く、アウトドアで気を使わずに乗りたい派にはむしろちょうどいい。安全運転支援機能については、ハンドブレーキ仕様につきオートブレーキホールド(信号待ちなので停止した際に自動的にサイドブレーキがオンになる機能)がなく、ACC(アダブティブクルーズコントロール)の渋滞時追従機能はあっても完全停止はできないが、それでも遠出の安心感を高める技術は多数搭載されている。

ホンダがヴェゼル、ZR-Vに加えてコスパ重視のWR-Vを日本で販売する意義は大きい。どれが優れているのかではなく、何を重視するかというユーザーの多様な意識に配慮したSUV戦略は、アウトドアを愛する私たちにも大きな恩恵をもたらすこと確実だ。

お問い合わせ先
TEL:0120-112010(ホンダお客様相談センター)

ホンダ公式ウェブサイト

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