ただのカラビナじゃない!ナイトアイズの「Sビナー」&「Gカラビナー」の魅力と活用法 | アウトドア雑貨・小物 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.03.21

    ただのカラビナじゃない!ナイトアイズの「Sビナー」&「Gカラビナー」の魅力と活用法

    ナイトアイズのカラビナが並んでいる。

    筆者私物。

    今回は、アメリカのアウトドアグッズを製造しているブランド、NITE IZE(以下、ナイトアイズ)から販売されているカラビナ「Sビナー」と「Gカラビナー」をご紹介します。

    実際に筆者はどちらもアウトドアで使用していますが、非常に使いやすく、おすすめしたい製品です。

    ナイトアイズのSビナーとGカラビナーの特徴、そしてSビナーのキャンプで役立つ使用方法をお伝えします。

    Sビナーの特徴

    著者がシリコンの袋を固定したSビナーを持っている。

    プラスチック素材のSビナー。

    Sビナーはアメリカで最も有名なアウトドア雑誌の一つである『BACKPACKER MAGAZINE(バックパッカーマガジン)』で、エディターズチョイス賞を受賞した製品です。

    エディターズチョイス賞では、過酷なフィールドでテストを行い性能を検証。その結果、「優れた道具である」と判断された製品のみが選ばれます。

    Sビナーと一般的な形状のカラビナが並んで置かれている。

    左がSビナー。右が一般的な形状のカラビナ。

    一般的なカラビナは開閉口が1ヶ所ですが、Sビナーは閉開口が左右に1ヶ所ずつあるのが特徴。これにより、ベルトやロープ等に固定する箇所と、小物を固定する箇所とを分けることができます。

    結果、一般的なカラビナよりも着脱がしやすくなるというメリットを持っています。

    Gカラビナーの特徴

    Gカラビナーの下部にたくさんの鍵が固定されている様子。

    その名の通りアルファベットの「G」の形をしたGカラビナー。

    Gカラビナーは、2段階の開閉口を採用したG型のカラビナです。

    紛失を防ぎたいものは下部に、カラビナから簡単に取り外せるようにしたいものは上部にと、2通りの使い方を1つのカラビナでできるのがGカラビナーの特徴です。筆者は上部にはマルチツールを、下部には鍵類をつけて使用しています。

    SビナーとGカラビナーの魅力

    SビナーとGカラビナーは、上記に挙げた特徴以外に以下のような魅力があります。

    (1)ゲート部分が壊れにくい構造

    カラビナのゲート部分を指でつまんで開けている様子。

    すべてのナイトアイズのカラビナは壊れにくいゲートを採用しています。

    一般的なカラビナはゲート部分と本体の接続部分にバネが入っています。そのため、使用を続けるうちにバネが緩んで壊れることがあります。

    ゲート部分のアップ画像

    ナイトアイズのカラビナはバネの役割をするゲートと本体部分だけでできている。

    その点、ナイトアイズのカラビナにはバネがなく、開閉口のゲート自体がバネの役割を担っています。そのため、従来のカラビナと比べバネが緩みにくくなっており、長く使用することができるのです。

    なお、壊れにくいとは言え、特にSビナーは極端に重いものには耐えられないため、使用の際は注意が必要です。耐荷重はサイズや素材によっても異なりますが、Sビナーの最も強度が高いものでは45kg、強度が低いものは1.4kgほどです。

    そのため、山岳用のカラビナとしてはおすすめできませんのでご注意ください。

    (2)選べる素材

    ナイトアイズのカラビナは、豊富な素材の選択肢があるのも魅力です。

    例えばSビナーは、以下の4つの種類から選ぶことができます。

    • ステンレス
    • アルミニウム
    • プラスチック
    • ブラスカラー(ステンレス)

