ダイソーのマットでキャンピングカーが快適化!新たな就寝スペースをDIYしてみた | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2023.10.27

ダイソーのマットでキャンピングカーが快適化!新たな就寝スペースをDIYしてみた

キャンピングカー外観

ユーザーが工夫を凝らす「快適化」

動くたびに頭をぶつけたり、電気が足りなくなって慌てたり。「自宅とは違う」けれども「その不便が楽しい」キャンピングカー。

中でも用途にぴったりの生活便利グッズを発見したり、DIYで試行錯誤したりという「快適化」は興味が尽きない活動です。一般的には購入時の状態を保った方が売却時の査定に有利と言われますが、せっかく所有したなら自分好みにアレンジしたいもの。

とくに不便や不満を軽減する工夫は積極的に行いたいです。今回、前々から感じていた問題点を解消すべくちょっとしたDIYをしてみました。そのビフォー&アフターレポートです。

ダブルベッドへの不満

スペースの限られたバンコン(バンをベースに、おもに車内に架装を施したキャンピングカー)では常設ベッドのないモデルがほとんどで、走行時にシートとして使う部分を展開してベッドにします。

私のクルマの後部座席も走行時は横向きロングシートになっており、そのままでも腰かけて食事をしたり、シングルベッドのように使ったりできます。ひとり旅ならこれで十分。

キャンピングカー内装

もし二人以上で使うなら、マットを敷き詰めることでフルフラットのフロアベッドが誕生するレイアウトです。

キャンピングカー内装

展開すると横幅140cmほどの広々ベッドが登場。これはシングルユースならごろごろと寝返りが打てるほどの広さ。家庭用のダブルベッドと同じサイズですから、デュオでもゆったり使えます。しかし、不便な点もありました。

キャンピングカー内装

屋根は立体駐車場の利用を考慮した標準ルーフ。もとから人が立ち上がる高さはないのですが、ダブルベッド・モードにすると座面の高さがそのまま生活空間となり、天井が非常に低く感じます。

あぐら、体育座りはできますが、立ち上がることや足を下ろすことは不可能。カプセルホテルほどのサイズの場所で、複数人が「お座敷スタイル」で生活することをイメージしてもらえると近いでしょう。

キャンピングカー内装

広いベッドは魅力ですが、クルマに乗り込むときにかなりの高さとなることや、中腰になれないため着替えが不便であることなど、身動きのしにくさがデメリットでした。

そこで注目したのがベッドの下の通路スペース。今回はこの床面を使って就寝場所が作れないかDIYにチャレンジしてみたいと思います。

キャンピングカー内装

ダイソーのジョイントマットでDIY

あくまで床ですから、そのまま寝るには硬すぎます。キャンプマットを敷く、エアマットを敷くなどいろいろ考えましたが、幅70cmほどという中途半端な空間である上に、車内はシンプルな長方形ではなくあちこちに凹凸があります。

そもそもクルマという特殊な空間に機能を凝縮しているキャンピングカーは、一直線になっている部分の方が少ないほど。特注品でもない限り、しっかりサイズが合う敷物は見つかりにくいです。

そこで100 円ショップ「ダイソー」のジョイントマットを購入しました。厚さ1cmと薄手ですが、9枚入りで税込440円の手頃な価格です。

フロアマット

サイズは1枚につき33cm×33cm。住宅だとワンフロアに敷き詰めるにはかなりの枚数が必要ですが、すべての規模が小さいキャンピングカーでは2枚を並べるだけで通路が埋まりました。

フロアマット加工の様子

この商品、凹凸をかみ合わせてジグソーパズルのように複数枚をつなげることが可能。逆にヘリのパーツをつければ、直線的な四角形にもなるんです。この汎用性がありがたい。

フロアマット加工の様子

さらに、クッション素材はハサミで簡単にカットが可能。特別な技術・工具・設備がなくても加工しやすく、失敗しても気軽に買い足せるのは100円ショップの強みです。

フロアマット加工の様子

カットして組み合わせることで、複雑な形になっているキャンピングカーの車内にもぴったり収まりました。

フロアマット加工の様子

FFヒーターの吸排気口をふさぐと危険なので、そこは慎重に避けて敷き詰めます。

フロアマット加工の様子

余ったマットはスクエアになるようヘリをつけて、荷物置き場のクッションにしました。

フロアマット加工の様子

通路となっている部分に敷き終わりました。さらにここに布団を敷きたいのですが、家庭用の敷布団では大きすぎて入りません。

フロアマット加工の様子

そこでベビー布団を購入。約120cm×70cmで展開されているベビー布団は、わずか70cmほどしかなかった空間にシンデレラフィット!

もう少し大きなスペースならキッズ布団、ジュニア布団も使えると思います。量販店では安価なものも多く、フルサイズではない寝具をお探しなら一見の価値ありです。

キャンピングカー内装

大人が寝るには長さが足りないですが、足元なら気にならないでしょう。クッションなどを置いたら、くつろぎ空間になりました。

DIYをしてよかった点と注意点

結果として本来のベッドにひとり、下段にひとり就寝できるようになり、簡易2段ベッドのようになりました。就寝定員に認められる正式なベッドではないのですが、実用には足りそうです。

キャンピングカー内装

このレイアウトにはいくつかの利点がありました。シングルベッド2台のような形になったことで、同乗者を気にせず自由に起き上がったり寝返りを打ったりできること。ズボンをはきたいときなど、中腰の姿勢を取れるようになったこと。低床になりクルマの乗り降りがしやすくなったこと。通路を残せるので車両後部のトイレに行きやすくなったこと。

逆に注意した方がよさそうなのが衛生面。もとから車内は結露が発生しやすく、人が一晩寝ると窓ガラスにびっしり水滴がつくほど。マットと床とのあいだにカビが生えないように、敷きっぱなしは避けた方がよさそうです。

フロアマット

また、車内の暑さにも注意した方がよいでしょう。マットが溶けたり、貼りついたりしないように注視したいと思います。

大容量の収納として使えていたベッド下スペースがなくなったため、収納の変更も必要となりました。とくに外靴など、すぐ使うもので、かつ床に置いておきたいものの定位置には困りました。暫定措置としてウォールポケットでぶら下げる形にしました。

キャンピングカー内装

加えて、床面の差込口がふさがることでテーブルを立てられなくなったり、マットの厚みが邪魔をしてダブルベッド展開のための脚を引き出せなくなるという欠点もありました。まさに「あちら立てればこちらが立たぬ」で、すべてがトレードオフの関係になっているキャンピングカーの特性を再認識します。

ただし、接着せず敷いてあるだけなので分解も簡単です。私の場合はめったにないのですが、二人乗りをしたいときには当面この形でいこうと思います。みなさんもどうぞ楽しいDIYを!

私が書きました!
フリーライター
SAYA
グルメ、トラベル、車中泊、クルーズなどの記事を執筆しているフリーライターです。バンコンタイプのキャンピングカーで全国を巡っています。太陽も昆虫も苦手なインドア派ですが、車中泊×観光の組み合わせに無限の可能性を体感中。車を拠点にした遊びの話題をお届けします。

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