イケアより今秋から発売予定の新たなコレクションが発表された。今回情報が解禁されたのは、マリメッコの限定コレクション「BASTUA/バストゥア」をはじめとする3つのコラボレーターおよび、ラテンアメリカのクリエイター9人との新たなコラボレーション。その全貌をご紹介しよう。
マリメッコの限定コレクション「BASTUA/バストゥア」
バストゥアはイケア創業の地であるスウェーデンのスモーランド地方でサウナを表す言葉。フィンランドのサウナでよく見られる、大きなルバーブの葉からインスピレーションを得ている。ちなみに、マリメッコがパートナーブランドとのコレクションのために限定プリントをデザインするのは、今回が初となるそう。こちらの限定プリントはリサイクルポリエステル製シャワーカーテンに採用される予定だ。
Swedish House Mafia限定コレクション「OBEGRÄNSAD/オーベグレンサッド」
スウェーデン出身の世界的グループ「Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)」とのコラボレーションは、自宅での音楽制作が普及し、多くの人がその情熱と創造力を発揮できるようになることを目指してデザインされている。「OBEGRÄNSAD(オーベグレンサッド)」は“無限大”を意味するが、これは「予算は限られているが無限大の創造力をもつ人」をターゲットにしていることに由来。
今回新たに公開されたデスク、アームチェア、レコードプレーヤーは、いずれも自宅でプロフェッショナルなクオリティの音楽を制作するという世界のトレンドに応えたアイテム。イケアならではの手ごろな価格で、完璧なホームスタジオを作ることが可能となっている。
Sabine Marcelis「VARMBLIXT/ヴァルムブリクスト コレクション」
オランダ ロッテルダム在住のデザイナーSabine Marcelisとのコラボレーションにより誕生。現在はLEDウォールランプ2種類が発表されているが、光によって住まいの外観や雰囲気、質感をどのように変えることができるのか?そんな新たな好奇心を呼び起こすようなデザインとなっている。
ラテンアメリカのクリエイター9 人とのコラボレーション
現在南米でイケアが進出しているのはドミニカ共和国とメキシコ。今後はチリやペルー、コロンビアなど各国への展開を考えており、ラテンアメリカの伝統を賞賛する意味が込められている。
コラボレーションにはアートやファッション、デザイン、建築、フードなど、多岐にわたるクリエイターが参画。スペースや予算の制約に関係なく使うことができ、人々を勇気づけて支援する商品、そして人々が食事や音楽を囲みながら素晴らしい時間を過ごすための雰囲気を作り出すことを目指している。具体的な商品は2023年に公開予定だ。
イケア・ジャパン
https://www.ikea.com/jp/