どんぐりを集めて熊野の森を守ろう!一風変わった森林保全プロジェクトの中身 | サスティナブル&ローカル 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • サスティナブル&ローカル

    2022.12.13

    どんぐりを集めて熊野の森を守ろう!一風変わった森林保全プロジェクトの中身

    る森林保全プロジェクト「三度(たびたび)」

    和歌山県田辺市に、“土砂災害での人的被害をゼロにする”というビジョンを掲げた「ソマノベース」という会社がある。土砂災害リスクの低い山林を増やすためにさまざまなプロジェクトを展開している中、このたび世界遺産である熊野古道沿いにどんぐり回収BOXを設置。熊野を訪れる観光客や企業、若者、地域住民が拾ったどんぐりを回収し、後に苗木として熊野地域に植林を行うという。

    地元住民や事業者はもちろん、観光客も自分ごととして参加してほしい

    このプロジェクトは「三度(たびたび)」と名付けられている。これはどんぐり拾いをすることで熊野の森林や文化に興味を持ってもらうこと。そしてプロジェクトが地域に関わる人々の橋渡しとなること、熊野三山や熊野から大和まで道案内をしたといわれる八咫烏が三本足であることなど、さまざまなところで「三」という数字が使われていることに由来している。熊野地域の住民や事業者、そして熊野古道等を訪れる観光客や企業、都市部の若者などの多くの人を巻き込むことで、自分事としてみんなで熊野の森を保全する。そんな願いが込められているのだ。

    田辺市の様々な木材を使用して作成された「どんぐり回収BOX」

    田辺市の様々な木材を使用して作成された「どんぐり回収BOX」

    どんぐり回収BOXは熊野の森の多様性を感じてもらいたいという思いから、田辺市の様々な木材を使用。田辺市各所に設置しているので、いつでもだれでもどんぐりを入れることが可能だ。

    参加はもちろん無料。誰でも参加できる。

    参加はもちろん無料。誰でも参加できる。

    現在設置されているのは「古道歩きの里 ちかつゆ」(和歌山県田辺市中辺路町近露1810-1)、「道の駅 紀州備長炭記念公園」(和歌山県田辺市秋津川1491-1)、「とがのき茶屋」(和歌山県田辺市中辺路町野中)。ほか今後「世界遺産 熊野本宮館」(和歌山県田辺市本宮町本宮100-1)、「滝尻王子」(和歌山県田辺市中辺路町栗栖川859)にも設置予定だという。各所のBOXはそれぞれ違った風合いを楽しめるよう、デザインにもこだわった。参加方法は拾ったどんぐりを入れるだけ。設置期間は2023131日までを予定しているので、訪れた際はぜひどんぐりを入れてみてほしい。

    ソマノベース
    https://somanobase.com/

     

    NEW ARTICLES

    『 サスティナブル&ローカル 』新着編集部記事

    【簡単&おしゃれ】手作りランプシェードのアイデア集|初心者OK・素材別の作り方ガイド!

    2025.10.12

    ローテーブルはハイテーブルにできる!簡単にできる方法を紹介!

    2025.10.12

    パラコードの編み方とは?一本でもアレンジ可能!

    2025.10.10

    草木染めのやり方と必要なものは?模様の付け方や適した素材も紹介

    2025.10.10

    太陽光で調理!エコソーラークッカー✕飯盒でつくる即席麺【自衛隊出身芸人トッカグン小野寺の極上サバイバル飯 VOL.21】

    2025.10.06

    週末縄文人「緑のクリと茶色いおでん 森と都会、それぞれの秋の気配」

    2025.10.03

    草木染がよりナチュラルに進化!「バンドルダイ」ってなに?やり方は?

    2025.10.02

    旅での人との温かな出会い、夜空を見上げる楽しみ……BE-PALおすすめの新刊2選

    2025.10.01

    千葉県「勝浦朝市」で食べ歩き!昔と今が混在する港町の朝市を心ゆくまで満喫

    2025.10.01