3年ぶりに帰ってきた「東京モーターサイクルショー」で、便利で安全な”子どもとタンデム・グッズ”を探してきた | バイク・オートバイ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.04.11

    3年ぶりに帰ってきた「東京モーターサイクルショー」で、便利で安全な”子どもとタンデム・グッズ”を探してきた

    東京モーターサイクルショーの様子

    東京臨海副都心の東京ビッグサイトにて2022年3月25~3月27日の日程で行なわれました。

    3年ぶりに「東京モーターサイクルショー」開催!

    憎きコロナのせいで、2回スキップした「東京モーターサイクルショー」。それは毎年春、3日間に亘って開催される国内最大規模のオートバイ、部品、用品の見本市です。

    このイベントのチラシ

    初日の金曜日に行ってきました。平日なのにたくさんの人でビックリ!

    会場入口の様子

    出展者数153、入場者数123,439人。「待ってました!」とばかりに盛り上がっていましたよ。

    ステージイベントの様子

    演者間が透明パネルで仕切られたステージ。客席も密がしっかり避けられていました。

    アウトドア寄りなモーターサイクルショー

    もちろんオートバイはアウトドアな遊びなのですが、長引くコロナ渦の影響か、「オートバイに乗ってどう遊ぶ?」みたいなハッキリとした提案が箇所箇所で見受けられました。

    キャンプツーリングの様子が再現されていた一角

    キャンプツーリングの様子が再現されていた一角。

    ツーリングバッグなどが有名なTANAXのコーナー

    ツーリングバッグなどが有名な「TANAX」のコーナー。いますぐにでも山歩きできそうな装いです。

    ツーリングバッグをテーブルに変えてしまうアイデア品

    限られた荷物しか積めないオートバイです。なるほど、ツーリングバッグをキャンプテーブルに変えてしまうナイスアイデア!

    「PLOT」のブース展示

    四輪と二輪の部品や用品の企画・製造・販売を行なっている「PLOT」。個性的でかっこいい製品を作っている大好きな会社。

    「PLOT」のブースに展示されていたアウトドアツーリング仕様の「HONDA/ハンターカブCT125」。鮮烈レッドに荷物満載。会場でひときわ目立っていました。小回りの利く125cc、これで山のなかをトコトコ走ったら気持ちいいだろうなぁ。

    振動型スピーカータイプの「addSound」という製品

    振動型スピーカータイプの「addSound」。

    「ちょっといいかも」と思ったのはコレ。振動型スピーカーでヘルメットを振動させ、スピーカーにしてしまうという新発想のシステムを展開する「addSound」。ヘッドフォンのように耳をふさがないので、周囲の音も聞こえるし、音楽やナビ音声も聞けて、気持ちにゆとりのあるライディングができそうですね。

    女性ライダーに向けたコーナーもありました

    コロナ渦で女性ライダーも急増中とか。女性に寄ったコーナーがドーン! とありました。

    子どもとタンデムグッズ

    今回、私が探しに来たのは、息子たちと二人乗りするための「タンデムグッズ」です。家族旅行中、ちょこちょこ旅先でレンタルバイクを利用して、長男を後ろに乗せてきました。タンデムに関するグッズは日進月歩の勢いで快適に進化しています。

    バイク用インカム

    操作が簡単で高音質なオートバイ用インカム「B+COM」

    操作が簡単で高音質なオートバイ用インカムとして評価が高い「B+COM」。

    子どもってツーリング中、なーんか気持ちよくなって眠くなるもの。道行く親子タンデムで、後部シートでトロンとした表情のお子さんをたまに見かけますが、めちゃくちゃ危ないです。
    そんなときにインカムがあれば眠気覚ましになったり、目に飛び込んできた景色を親子で共有できたりと、楽しい時間に早変わりします。

    私も以前「B+COM」のインカムをヘルメットに取り付けて、長男と沖縄をツーリングしました。風切り音がまったく気にならず、普通に会話ができて感動したのを覚えています。

