「サコッシュ」がキミのジンセイを変える。 | アウトドア・外遊び 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2017.05.03

    「サコッシュ」がキミのジンセイを変える。

    b*p

    そもそも「サコッシュ」とは、

    ツール・ド・フランスなどの自転車レースで使われる「補給食袋」のこと。

    ヨーロッパの自転車レーサーたちは、

    山岳ステージ頂上などにあるエイドステーションで、

    サコッシュに入った補給食を受け取り、下り道を走りながらパンやおやつをかじるわけだ。

    ぼくらの街歩きだって、ツール・ド・◎◎な旅ではあるわけで、

    小さな旅のムードをつくり出してくれるのは、サコッシュの中味だ。

    それ次第で、その日の気分を高めたり、ほがらかにしてくれるに違いない。

    「サコッシュは小さなジンセイなのだ」

    と、大げさに定義してみた。

    小さなジンセイの気分を、定めてくれるものが本である。

    「サコッシュと本」。

    気分を変えたい週末は、このふたつを持って出かけるべし!

    おすすめのジンセイを4パターン、ご紹介しよう。

    青い哲学

    大好きな山に行きたいけど、週末まで待てない! 

    そんなときにこのセットでイメトレしよう。

    『野性の呼び声』といっても、ジャック・ロンドンのそれではなく、

    僕たちにとっては開高健パイセンとC.W.ニコルパイセンのほうが気になる。

    野を思慮深く歩きながら、鋭いひらめきはメモ。

    う~ん、哲学者気分。

    ↑ 開高健とCWニコル。20世紀日本を代表するナチュラリスト作家の対談本。

    ↑ サコッシュはもともとツールドフランスの補給食袋。自転車散歩にもしっくりくる。

    灰色な凝視

    『ウォールデン 森の生活』(ヘンリー・D.ソロー)は長い。

    そして描写が細かいので、すべてをじっくり読む通すことは大変だが、

    逆にいえば、その日の気分で、好きな箇所だけ読んでも構わない。

    「経済」や「独り居」の章もいいけど、

    ここはやはり「池」や「動物の隣人たち」などの章を読んで、

    ソローよろしくフィールドウォッチングしてみよう。

    自然が奏でる音楽に耳をすませて、おもむくままに思索にふけりたい。

    小さな気づきをキャッチするためのデジカメも持参。

    なんだか、森の賢者気分。

    『ウォールデン 森の生活』は読みやすい小学館文庫版がおすすめですよ!

    ↑ 読むと必ず眠くなる(と噂の)『森の生活』。コーヒーボトルは必須!

    ↑ 念のため、やわらかめの本も持っていこう(つっても、この写真、笑いすぎだろっ!)。

    緑の滋味

    今日はグルメ気取りだ。

    バゲットにおやつ、そしてサンドイッチをつくるための

    カッティングボードと「OPINEL」のナイフもバッチリ。

    まさかこのサコッシュに、カッティングボードが入っているとは誰も思うまい。

    ここまで準備万端で、森へ。

    探すのはキノコだ。

    『FUNGHI』というイタリア語のキノコ事典を持ってきたから

    マジックナンチャラには当たるまい。

    さて、見つけたキノコをさっそくバゲットにはさんでいただきま~す! 

    視界が曲がって…、ヒッピー気分。

    ↑ 海外のキノコ図鑑は色使いも新鮮。イラストを眺めるだけで楽しい気分になってくる!

    ↑ A4サイズも入るサコッシュ。タブレットやパソコンだって持ち出せるぞー。

    黄の恐竜

    子どもと散歩に出かけよう。

    ただ歩いていてもいいけど、

    今日は『WHERE THE WILD THINGS ARE(かいじゅうたちのいるところ)』(モーリス・センダック)の絵本を持って、かいじゅう探索だ!

    最新の学説によると、「鳥は恐竜の子孫である」のだとか!

    双眼鏡も持ってきたので、バードウォッチングならぬ、恐竜ウォッチングだ。

    ただの鳥と思うなかれ、恐竜の残照を見失うなかれ!

    価値の転換をすれば、気分も変わってくる。

    古代生物学者気分でタイムトリップすべし!

    ↑ 双眼鏡ってふしぎなもので、世界がまったく違って見えるんだよなぁ。

    ↑ ふふふ、誰も知るまい。このサコッシュの中に、まさか怪獣がいるとは! がお~1

     

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