円筒形と比べて使いやすいポイントとは?
市場に出ている水筒の多くは円筒形だが、バッグにしまうときや家の収納ケースにしまうときは、四角いほうがデッドスペースができにくい。500ml程度の小さいものならたいして差は出ないだろうが、1Lという大きさになるとずいぶん差が出るはずだ。
アメリカ、カンザス州の「Hayes Tooling and Plastics(ヘイズ ツーリング アンド プラスチックス)」が作る「バックパッカーカンティーン」は、大きな弁当箱のような平たい長方形をしている。
飲み口の部分だけが出っ張らないように、容器の肩の部分も出っ張っているのが特徴。なるべく少ないスペースで、なるべく多くの水を運ぼうという切実な意図が感じられる。
ボトルの表面には滑り止めらしき縦の突起。蓋は開いたときに落とさないようにホルダー付き。素材は肉厚の高密度ポリエチレン製。実用に徹したつくりとなっている。
![飲み口](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/hayes_004-e1680679614650.jpg)
蓋はねじ式。蓋を落とさないようにホルダー付き。
同社のアイテムでもうひとつ注目なのが、容量118mlのオイルボトル。ボトルに書かれた説明を読むと、銃などの武器のための潤滑油用だが、日本のアウトドアユースならば、アルコールストーブ用のアルコールを入れるのによいだろう。
小さなペットボトルでもよいかもしれないが、これもまた円筒形より平たい形のほうが省スペースになる。しかも、細口なので、こぼさずに適量を注ぎやすい。
小学館の通販メディア「小学館百貨店」では、この水筒とオイルボトルをセットで販売。合わせて税込み2,475円というお手頃価格だ。
![オリーブ色](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/hayes_001-e1680679476936.jpg)
水筒もオイルボトルも「オリーブ色」のセット。いかにも軍用というカラーだが、ヘイズ社の商品は実際に米軍に納入されている。
![黒色](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/hayes_002-e1680679508515.jpg)
こちらは水筒が「ブラック」のセット。
![キャップの表面](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/hayes_005-e1680679575435.jpg)
蓋の表面に刻印された「MADE IN U.S.A.」。ヘイズ社は1954年創業のカンザス州のメーカーで、プラスチック製品を専門とする。
![ボトルから水](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/hayes_006-e1680679676864.jpg)
オイルボトルは透明のキャップをゆるめると中身が出てくる仕組み。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
バックパッカーカンティーン/Hayes(ヘイズ) 2,475円(税込み)
https://www.pal-shop.jp/item/A55305009.html