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  • なぜパタゴニアが食品事業を?持続可能な農業を支援する醸造酒コレクション登場

    2022.12.04

    11月10日フルーツ・ペットナットを皮切りに、 3種類の自然派ワインと2種類の自然酒を新発売

    11月10日フルーツ・ペットナットを皮切りに、 3種類の自然派ワインと2種類の自然酒を新発売(写真中央が新製品のフルーツ・ペットナット。右2本が新製品の自然酒)Taro Terasawa(C)2022Patagonia, Inc.

    「パタゴニア プロビジョンズ」はアウトドア企業「パタゴニア」の食品コレクション。オーガニックなど、責任ある方法で調達された食品を中心に展開されているが、11月より、自然派ワインや日本の自然酒などの醸造酒コレクションをスタートしている。

    パタゴニアが2022年にセレクトしたワイン&自然酒とは?

    今季発売されるのは、果物を自然発酵させたスパークリングフルーツワイン「リッスン・トゥ・ユア・フルクト」、さらに12月にはイタリアのエトナ山に伝わる栽培方法で育てたブドウを使った2種のワインが登場する。

    「リッスン・トゥ・ユア・フルクト」

    アグロフォレストリー農法で育てた果物を自然発酵させたフルーツ・ペットナット(自然発酵のスパークリングフルーツワイン)「リッスン・トゥ・ユア・フルクト」Taro Terasawa(C)2022Patagonia, Inc.

    添加物不使用で無ろ過の「リッスン・トゥ・ユア・フルクト」は、フルーティーで甘酸っぱい味わいが特徴。調達先のワインショップ「フルクステレオ」は放棄された農場で採れた果物や、傷や形などの理由で廃棄された果物を活用しており、現在は売れ残ったリンゴも買い取って活用することで、食品廃棄の問題解決や持続可能な農業生産への貢献を目指している。

    自然を育み、再生する日本酒をテーマにトークセッションを開催

    自然を育み、再生する日本酒をテーマにトークセッションを開催 Taro Terasawa(C)2022Patagonia, Inc.

    自然酒では128日より、福島県郡山市の酒蔵「仁井田本家」が新たなコレクションに追加される。また昨年に続き千葉県神崎町の醸造所「寺田本家」からは、看板製品「五人娘」に代わる新しい自然酒が発売されることも決定。既存の2製品と併せて、全7製品のラインナップをパタゴニア公式サイトと一部直営店で販売する。

    (左上より時計回り)仁井田穏彦(仁井田本家蔵元・杜氏)、寺田優(寺田本家蔵元・杜氏)、小倉ヒラク(発酵デザイナー/発酵デパートメントCEO)、近藤勝宏(パタゴニア プロビジョンズ・ディレクター)

    (左上より時計回り)仁井田穏彦(仁井田本家蔵元・杜氏)、寺田優(寺田本家蔵元・杜氏)、小倉ヒラク(発酵デザイナー/発酵デパートメントCEO)、近藤勝宏(パタゴニア プロビジョンズ・ディレクター)

    さらにパタゴニアでは「パタゴニアがなぜ食品事業に取り組むのか?」というテーマおよび、初めての日本製品として自然酒を選んだ理由について多角的に伝えるため、10日間にわたるイベント「なぜ、パタゴニアが自然酒なのか?」を東京・下北沢で開催する。こちらも興味がある人はぜひ足を運んでみよう。

    ●イベント「なぜ、パタゴニアが自然酒なのか?」
    期間: 12月9日(金)~ 12月18日(日)
    場所:BONUS TRACK 世田谷区代田2-36-12〜15 下北沢駅から徒歩5分
    イベント詳細 https://www.patagoniaprovisions.jp/pages/sake-event

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