火で料理をするとき、むき出しの裸火よりも、何かで囲ったほうが熱効率がいいし、煙も広がりにくい。近づいたときも熱くない。ゆえに、昔から世界各地でさまざまな「かまど」が使用されてきた。そのかまどを極限まで小さくしたのがこの「ミニかまど」。収納サイズは直径12.5×高さ6.5cm。容量1~1.5l程度のクッカーに収まる大きさだ。組み立て方によって、燃料は薪でも固形燃料でも使える。鉄製なので、小さいわりに頑丈にできている。
製造しているのは、兵庫県姫路市の尾上製作所。昭和23年の創業以来、トタン(亜鉛メッキ鋼板)製の日用品(バケツや湯たんぽ、ジョーロなど)を手がけているだけあって、この「ミニかまど」の加工もとてもきれいだ。それでいて、2,000円台という日用品価格がありがたい。ソロキャンプにおひとついかが?

全パーツ。分解できるから掃除もしやすい。

全パーツが高さ6.5㎝に収まる。重量は300g。収納袋付き。

これは固形燃料を置いた場合。

固形燃料の受け皿を逆さにすることで、固形燃料の位置を高くする(固形燃料とクッカーを近づける)ことができる。この場合は、五徳を広げる。

固形燃料の炎が風で揺れないので、熱効率がいい。

薪(小枝)を燃やす。五徳が広いので、大きなクッカーも載せられる。
動画もご覧ください。
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