外で食べるカップ麺はサイコー!でも1つだけ問題が……
キャンプや登山で食べるカップ麺の味は格別です。自然豊かな環境で、あるいは見晴らしのいい場所で食べるだけでも、普段の何倍も美味しく感じられます。
しかしその半面、「スープの処理に困る」という問題もついてまわります。
基本的にカップ麺のスープをすべて飲んでいる人であれば、なんら気にすることはないでしょう。
しかしカロリーや塩分の摂取量を抑えるために、スープは飲まないと決めている人も多いはず。
自宅であればキッチンの三角コーナーにでも捨てるだけのことですが、キャンプや登山においては、そうもいきません。
そんなときに便利なのが「残った麺スープ 固めてポン」。
蚊取り線香や入浴剤などのメーカーとして有名な「紀陽除虫菊」の商品であり、その名のとおり、カップ麺のスープを固めるためのアイテムです。
これがあれば余ったスープの処理について心配せず、カップ麺をより気軽に、そして場所を選ばず食べられます。
カップ麺のスープを固める魔法の粉
主成分は「高吸水性樹脂パウダー」。使用前はサラサラとした粉末ですが、この1粒1粒がたくさんの水分を吸収し、ゼラチン状に変化します。
商品のラインナップは3種類。それぞれ3包入り・12包入り・30包入りで、1包あたりのコストは50〜70円ほどです。
使用量の目安は、180ccのスープに対して1包。スープの量が多くて固まらない場合は、2包使います。
使用するメリットは、汁もれの心配がなく持ち帰りやすいこと。そしてカップ麺の容器ごと、燃えるゴミとして捨てられることです。
テントのなかでカップ麺の容器を倒してしまい、スープまみれになるという事故も未然に防止できます。
使い方は粉末を入れてかき混ぜるだけ
使い方は非常にシンプル。どなたでも迷わずに使えます。
1.余ったカップ麺のスープに、1包すべてを入れます。
2.箸で10秒間ほどかき混ぜ続けます。
3.固まるまで、そのまま放置します。スープの量や温度により固まる時間が異なります。
4.そのままゴミ袋に入れて、自宅へ持ち帰ってから廃棄します(※廃棄方法は地域のルールに従いましょう)。
キャンプ場や山小屋などに設置されたゴミ箱が利用できれば、捨てて帰ることもできます。
しかし外部から持ち込んだゴミを捨ててもいいかどうかは、場所によって異なります。
固めたスープはあくまで自宅に持ち帰ることを基本とし、キャンプ場や山小屋のゴミ箱を利用する場合には、ニオイが発生しないように配慮しましょう。
注意点
「残った麺スープ 固めてポン」は、手軽に使えて便利なアイテムです。ただし、注意すべき点もいくつかあります。なかでもとくに気をつけるべき点が2つ。
詰まりの原因になるため、炊事場・キッチン・トイレなどに流さないこと。そして誤って口にしないように配慮すること。
高吸水性樹脂パウダーが持つ「水を吸って膨張する」という性質が、思わぬ事故や設備の不具合につながることがないよう、正しく使うことが大切です。
アウトドア以外にも使いどころが多いすぐれもの
「いい景色を見ながらカップ麺が食べたい。でも塩分やカロリーが気になるから、できればスープは飲み干したくない」
そんな人ほど、紀陽除虫菊の「残った麺スープ 固めてポン」が重宝するはずです。
箸やフォークなどと一緒に携帯していれば、いつでもどこでも、カップ麺を食べられます。
またアウトドアシーン以外にも、カップ麺のスープの処理に困るシチュエーションは多くあります。たとえば車のなか、会社、ホテルの部屋など。
車のグローブボックスや会社のロッカー、ビジネスバッグなどに2、3包ほど常備しておくと、役に立つ日が来るかもしれません。
「1回分ずつ小分けされているから携帯しやすい」
これもまた「残った麺スープ 固めてポン」の魅力的なところです。
紀陽除虫菊 残った麺スープ固めてポン3包入
包装サイズ:10×15.7×0.5cm
内容量:3包
価格:214円
紀陽除虫菊 残った麺スープ固めてポン12包入
包装サイズ:9×11.5×5cm
内容量:12包
価格:693円
紀陽除虫菊 残った麺スープ固めてポン30包入
包装サイズ:12×11.5×10.2cm
内容量:30包
価格:1,650円