アメリカのロングトレイルハイキングの影響からか、日本でも傘を使うハイカーが増えてきた。
ハイキング用の傘として第一候補に上がるのは、コンパクトかつ軽量なアウトドア用の折り畳み傘だと思うが、ちょっと立ち止まって“長傘”も検討していただきたい。たとえば、この「スウィングバックパック」はいかがだろうか。
「スウィングバックパック」の特長3つ
生地が伸びて、バックパックが濡れない
長傘は、折り畳み傘にくらべて直径が大きくて濡れにくいという利点があるが、「スウィングバックパック」は生地が伸びるから、もっと濡れにくい。
どういうことかというと、生地の一部が二層になっていて、傘を開くとそのうちの一層がグイーンと伸びる。直径100cmが110cmに伸びて、背中のリュックを覆ってくれる。
おまけに、紫外線保護指数(UPF)は最高値の「50+」なので、日傘としても有効だ。
グラグラしない、握ってて疲れない
全長(高さ)にも注目してほしい。折り畳み傘は短いので頭上が窮屈だが、「スウィングバックパック」は76cmという高さがあり、窮屈さを感じない。
しかも、シャフト(中棒)に伸び縮み機構がないおかげで、傘がよく安定する(折り畳み傘ってどうしてもグラグラしますよね)。構造がシンプルゆえの安定感と頑丈さが長傘の利点だ。
また、折り畳み傘のハンドルは短く小さいものが多く、握るのに力が必要だが、これは十分な太さと長さがあって疲れにくい。
全長が長いということは、仕舞寸法が長いということだからデメリットでもあるのだが、リュックにサイドポケットがあれば、そこに差し込めむことができる。ベルト付きのケースが付いているので、バックパックに装着したり、肩から掛けたりすることもできる。
「ケース付き長傘」で脱・傘袋
ケースについては、とくに街で使うときに力を発揮すると思う。折り畳み傘は、閉じたり開いたりして水滴を飛ばすことが難しいから、畳んで袋にしまうときに、どうしても手がびしょ濡れになったり、服が濡れたりする。「スウィングバックパック」は、テフロン加工のポリエステル生地だから水はじきは良好。パパッと水を払って、ほとんど手を濡らさずにケースに収納できる。
現在のところ、長傘は店に入るときは薄いビニール傘袋に入れるのがマナーとなっているが、レジ袋からエコバックへと変わりつつある今、袋の大量消費がいつまでも続くとは思えない。ケースは、底以外はメッシュなのでビニール袋ほどの防水性はないとはいえ、まわりを水浸しにする心配はない。
本格的なマイケース(エコ傘袋?)時代が来る前に、ケース付き長傘を取り入れてみませんか。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
スウィングバックパック シルバー/EURO SCHIRM(ユーロシルム) 9,680円(税込み)
https://www.pal-shop.jp/item/A55308007.html