野外でお茶や抹茶を楽しむ茶道「野点(のだて)」をご存じだろうか。その歴史は古く、1587年に千利休が豊臣秀吉のために、野山でお茶を点てたことが始まりだといわれている。
茶室で行なうお茶会のような格式や作法が必要なく、誰でもカジュアルに楽しめる。そんな野点を自然の中で思う存分楽しむための「野点セット」が、Snow Peakと中川政七商店、そして茶道ブランド「茶論」のトリプルコラボレーションによって登場。2022年4月6日より数量限定で発売予定だ。
第一弾は即完売!第二弾ではさらにバージョンアップも
Snow Peak×中川政七商店×茶論のトリプルコラボレーションによる「野点セット」は、2020年に第一弾が販売。その時は即完売となる人気ぶりだったが、第二弾となる今回は、さらなる進化を遂げている。
茶碗は前回と同様、軽くて丈夫なチタン製。二重構造で保温性高いので野外でも冷めにくく、美味しくお茶をいただける。
その茶碗を包む仕覆(しふく)は、Snow Peakの四角い帆布製の人気シリーズ「マルチコンテナ」をモチーフに、こちらでも丈夫な綿帆布を採用。そして口元の紐には茶道具を美しく大切に守る伝統的な仕覆にならい絹組紐を使用している。機能性とデザイン性、ともに兼ね備えているのだ。
抹茶をすくう茶杓(ちゃしゃく)、とお茶を点てる茶筅(ちゃせん)は、茶碗の中に全て納まるよう、奈良の職人が作った特別仕様。茶筅は前回からサイズを少し大きくして、更にお茶が点てやすくなっている。
さらに今回は、茶碗と菓子皿が2つずつ収まった「野点セット ダブル」も開発。相手をもてなすことを通じて、一人とはまた違った心地いい体験が楽しめることを目指した。
ただ作法にとらわれないのが野点とはいえ、道具の扱い方は最低限心得ておきたいもの。そこでお茶の点て方や野点の魅力をていねいに解説した、茶論監修のWEB動画が4月初旬頃に公開予定だという。茶道未経験者はぜひこちらもチェックしてほしい。
野点セット シングル/野点セット ダブル
- 価格:【シングル】35,200円/【ダブル】41,800円
- セット内容:【シングル】仕覆(綿)、茶碗(チタン)、茶杓・茶筅(竹)、茶筅筒(ウォールナット)、茶器(山桜)、菓子皿(メープル)、茶巾(麻)、しおり(紙)/【ダブル】仕覆、茶碗×2、茶筅・茶杓、茶筅筒、茶器、菓子皿×2、茶巾、しおり
- 発売日:2022年4月6日(水) ※オンラインショップ10:00~/直営店舗は営業時間に準ずる
- 取扱店舗:中川政七商店、公式オンラインショップ https://nakagawa-masashichi.jp/