オーストラリアの熱帯都市ダーウィンで、ヤシの並木ウォーキングを楽しんだ | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海外の旅

2023.11.11

オーストラリアの熱帯都市ダーウィンで、ヤシの並木ウォーキングを楽しんだ

今回はヤシの並木の見えるウォーキングコースをご紹介。80年代のシティーポップのレコードジャケット風に撮影してみました。

今回はヤシの並木の見えるウォーキングコースをご紹介。80年代のシティーポップのレコードジャケット風に撮影してみました。

どうも。オーストラリア在住ライターの柳沢有紀夫です。以前オーストラリアのノーザンテリトリーの州都ダーウィンにある街の目抜き通りのすぐそばのウォーキングコースを紹介しました(「オーストラリアの熱帯都市ダーウィンで、断崖絶壁&絶景ウォーキングを満喫したぞ」)。「断崖絶壁の上」なので広大な「ダーウィン湾」を一望できるウォーキングコースです。

今回紹介するのは同じダーウィンでも「ビーチ沿い」のコース。最後には、熱帯らしい「ヤシの並木」を訪れる往復で4.5kmほどの道のりです。

出発は早朝。これが熱帯でのウォーキングの基本です。以前書いたトレス海峡諸島の「木曜島」でのウォーキングは午後2時前後で暑かったな。

出発は早朝。これが熱帯でのウォーキングの基本です。以前書いたトレス海峡諸島の「木曜島」でのウォーキングは午後2時前後で暑かったな。

そのコースがあるのは、ダーウィンの街の中心地から少し離れたエリア。といっても、わずか23kmで、夜市が立つことで有名な「ミンディルビーチ」や「ノーザンテリトリー博物館・美術館」、「ゴルフコース」や「ミンディルビーチカジノリゾート」があり、この街で数日過ごす観光客ならほぼ必ず訪れるリゾートエリアです。

その日、私が泊まっていたのもその「ミンディルビーチカジノリゾート」なのですが、プールを囲むようにして宿泊棟があります。そして、1階にあった私の部屋のバルコニーからは、そのままプールに入れます。

ふと「玄関開けたら2分でごはん」というテレビCMを思い出しました。…若い皆さん、意味不明ですみません。

ふと「玄関開けたら2分でごはん」というテレビCMを思い出しました。…若い皆さん、意味不明ですみません。

最近のリゾートホテルでは、淵の上を水が流れるようにすることでそれがないように見せる「インフィニティープール」が一つのトレンドになっていますが、この「プール直結バルコニー」もなかなかのアイディアだと思いました。

熱帯ならではの海沿い早朝ウォーキング

さて、とにかくウォーキングに出かけましょう。テニスコート脇の大きな通りから「ミンディルビーチ(Mindill Beach)」方面に左折したところにちょっとした公園があるのですが、そこでこんな巨木を発見。イチジクの一種だと思います。

「パイレーツオブカリビアン」のイカ船長(正式名「デイヴィ・ジョーンズ」)のような幹。どうでもいいですがあれを見てしばらくはイカゲソやイカの塩辛を食べられなくなったのは私だけではないはず。

「パイレーツオブカリビアン」のイカ船長(正式名「デイヴィ・ジョーンズ」)のような幹。どうでもいいですがあれを見てしばらくはイカゲソやイカの塩辛を食べられなくなったのは私だけではないはず。

すぐに左手に現れてくるのがミンディルビーチです。

この丘というか砂が盛り上がったところを超えたところがビーチです。

この丘というか砂が盛り上がったところを超えたところがビーチです。

まだ日の出前のミンディルビーチ。人っ子一人いません。……いや、前の画像に写っていたか。笑

まだ日の出前のミンディルビーチ。人っ子一人いません。……いや、前の画像に写っていたか。笑

波打ち際でビーチウォークを楽しんでいる人もいるのですが、ダーウィンのビーチにはイリエワニや毒クラゲが生息しているので遊泳禁止。いつイリエワニが出現しないかとビクビクしながら歩くのも嫌なので、絶対安全な遊歩道に戻ります。

ノーザンテリトリーは先住民族である「アボリジナル」(かつての呼び方「アボリジニ」は差別的なニュアンスがあるということで最近は用いないようになっています)がたくさん住んでいることもあり、遊歩道脇の柱や看板にも彼らの作風のイラストが見られます。

カニですカニ? 相変わらずオヤジギャグです。

カニですカニ? 相変わらずオヤジギャグです。

あっ、先住民「アボリジナル」のアートと言えば、このミンディルビーチ沿いの通りでは4月末から10月の間にかぎり、毎週木曜日と日曜日の夕方4時から9時まで「ミンディルビーチサンセットマーケッツ」という青空マーケットが開催されて、彼らのアートやクラフト作品も売られています。私が最後に訪れたのはもうだいぶ前ですが、そのときの写真もいくつかご紹介しましょう。

絵の具で点々に塗る点描画(ドットペインティング)は彼らの特徴的な画法のひとつです。

絵の具で点々に塗る点描画(ドットペインティング)は彼らの特徴的な画法のひとつです。

ブーメランはじつはアボリジナルの狩猟の道具だってご存じでしたか?

