トヨトミの無骨なストーブ「GEAR MISSION RR-GE25」の6つの魅力 | 暖房器具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.11.06

    トヨトミの無骨なストーブ「GEAR MISSION RR-GE25」の6つの魅力

    芝生の上にRR-GE25が置かれている。

    私物のRR-GE25。カラーはオリーブグリーンです。

    冬キャンプをぬくぬくで過ごすために欠かせないのが、石油ストーブなどの暖房器具。

    今回ご紹介するのは株式会社トヨトミから販売されている「GEAR MISSION RR-GE25 (以下、RR-GE25 )」です。

    キャンプに映える武骨な見た目と、扱いやすい機能性が魅力のこのストーブ。

    冬キャンプ用に暖房器具の購入を考えている方は、ぜひ参考にして下さい。

    RR-GE25のスペック

    対流形ストーブ

    RR-GE25 は対流形のストーブ。対流形ストーブとは中心の炎から、ストーブの周り360度を放射状に暖めるタイプのものを指します。

    室内で使用する場合、部屋の中心に置けば効率よく部屋全体を暖めることができます。

    RR-GE25の暖房目安は、木造(戸建)なら7畳まで、コンクリート(集合)なら9畳までとされています。

    そのため、大きめのリビングには向きませんが、小さめの部屋なら難なく暖められる性能があります。

    キャンプで使う場合はストーブの周囲が暖かくなるため、周りに椅子を置いてストーブを囲んで暖まるのがおすすめです。

    電子点火式

    RR-GE25 の中におさまっている単2電池が見える。

    カバーを外して内側に単2電池を4つ入れると、電子点火装置が使用できます。

    RR-GE25は電子点火式の着火方法を採用。

    点火つまみを右いっぱいに回した状態を維持すると、ピーッという音がして放電し、芯に火がつく仕組みです。

    使用には単2電池が4本必要になります。

    安全性に配慮した設計

    RR-GE25は安全性に配慮がなされたストーブです。

    耐震自動消火装置の機能が付いており、強い衝撃が加わった場合や地震の際には、自動的に消化する仕組みになっています。

    さらに、タンクは2重構造で、灯油がこぼれにくいです。

    そのため、万が一ストーブを倒してしまった場合も火事のリスクを軽減してくれます。

    RR-GE25の6つの魅力

    1.見た目がかっこいい

    GEAR MISSIONシリーズは、「無骨なアウトドアライフスタイル」をコンセプトに掲げたブランドです。

    リリースされているギアのどれもが武骨で、長く愛着を持って使用できるデザインになっています。

    RR-GE25も例外ではなく、カラー展開はトレンドを押さえたオリーブグリーンとコヨーテブラウンの2色展開。

    どちらのカラーも、キャンプサイトになじみやすいカラーです。

    無駄のないデザインや、ミリタリーを意識した印字の字体も魅力です。無骨なテイストが好きな人には、たまらない雰囲気があります。

    特にバップテントなどの軍物のテントや、使い古したアイアンのギア、煤で汚れたクッカーなど、エイジングを楽しむギアとの相性抜群です!

    2.着火がかんたん

    つまみ部分のアップ。

    つまみを右に回した状態を維持すると、かんたんに着火ができます。

    無骨な見た目とは相反して、RR-GE25の着火方法は電子点火方式。

    芯に直接着火するタイプのストーブのように、マッチやライターなどを使う手間はありません。

    はじめて石油ストーブを使う人でも、速やかに着火ができます。

    なお、ストーブのカバーを持ち上げて、ライターなどで直接着火も可能です。万が一電池が切れてしまった場合も安心ですね。

    3.間接照明になる

    ガラス部分のアップ画像。

    ガラス部分がレインボーに光ります!

    RR-GE25のガラス部分には、特殊なレインボー加工が施されています。

    そのため、燃焼中は炎が7色に浮かび上がり、幻想的な間接照明になります。

    フェアハンドランタンなどのオイルランタンと同程度の光量がある印象でした。

    手元を照らすのには向いていませんが、テントサイトの雰囲気をアップするのには一役買ってくれますよ。

    4.調理に使用できる

    天板部分のアップ画像。

    天板部分。使用する際は風などで上に乗せた調理器具から中身がこぼれたり、ストーブごと倒れると危険なので、十分に注意しましょう。

    RR-GE25の天板部分は燃焼中に熱くなるため、クッカーを使っての調理やケトルを使っての湯沸かしが可能です。

    ただしバーナーと比べて火力は強くはないため、焼きや炒め調理には向いていません。

    じっくりと火を通す、おでんやシチューなどの煮物料理はおいしく調理ができます。

    5.小型で持ち運びやすい

    RR-GE25の寸法は、高さ480mm×幅388mm×奥行き388mmです。

    身近なものでたとえると、高さは新聞の縦方向よりも7cmほど低く、直径は新聞の横方向よりも2cmほど小さい、といったサイズ感。

    ストーブとしては小型なので、車への積み込みがしやすいというメリットがあります。

    灯油を抜いた状態で6.2kgと、少々重量がありますが、上部には持ち運び用のハンドルがあるため移動は容易にできますよ。

    6.キャンプに十分な燃焼時間

    RR-GE25は燃料の灯油をタンクにいっぱい(最大容量4.9L)まで入れた状態で、火力最大で約20.2時間、火力最小で約40.2時間の燃焼が可能です。

    著者が1泊2日のキャンプに出かけた場合、起きている時間に最大火力で使用しても、燃料を補給することなく連続使用ができました。

    普通の1泊2日キャンプならば、小型の5L灯油タンク1つを持って行くだけで十分でしょう。

    5L灯油タンクは小型なので、そのぶん積載スペースの節約ができる点もメリットです。

    GEAR MISSION RR-GE25使用時の注意点

    GEAR MISSION RR-GE25に限らず、石油ストーブは締め切ったテント内での使用は厳禁です。

    一酸化炭素中毒のリスクがあります。

    風通しの良い2ルームテントのリビング部分や、難燃性のタープの下などで使用しましょう。

    GEAR MISSION RR-GE25はキャンプで使えるストーブ

    RR-GE25はワンタッチで点火ができる点、間接照明としても使える点など、魅力が満載のストーブです。

    安全性にも配慮が行き届いているため、小さいお子様のいるファミリーキャンパーの方や、これから冬キャンプデビューを考えている方にもおすすめです。

    ぜひ、この冬はRR-GE25を導入し、快適な冬キャンプを楽しんでくださいね!

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。インスタはこちら

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