アルコールストーブの使い方とご飯の炊き方を紹介!
キャンプで料理をする際に必要になるものの一つに、調理用の燃焼器具があります。
そして、キャンプの燃焼器具には、薪を用いた焚き火台・ガスを使ったシングルバーナー・固形燃料を用いたものなど数多くあります。
今回は、意外と初心者で使っている人が少ない、アルコールを燃料とするアルコールストーブ(アルコールバーナー)を紹介。
基本的な使い方とご飯の炊き方を説明するので、まだアルコールストーブを使ったことのない初心者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
アルコールストーブとは?
アルコールストーブとは文字通りアルコールを燃料としたストーブで、コーヒー用のお湯を沸かしたり、料理をしたりするために使います。
上記の写真のように円形のものが多く、真ん中にアルコールを入れて使用します。
アルコールストーブの基本的な使い方
ここでは、アルコールストーブの基本的な使い方を説明していきます。
1.アルコールストーブにアルコールを入れる
最初に、アルコールストーブの真ん中に3分の2ほどの高さになるようアルコールを入れましょう。これで約30分燃焼し続けます。
2.アルコールストーブをゴトクにセットする
続いて、アルコールストーブをゴトクにセットします。
ゴトクとは、鍋やフライパンなどの調理器具を置くためのアイテムです。
市販のアルコールストーブのなかには、ゴトクとセットで売られているものがあるので、そのようなものを選ぶと別途用意する必要がなく便利です。
3.ライターなどで着火する
アルコールにライターなどで着火しましょう。チャッカマンのようなものだと着火が簡単です。
しばらくすると、細かく開いた噴出口から青みを帯びた炎が出てきます。
なお、青い炎は明るい状況下では非常に見えにくいため、着火後はやけどをしないように注意しましょう。
4.用途に応じて火力調節をしよう
商品のなかには、消火蓋と呼ばれるものが付属している場合があります。
消火蓋を写真のようにある程度開いた状態でアルコールストーブに被せることで火力調節が可能です。
消火する際は、消火蓋を完全に閉じてアルコールストーブに被せましょう。完全に消化しきるまでにやや時間がかかるため、しばらく待ちます。
アルコールストーブの基本的な使い方は以上です。意外と簡単ですよね。
アルコールストーブでご飯を炊いてみよう!
アルコールストーブを用いてご飯を炊く方法を簡単に説明します。今回は1合のご飯を炊きました。
1.米を研いで30分ほど水に浸ける
まず、米を研いだあとに30分程度水に浸けます。
米が吸水することで、炊飯した際に中までしっかり熱が通ってふっくらとした美味しいご飯になります。
2.アルコールストーブで加熱する
次に、アルコールストーブに約30mlのアルコールを入れてご飯を炊きます。このまま火が消えるまでじっと待つのがポイントです。
3.火が消えたら15分ほど蒸らす
火が消えたら容器をひっくり返し、タオルなどで包んで15分ほど蒸らして完成です。
蒸らすことでご飯に含まれる水分量が均一になり、美味しくなります。
アルコールストーブはソロキャンプにぴったり!
アルコールストーブはコンパクトかつ軽量で持ち運びやすいので、自転車ツーリングや公共交通機関でのソロキャンプに適しています。
使って楽しいアイテムなので、気になる人はぜひ買ってみてくださいね。