    最初に発売されたステンレス素材は、最も人気があります。

    アルミニウム素材はステンレス素材よりも40%軽量化されており、美しいブルーのデザインなど豊富なカラーが特徴。

    プラスチック素材は、小さなものから巨大なものまでサイズが豊富なのが魅力です。

    ブラスとは、真鍮(しんちゅう)のこと。日本限定販売のブラスカラーは、高級感のある渋いゴールドカラーがかっこいい雰囲気を醸し出してくれています。

    (3)さまざまなサイズがある

    ナイトアイズのカラビナのパッケージの写真。

    大きさは#と数字で表示されています。

    ナイトアイズのカラビナはさまざまなサイズを取り揃えています。

    サイズは♯と数字で表示されており、数字が大きいほどサイズも大きくなります。

    例えばSビナーの最も小さな♯0.5はSDカードと同じぐらい、最も大きな♯10はバスケットボールくらいのサイズ感になります。

    キャンプで小物や鍵などを引っかけて使用するのには、♯2〜♯4のサイズが使いやすいと思います。

    先に示した4種類の素材・デザインによっては、取り扱いが無いサイズもあります。それぞれのサイズ展開を調べた上で、購入するようにしましょう。

    キャンプで役立つSビナーの活用方法2選

    ここからは、キャンプで役立つSビナーの活用法をご紹介します。

    (1)バックパックの外側に荷物を引っ掛ける

    バックパックにSビナーでカラビナが吊り下げられている。

    バックパックに道具を吊るす際、Sビナーは便利です。

    徒歩キャンプに出かける際など、荷物をバックパックの外側に引っ掛けるのにカラビナは便利な道具です。

    とはいえ、ゲートが1ヵ所のカラビナを使った場合、ベルト等の固定した場所と、接続した道具がゲート内で干渉してしまうことがあります。

    そのため、道具を外すためには上の写真のように、ゲートを開けやすい位置に“固定した場所”と“道具”をそれぞれ移動する、というひと手間が必要になります。

    その点、ゲートが両方向にあるSビナーを使えば、サッとバックパックから取り外せるので手間がかからないでしょう。

    バックのサイドポケットにボトルが入っており、サイドストラップで締められている。さらにSビナーで固定されている。

    道具はサイドストラップだけでなく、念のためSビナーでつないでおけば安心です。

    また、サイドポケットにテントのポールやボトルなどの道具を収納する方も多いことでしょう。

    一般的なバックパックにはサイドストラップが付属しているので、それを絞ることで道具をバックパックに固定することができます。ただ、行動中にサイドストラップが緩むことも考えられるため、サイドストラップで固定するだけでは万全とは言えないですよね。

    そこで、Sビナーでさらに道具を固定するのがおすすめです。Sビナーを使えば、取り外しの手間は少なく落下のリスクをなくせます。つまり、良いことだらけなのです。

    (2)ロープと組み合わせてギアを吊るす

    Sビナーでボトルやマグカップがロープに吊り下げられている。

    ロープに道具を吊るせばキャンプサイトの上部が有効活用できる。

    ロープをテントのポールや、キャンプ地の樹木の間に張って道具を吊るすと、キャンプサイトの上部スペースを有効活用できます。

    家庭内では上から道具を吊るすとき、S字フックをよく使うと思います。しかし、アウトドアでは風によって道具が落下する恐れがありますよね。

    そこで、Sビナーの出番です。S字フックのような形状ですが、ゲートがあるSビナーを使えば風にあおられても道具が落ちることがありません。

    ちなみに、樹木にロープをかける際は、樹木を傷つけないように必ず布などで養生してから行ってくださいね。

    ナイトアイズのカラビナは何個あってもいい

    以上、今回はナイトアイズのカラビナ2種類を紹介しました。

    Sビナーはサイズや素材が豊富です。そして、開閉口が2つあるため、一般的なカラビナよりもつけ外ししやすいのがメリットです。

    一方のGカラビナーは、固定したものが落ちにくいので、ベルトなどに鍵をしっかりとひっかけて持ち運びたいときにおすすめです。

    ぜひ、それぞれの使い方を工夫して、みなさんもキャンプや日常で活用してくださいね。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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