運転も楽しみたい大人キャンパーに!容量たっぷりのラゲッジを備えるマツダ「CX-60」試乗レポ | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.12.20

    運転も楽しみたい大人キャンパーに!容量たっぷりのラゲッジを備えるマツダ「CX-60」試乗レポ

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    大容量ラゲッジが魅力!
    運転も楽しすぎるアッパーミドルSUV

    私たちがテストしました!

    テスター
    記者・櫻井(左)、編集・早坂(右)
    今っぽくて運転も楽しいマツダSUVに新たなモデルが登場。秋の箱根を舞台にテストしてきました。

    マツダ/CX-60
    XDハイブリッド エクスクルーシブ スポーツ

    ¥5,054,500(ベーシックグレードの価格は¥2,992,000~)
    問い合わせ先:マツダ 0120-386-919 https://www.mazda.co.jp/

    早:マツダのSUVはどれもかっこよくて運転を楽しむ工夫が満載。今回テストしたニューモデルのCX‐60は、CX‐5よりも大柄で存在感がありますねー。
    櫻:うん。容量たっぷりのラゲッジを備え、ファミリーキャンプにも対応するサイズ感は、「CX‐5では長物が積みにくい」と思っていた人も満足できるはず。

    家族4人でのキャンプもイケます!

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    後席は3分割の可倒式。写真は中央の背もたれをたたんで荷物を積んだ状態。4人分の荷物がしっかり積める広さだ。

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    フルフラットの状態。大人ひとりが足を伸ばして休める。

    早:運転したのはディーゼルエンジンと低出力のマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた4WD車。ガラガラ音はそれなりに聞こえてモーターの威力はほとんど実感できませんが、そんなことはどうでもよくなるほどグイグイ加速して楽しかったですよ~。
    櫻:マツダのこだわりである、運転を楽しむ工夫の成果だね。説明するとキリがないけど、最も大きな特徴といえるのが直列6気筒エンジンを縦置きに配置し、後輪駆動ベースにした点。
    早:はあ…。

    "正しい配置"が快適ドライブへと誘う

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    ボンネット下に6気筒エンジンを縦置き搭載。前後重量バランスに優れる。

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    肩から背中、お尻でしっかりと体を支えるフロントシート。

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    自然な足の位置でブレーキペダルを踏める設計。

    櫻:これはスポーツカーに多く見られる設計で、重心のバランスが良く、カーブでも安定感を保ちやすい。
    早:確かに箱根の山道を走っているときは、腰高なSUVにしてはクイクイと曲がっていく感じでした!
    櫻:その上、クルマを正確に操るためにペダルレイアウトやハンドルの位置にも徹底的にこだわっているんだ。だからどんな体格の人でも無理のない姿勢で運転に臨める。極論だけど、積むことに特化した商用車では絶対に味わえない快適さがこのクルマにはあるんだ。

    SUVらしい力強さと大人の高級感を表現!

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    筋肉質なボディーの張りで、サイズ以上の存在感。

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    欧米で重視される高級感をもたせつつ、十分な最低地上高を確保してフィールドでの使い勝手にも配慮。

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    運転席からの視認性もいい。

    早:そういえば今回、最適な運転姿勢を自動で設定できるオプション装備を試しました。はじめは少し窮屈に感じましたが、慣れると疲れにくいし素早い操作にも対応しやすかったです。
    櫻:バックパックを正しく背負うやりかたがあるように、クルマにも大切な基本姿勢がある。理想的に設計した上で、誰もが正しい姿勢をとれるようにアシストするCX‐60は、運転中の疲労を抑え、危険を回避する最高の道具といえる。

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    背もたれの角度は1段階調節可能。

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    複数のカメラ映像を合成処理するビューモニターは、より自然な感じに。

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    大きな車体でも安心!

    SUVビギナーも安心して乗れる仕掛けが!

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    カメラでドライバーの目の位置を測定。入力した身長情報と合わせて体格を認識し、理想の運転姿勢を自動調整。

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    「シートと体が完璧にフィット。位置を記憶させられるので、夫婦でもスムーズに運転を交代できます」。

    早:もう少し値段が手ごろだったらいいんだけど…。
    櫻:今後追加される4気筒エンジン車は290万円台から。選べる装備に差はあるけど、基本がいいので期待を裏切らないはず。
    早:運転する自分だけでなく家族も気持ちよく過ごせるSUVに期待ですね!

    SPECIFICATIONS

    【駆動方式】 4WD

    【ボディー寸法】
    全長 4,740㎜
    全幅 1,890㎜
    全高 1,685㎜
    最低地上高 180㎜
    最小回転半径 5.4m
    ホイールベース 2,870㎜
    トレッド 前1,640㎜/後1,645㎜
    タイヤサイズ 235/50R20
    車両重量 1,910~1,940㎏
    乗車定員 5名

    【エンジン】
    排気量・種類 3,283cc直列6気筒ターボ
    エンジン最高出力
    187kW(254PS)/3,750rpm
    最大トルク
    550N・m/1,500~2,400rpm
    燃料タンク容量 58ℓ
    燃料種類 軽油

    【モーター】
    最高出力 12kW(16.3PS)/900rpm
    最大トルク 153N・m/200rpm
    燃費(WLTCモード) 21.1㎞/ℓ

    【トランスミッション】 8AT

     

    ※構成/櫻井 香 撮影/小倉雄一郎 
    (BE-PAL 2022年11月号より)

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