「落石~っ!」って英語でなんていう? 登山用語イングリッシュ〈トラブル発生!編〉 | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

「落石~っ!」って英語でなんていう? 登山用語イングリッシュ〈トラブル発生!編〉

2022.06.14

いざというとき困らないように、ぜひ覚えましょう。

登山をしている限り、絶対に発生しないと言いきれないのがトラブル。起きてから慌てないように、あらかじめ対処法を確認しておくことも重要です。

ということで今回の登山用語イングリッシュは「トラブル発生!編」です(正解が複数の問題もあります)。

1問:「落石~っ!」「ラク~ッ!」って英語でなんていう?

ヘルメットは「転ばぬ先の杖」ですね。

a)フォーリングストーン!(Falling stone!)

b)ドロッピングストーン!(Dropping stone!)

c)ローリングストーンズ!(Rolling stones!)

d)ロック!(Rock!)

【第1問の正解は……】

「d)ロック!」です!

すっ、すみません。いきなりひっかけ問題で。「cの〈ローリングストーンズ〉なわけないだろ! それに続いてdの〈ロック!〉って選択肢として手抜きすぎるだろ!」と思われた方も多かったのではないでしょうか。

でも落石を知らせる際は「ロック!(Rock!)」とか「ロック、ロック、ロック!(Rock, rock, rock!)」と叫ぶのが一般的です。

「いやいや、Rockってたとえば1メートル以上とかの大きさがある岩でしょ? そんな巨大なものが落ちちゃった場合じゃなくて、普通に登山道を歩いているときに石を転げ落ちさせちゃったときなんて言うのか知りたいんだよ」という方もいるかもしれません。でもじつは英語では「手のひらになんとか乗るか乗らないかくらい」の大きさでも「rock」と呼ばれます。「stone」はもう少し小さい河原の小石とかそんな感じのものです。

2問:「靴ずれ」を英語でいうと?

大けがに見えないのにあの痛み! 靴ずれは泣きたくなりますね。

a)ブリスター(blister)

b)コーン(corn)

c)カラス(callous)

d)ウォート(wart)

【第2問の正解は……】

「a)ブリスター(blister)」です!

「ブリスター(blister)」は「靴ずれ」「(足にできる)豆」の他にも、「水ぶくれ」「火ぶくれ」の意味もあります。皮膚が皮下組織と離れてしまっている状態を指すのですね。

「靴ずれができた」は“I got a blister on my foot.”と言います。

「コーン(cone)」はトウモロコシ(corn)とはスペルが違って「魚の目」のこと。

「カラス(callous)」は「タコ」、「ウォート(wart)」は「イボ」です。

3問:「助けて!」を英語でいうと?

いざというときのために、登山はできるだけ複数で。

a)プリーズ・ヘルプ・ミー!(Please help me!)

b)プリーズ・レスキュー・ミー!(Please rescue me!)

c)SOS!

d)プリーズ・リーブ・ミー・アローン!(Please leave me alone!)

 

【第3問の正解は……】

「a)プリーズ・ヘルプ・ミー!」「b)プリーズ・レスキュー・ミー!」です。

SOS」はもともと「Save our ship!」の略。無人島や砂漠で遭難したとき、上空から見つけてもらうために砂の上に棒で書いたり石を並べたりしますが、話すときにはあまり使いません。たぶんピンクレディーくらいかな?

「ヘルプ(help)」と「レスキュー(rescue)」の違いですが、前者のほうが汎用性が高いというか、たとえばちょっと何かをもっていてもらうくらいのときから本当に切羽詰まったときまで使えます。だから言い方が重要になります。本当に困っているときは「本当に困っている感」を出してください。

「レスキュー」のほうは「救助・救援」が必要なくらい深刻なときのみです。救助隊を呼んで欲しい場合は「プリーズ・コール・ア・レスキュー・チーム」、救急車の場合は「プリーズ・コール・アン・アンビュランス」。

ちなみにdの「プリーズ・リーブ・ミー・アローン!(Please leave me alone!)」は「一人にして!」「ほっといて!」「あっちへ行って!」という正反対の意味になるのでお気をつけください!

以上、登山用語イングリッシュの「トラブル発生編」でした。

次回はさらに具体的なトラブルに即した「SOS編」です。お楽しみに!

 

私が書きました!

オーストラリア在住ライター(海外書き人クラブ)
柳沢有紀夫

世界100ヵ国350人以上のメンバーを誇る現地在住日本人ライター集団「海外書き人クラブhttps://www.kaigaikakibito.com/」の創設者兼お世話係。オーストラリア関連の書籍以外にも『値段から世界が見える!』(朝日新書)、『ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか?』(新潮文庫)、『日本語でどづぞ』(中経の文庫)、『世界ノ怖イ話』(角川つばさ文庫)など同会のメンバーの協力を仰いだ著作も多数。オーストラリア・ブリスベン在住。
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