ノウサギのフンやゴボウでも和紙はできるのかやってみた! | ナチュラルライフ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ナチュラルライフ

    2025.02.09

    ノウサギのフンやゴボウでも和紙はできるのかやってみた!

    ノウサギのフンやゴボウでも和紙はできるのかやってみた!
    理論的には、たいていの植物は紙になる。だが、パルプのように繊維の硬いものは化学薬品を使わないと溶解できない。今回、いくつかの植物で紙漉きを試みたが、たとえばススキの茎葉は圧力鍋で何度煮てもほぐれず、漉いても繊維がつながりにくいなど、向き不向きがあることがわかった。

    コウゾ以外で和紙はできるのか?

    ノウサギのフン

    image

    ゾウのフンでつくった紙があるらしい。それなら同じ草食動物のノウサギのフンでもできるのではないか。試してみると、紙状にはなったものの繊維が短すぎて乾くと崩れてしまった。

    image

    乾くと悲惨です。

    ゴボウ

    image

    長い繊維が特徴の身近な植物といえばゴボウ。さっそく鍋で煮て潰してみると、なかなか良い感じの紙に漉き上がった。ゴボウにはでんぷん由来のとろみ成分もあるので、意外ときめ細かな質感に。いざというときは食べることもできそうだ。

    image

    いざというとき食べられます。

     

    ※構成/鹿熊 勤 撮影/藤田修平

    (BE-PAL 2025年2月号より)

    NEW ARTICLES

    『 ナチュラルライフ 』新着編集部記事

    カリフォルニアのビーチが消滅!? 衝撃の研究報告の現実性を実例から考察してみた

    2025.12.14

    アウトドアは運動だ!斎藤幸平の歩いてコモンを考えた

    2025.12.11

    京大のオオサンショウウオ博士が登場! 中間的な生物〝両生類〞で自然環境の異変をキャッチ!

    2025.12.08

    最も身近で謎だらけの絶滅危惧種・ウナギの生態を東大博士が解き明かす!

    2025.12.07

    秩父演習林のフィールドワークに同行! シカの食害で荒れゆく森林を再生する東大の博士

    2025.12.06

    東大の「うんこ博士」って!? 海鳥の排泄パターンから栄養塩の循環機構に迫る!

    2025.12.05

    京大のネイチャー博士が登場! アフリカの砂漠をごみで緑化して平和の道を拓く

    2025.12.04

    今の私たちに必要な視点とは? 140か国以上を旅した写真家・竹沢うるまさんの写真展で感じよう

    2025.11.29

    東田トモヒロ流 楽しきボタニカルライフのススメ

    2025.11.28