ブーメランはじつはアボリジナルの狩猟の道具だってご存じでしたか?

先住民以外の地元のアーティストのアートやクラフト作品が売られていたり。

先住民以外の地元のアーティストのアートやクラフト作品が売られていたり。

もちろんグルメも楽しめます。

もちろんグルメも楽しめます。

ミンディルビーチマーケットの全景は、こんな感じ。公式サイトによると200以上の屋台が出るそう。

かなりにぎわっていますね。夜になるとライブパフォーマンスなどもあるようです。

かなりにぎわっていますね。夜になるとライブパフォーマンスなどもあるようです。

というわけで、今回のウォーキングコース、私は早朝に楽しみましたが、夕方からスタートして夕陽鑑賞とマーケット散策をあわせるのもおすすめです。ただし夕方でも早朝よりは暑いので、水分補給などの暑さ対策はお忘れなく!

ミンディルビーチを超えると、高さ10メートルほどの丘になっています。

心地よい展望台もあります。ここから見るダーウィン湾も絶景です。

心地よい展望台もあります。ここから見るダーウィン湾も絶景です。

その先にはダーウィンハイスクール(中学高校)があるのですが…なんと学校の敷地とまわりを隔てる柵がない!?こういうところだと盗んだバイクで走り出したくなったりしないのかなと、ふと思いました。…若い読者のみなさん、また意味不明のネタですみません。

さらに進んで、ノーザンテリトリー博物館・美術館の脇を通り抜けます。基本的には左手にずっと海を見ながら進みます。

今回はアリススプリングスの記事のようなガイド氏は同行していないので、つい見知らぬ誰かの背中に「友情出演」をお願いしたくなります。

今回はアリススプリングスの記事のようなガイド氏は同行していないので、つい見知らぬ誰かの背中に「友情出演」をお願いしたくなります。

そしていよいよ、今回の目的地であるベステイズピーチの駐車場に到着です。

朝日に照らされるヤシ。

朝日に照らされるヤシ。

ヤシの木々が並んで生える姿。これぞ熱帯ならですよね。

ヤシの木々が並んで生える姿。これぞ熱帯ならですよね。

これはボートランプ。牽引車にボートを載せてここまで運んできて、ここから船出するための施設です。もちろん「マイボート」を港に係留している人もいるのですが、自宅の庭などに置いておいて、行きたいところにあちこち連れて行くという人が多いです。

これはボートランプ。牽引車にボートを載せてここまで運んできて、ここから船出するための施設です。もちろん「マイボート」を港に係留している人もいるのですが、自宅の庭などに置いておいて、行きたいところにあちこち連れて行くという人が多いです。

この先まだ遊歩道は続くのですが、なにしろ場所は熱帯。日が昇りきらないうちに帰ることにしましょう。基本的には来た道を戻るのがいいと思います。別ルートで車道脇の歩道もあるのですが、日差しを遮るものがないので…。今度は右手にビーチを見ながら歩きます。

遠くに見えるのがリゾートホテルの建ち並ぶエリア。

遠くに見えるのがリゾートホテルの建ち並ぶエリア。

で、来たときはミンディルビーチの途中から入ったのですが、帰りは最後まで突き進んでみました。

海沿いのベンチ。西向きなので夕陽鑑賞の特等席ですね。

海沿いのベンチ。西向きなので夕陽鑑賞の特等席ですね。

ポツンと生えていました。並木もいいですが、孤高の存在も味があります。

ポツンと生えていました。並木もいいですが、孤高の存在も味があります。

旅先での朝食はエッグベネディクトにスモークサーモンを加えた「エッグロワイヤル」が最近のお気に入りです。

旅先での朝食はエッグベネディクトにスモークサーモンを加えた「エッグロワイヤル」が最近のお気に入りです。

朝ごはんがさらにおいしくなるのも、早朝ウォーキングのいいところです!

ミンディルビーチカジノリゾート(Mindil beach casino resort

https://www.mindilbeachcasinoresort.com.au/

ミンディルビーチサンセットマーケッツ(Mindil beach sunset markets)入場無料

https://mindil.com.au/

ノーザンテリトリー政府観光局

https://northernterritory.com/jp/ja

私が書きました!

オーストラリア在住ライター(海外書き人クラブ)
柳沢有紀夫

1999年からオーストラリア・ブリスベン在住に在住。オーストラリア関連の書籍以外にも『値段から世界が見える!』(朝日新書)、『ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか?』(新潮文庫)、『日本語でどづぞ』(中経の文庫)、『世界ノ怖イ話』(角川つばさ文庫)など著作も多数。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブのお世話係https://www.kaigaikakibito.com/

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