冬キャンプで暖を取る際に活躍する薪ストーブ。暖かさはもちろんのこと、薪の燃える音や炎のゆらめきをただ眺めるだけでも楽しいものだ。
薪ストーブは軽いものを選びたいという人は多いと思うが、こちらの組み立て式ウッドストーブ「PACOTグリル」の本体重量は244g!組み立てはパコっと開くだけですぐ完成する、ソロキャンプにもおすすめのストーブだ。
作ったのはアウトドア好きのロボット機械設計者!
「PACOTグリル」を作ったのはアウトドア好きというロボット工業系の機械設計者。軽くて薄くて使い易いウッドストーブを目指したところ、4枚の薄いステンレスのバネ材に行きついた。反発力と復元性があるバネ材の特性により、折り畳んだ状態からわずか0.5秒のワンアクションで組み立てを実現。収納する時も火床を押しながらパコッと閉じるだけで折り畳むことができる。
ペラペラなステンレスのみで構成される本体重量はわずか134g。1本40gのスピット2本とケースを含めても244gで、風が強いと軽すぎて飛んでしまう可能性があるほど軽量になっている。本体はA4サイズで、ケースに収納した状態での厚みは4mm程度。クリアファイルに入れた資料の感覚で、本棚などにも収納することもできる。
にもかかわらず市販の30cm~45cmの薪はもちろん、もう少し長い薪を使うことも可能。横に少し大きめの穴が開いていることで、横から長い薪を差し込むことができるのだ。全面も大きく空いているので火の扱いがしやすく、炎もよく見える。
焚き火ストーブは調理ができるのも大きな魅力だが、こちらも付属のスピットを設置できる高さを4か所用意。焚き火調理はもちろん、アルコールストーブや固形燃料用をイメージした高さの設定になっており、幅広いシーンで活用することができる。
「PACOTグリル」は現在、Amazonにて取り扱い中だ。