さまざまなアウトドアグッズを、お手頃価格で販売しているダイソー。
そんなダイソーから、今回は税抜500円で買えるウッドラックをレビュー。サイズや素材の紹介はもちろん、組み立て方やキャンプでの使い道などもご紹介します。
500円で買えるダイソーのウッドラックとは?
レビューするのは、“500円で買えるウッドラック”として話題の「木製マルチラック2段」。
ダイソーのリビング収納のコーナーに置かれていて、通常は室内で使用する商品のようです。とはいえ、ベランピングや、身近で行うキャンプシーンでも使えるコンパクトなラックです。
色は、ナチュラル(無塗装)と茶色が販売されており、今回筆者はナチュラルを購入しました。
木製マルチラック2段を徹底レビュー!
まずは、木製マルチラックのサイズ・素材・見た目を詳しく紹介していきます。
サイズ
パッケージよると、サイズは横45cm、奥行き26cm、高さ29cmとなっています。
使いやすいオープンラック、さらに2段になっているので、サイズの割に収納力が高い造りとなっています。
素材
パッケージにもあるとおり、素材は桐。
天然素材なのでパーツによって若干色味に違いがあり、ひとつひとつ木目も異なるので、ナチュラルな風合いが楽しめます。
また非常に軽く、完成品でも片手で軽々と扱うことができます。
ただし、パーツには少しささくれたり欠けたりしている箇所もあったため、気になる方はヤスリなどで磨いてから使用しましょう。
見た目
見た目はナチュラルな風合いで、インテリアとしてはもちろん、屋外で使用してもなじみます。元々が白っぽいので、好きなカラーに塗装してみるのもいいかもしれませんね。
棚板は上下ともにすのこ状になっているため、小さな物を置きたい場合は別途板を取り付けるなど工夫する必要があります。
また、完成品の下棚は地面から約10cmの高さになります。アウトドアシーンで、直接地面に置きたくないものを整理しておくラックにするのもいいでしょう。
ダイソーのウッドラックを組み立ててみた!
それでは、実際にダイソーのウッドラックを組み立ててみます。
セット内容は
- 上棚×1
- 下棚×1
- 長脚×4
- 短脚×4
これのみなので、非常にシンプルです。ドライバーなどの工具は不要で、組み立て方の説明も2ステップのみ。したがって、誰でも簡単に完成させられるでしょう。
では、さっそく作っていきましょう!
まずは上棚をひっくり返して、こちらの穴に長脚を回し込んでいきます。
特に力を入れることもなく、手で簡単に取り付けられました。
4本すべての長脚を取り付けると、写真のような感じに。
4本の長脚の上に下棚を取り付けたら……。
今度は下棚の穴に短脚を回し込んでいきます。
こちらもクルクルと回し込むだけで簡単に取り付けられました。
4本すべての短脚を取り付けたら、あとはひっくり返すだけ。
組み立てにかかった時間は、なんと約3分ほど。特に難しい作業はなく素材も軽いので、力の弱い方でも簡単に組み立てることができます。
キャンプでの使い道は?
こちらのウッドラックを、実際にキャンプ場で使ってみました。
キャンプ飯を多く作るため、調理器具をたくさん持っていく筆者。そこで、このウッドラックをサイドテーブル兼調理器具置きとして使用しました。
ナチュラルな色合いでサイトを選ばないのはもちろん、上下2段あるのでなかなかの収納力を発揮します。
棚はすのこ状になっているので、シェラカップなどを引っ掛けることもできて便利!
ただし、耐久性には少々不安が。スキレット程度なら問題なく置くことができ、脚をきっちり取り付けておけばグラつきもありません。
とはいえ、パッケージや公式ホームページには耐荷重の記載がなく、素材も軽くて決して作りが頑丈だとは言えません。
そのため、あまりに重たい物を乗せるのは避けた方がよさそう、というのが筆者の正直な感想です。
このように、サイズ的にはちょっとしたテーブルとしての利用も可能ですが、当然そのままだとカトラリーや調味料のボトルなどの小物は、隙間から落ちてしまいます。
サイドテーブルとして活用したい場合は、やはり別途板などを上に乗せて利用するのがいいでしょう。
500円のウッドラックはコスパ抜群だった!
今回はダイソーで税抜500円で買えるウッドラックをご紹介しました。
若干耐久性に不安が残るものの、簡単に作れて、軽くコンパクトなのに収納力はなかなかと、ワンコインとは思えないコスパでした。手早く組み立てられるので、キャンプ場へはパーツをバラバラにしたまま持っていくと利用しやすそうです。
お近くのダイソーに立ち寄ったときは、ぜひチェックしてみてください!