暖かいダウンをもっと暖かくする仕組み
ダウンジャケットは、内側のダウン(羽毛)に暖かい空気をためこんで保温する仕組みだから、外からの冷気を遮断できれば、もっと効果が高まる。
表側は、生地を足して冷気を遮断
モンベルの「コロラドパーカ」は、そうした考えに基づいて、ダウンを挟む生地の外側にもう一枚生地(40デニールのナイロン・タッサー)を加えている(三枚指し構造)。それによって、表側(上の写真、カーキ色)では、ダウンジャケット特有のキルトパターンが見えないようになっている。
裏側は、ダウンが抜けにくいキルト
これを裏返すと、下の写真のようなキルトパターン有りの紺色となる。
こちらは一般的なダウンジャケットに見えるが、実はちょっとした工夫が隠されている。キルトパターンになってはいるが、特殊な加工によってステッチ(縫い目)がないので、内部のダウンが抜けにくくなっている。
状況に合わせて表と裏を使い分けできる
単に裏表で色が違うだけのファッション的なリバーシブルではなく、機能の裏付けがあるアウトドア的なリバーシブルといえる。風の強い日は表側を外側にして着用し、風のない日や室内では裏側を外側にして着用するという使い分けがおすすめだ。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
コロラドパーカ/モンベル 26,950円(税込み)
https://www.pal-shop.jp/item/A55311005.html