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    2022.12.10 #北インド・ラダック〜デリー1800キロ悪路旅山本高樹

    パハルガンジのビストロ55で食べた唐揚げ定食。

    ついに到着、最終目的地デリー

    シムラーを朝の9時に出発したバスは、曲がりくねった山道を抜け、ハリヤーナー州とパンジャーブ州の州都チャンディーガルを経由しながら、11時間ほどかかって、どうにかインドの首都デリーに到着しました。

    バスターミナルから安宿街パハルガンジに移動し、宿に落ち着いたのは、夜の20時半くらい。朝から飲まず食わずですっかり消耗していた僕は、店を選ぶのも面倒臭くなって、宿の近くにあるビストロ55という日本人がよく行くレストランへ。白ごはんと味噌汁のついた唐揚げ定食をいただいて、ようやく人心地がつきました。

    ムガル帝国時代から残る巨大な城、ラール・キラー。

    オールド・デリーの街角。

    オールド・デリーの名店、カリーム・ホテル

    この旅をしていた当時、インドから日本に帰国する際には事前にPCR検査を受けなければならなかったので、デリーでの滞在日数には少し余裕を持たせていました。せっかくデリーにいるのだから、この街ならではの食事をしに行こう、と思い立ち、地下鉄でオールド・デリーへ。デリーを象徴する城塞ラール・キラーや、巨大なイスラーム教のモスク、ジャマー・マスジットなどを横目に見ながら、ひっきりなしにクラクションが鳴り響く街の中を歩いて行きます。

    カリーム・ホテルの入口。

    カリーム・ホテルの店内の様子。

    今回訪れたのは、カリーム・ホテルというレストラン。オールド・デリーではもっとも有名なムグライ料理のレストランで、ムガル帝国の料理人の子孫が開業した店なのだそうです。ジャマー・マスジットにほど近い路地裏の一角にあり、初めて訪れる人にはかなりわかりにくい立地です。

    マトンコルマ、チキンビリヤニ、ロティ。

    店に着くと、混雑してはいましたが、運良くすぐに座ることができました。メニューをじっくり検討し、マトンコルマのハーフ、チキンビリヤニのハーフ、ロティ、そしてコーラを注文。この店で供されるマトンは、ヤギの肉のことです。

    肉の旨味とスパイスの辛味が油にたっぷり溶け込んだマトンコルマに、ちぎったロティを浸して食べると、たまらない旨さ。チキンビリヤニを頬張ると、華やかなスパイスとバスマティライスの香りが、口の中いっぱいに広がります。がつがつと無我夢中で食べ尽くしてしまいました。

    アプキパサンドの外観。

    おみやげに選んだ、カングラ地方のグリーンティー。

    おみやげは紅茶の名店、アプキパサンドで

    オールドデリーから少し歩いたところに、インド政府や各国の政治家の御用達と言われている紅茶の名店、アプキパサンドがあります。日本に帰国する前におみやげを買っておこうと思い、いろいろな種類の紅茶を見せてもらったり、試飲させてもらったりした結果、今回はインド北部のカングラ地方で穫れたグリーンティーを選びました。少しの茶葉ですっきりした風味の緑茶が入れられるので、今も自宅で愛飲しています。

    この翌日、PCR検査を無事クリアした僕は、予定通りの飛行機に乗って、日本に帰国しました。3年ぶりのインドでの旅は、懐かしくもあり、新鮮でもあり、次に戻ってくる時が楽しみになる日々でした。またいつか、必ず。

    私が書きました!
    著述家・編集者・写真家
    山本高樹
    1969年岡山県生まれ、早稲田大学第一文学部卒。2007年から約1年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダックとザンスカールに長期滞在して取材を敢行。以来、この地方での取材をライフワークとしながら、世界各地を取材で飛び回る日々を送っている。著書『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社)で第6回「斎藤茂太賞」を受賞。最新刊『旅は旨くて、時々苦い』(産業編集センター)発売中。

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