    プロテクター

    万が一のときに胸部を守る「チェストプロテクター」。

    万が一のときに胸部を守る「RS TAICHI/チェストプロテクター」。

    もちろん道中何もなく、楽しく家に帰ってくるに越したたことはありませんが、「もしも」、「万が一のとき」あると安心なのが胸部プロテクターです。

    オートバイ乗車中の死亡事故における損傷主部位は、1位が頭部、2位が胸部となっています。せっかくヘルメットで頭部を守るならぜひ胸部も。

    ウエアから用品までオートバイグッズ一式を取り扱う「KOMINE」のブース

    ウエアから用品までオートバイグッズ一式を取り扱う「KOMINE」。これくらいガードしていたら安心ですね。

    タンデム車両

    ハンドルを握る私自身が160cmない、やや小柄体型。足が地面に届かないとか、重すぎて怖いとか、そういう車両もけっこうあり、オートバイ選びは毎回慎重になっています。ましてや後ろに子どもを乗せるとなると、車両の選択肢がさらに狭まります。

    「ちびっ子ママライダー」として必ずクリアしておきたい条件は以下。

    ・跨ったとき両足が地面に届く
    ・ハンドルが遠くない(手前で操作できる)
    ・車両の重心が低く安定感がある

    「ホンダ/CT125ハンターカブ」

    大人気、ホンダCT125ハンターカブ

    大人気、「ホンダ/CT125ハンターカブ」のサイズ感は間違いなく最強ですね。

    写真は1人乗り用のシングルシートになっていますが、ダブルシートに替えれば快適タンデムができます。ただ原付二種なので高速道路には入れません。
    さらに遠くまで走りたいなら大型バイクがおすすめ。でも足、届く!? ちびっ子ママライダーはまずそこが心配になりますよね。大丈夫。ありますよ!

    「ハーレーダビッドソン/Street Bob114」

    ハーレーのブース

    いきなりハーレー!? と驚かせてしまってごめんなさい(笑)。

    じつは私、20代前半から長年ハーレーオーナーでして、このメーカーのオートバイ、威圧感ある見た目のわりにめちゃくちゃ運転しやすいのです。手前に大きく引かれたハンドルで操作もラクちん。安定感ある低重心。足つきもよく300kgの車重を感じさせません。

    「BMW /G310R」

    BMWからも足がしっかり地面に付くモデルが登場

    ツアラーの雄、BMWからも足がしっかり地面に着くモデルがありました。

    BMWというと大柄な男性ライダーが悠々ツーリングしているイメージ。ちびっ子ママライダーを寄せつけない雰囲気ですが、私の足に注目~! サンダルでこの通りなので、カカトのあるブーツならもっとベッタリ。BMWはエンジンがなめらかなので、長距離も疲れ知らずで楽しめそうです。また、重量もガソリン満タンにしても200kgを切ります。ひょいひょい乗れそうですね。

    「BMW/CE 04」

    「BMW/CE 04」という新型電動スクーター

    展示車両につき跨ることはできませんでしたが、「BMW/CE 04」も気になりました。普通自動二輪免許で乗れる新型電動スクーターです。足着き性がいいとうれしいな~。

    フル充電で約130km走るという新型電動バイク「CE04」。未来的な見た目がめちゃくちゃかっこいい! ちょっと飛行機を眺めに羽田空港までとか、チームラボのデジタルアートで跳んだりはねたりしにお台場へ! とか、近場ツーリングを楽しむには最高だと思います。下半身をがっつり覆う「カウル」で、寒さやちょっとの雨でも快適走行できること間違いナシ。またシート下にはヘルメットが収納可能なラゲッジスペースもあるので、オートバイを離れるときは荷物をしまい、身軽にブラブラできそうです。

    キッズ用バイク

    未来のライダーに向けた展示もありましたよ。

    子ども用電動モトクロッサー「TOROORT」

    かわいい子ども用モトクロッサー「TOROORT」。なんと電動バイクなのです。

    キッズコーナーの様子

    実際にまたがることができるキッズコーナー。息子たち連れてきたら喜んだろうなー。

    久しぶりのモーターサイクルショー。たくさんの車両、活気ある雰囲気に、なんだかうれしくなってしまいました。さぁ、私も子どもと一緒に走りに行こう。まずは近々、沖縄の小浜島でタンデムツーリングしてきます。

    東京ビッグサイトをあとにする様子

    もうちょっとゆっくりいろんな車両を眺めたかったのですが、3歳次男のお迎えがあるので後ろ髪引かれる思いで東京ビッグサイトをあとにしたのでした。

    イベント情報

    • 名称:第49回 東京モーターサイクルショー
    • 会場:東京ビッグサイト
    • 開催日:2022年3月25日~3月27日(日)
    • 主催:東京モーターサイクルショー協会
    • URL:https://www.motorcycleshow.org/
    私が書きました!
    旅のエッセイスト
    国井律子
    1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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