バタフライテーブル付き角七輪収納ボックス[読者投稿記事] | 自作・DIY 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.06.01

    バタフライテーブル付き角七輪収納ボックス[読者投稿記事]

    私たちはカヤックとキャンプをこよなく愛するアウトドア大好き夫婦です。今回紹介したいものは、「バタフライテーブル付き角七輪収納ボックス」です。

    主人は長年にわたる七輪愛好家です。我が家には丸七輪(我が家では愛情を込めて”マルリン”と呼んでいます)と角七輪(”カクリン”と呼んでいます)を所持しています。丸七輪の収納にはオイルなどが入っているペール缶がジャストフィットですが、角七輪にはジャストフィットする収納ボックスがないのです。ですから我が家もこの収納ボックスを作る前は、角七輪をそのまま車に積んでおりました。しかしながら、七輪は使用後すぐに冷めないので、片づけには時間がかかります。また、七輪はいつもベタベタに汚れています。おまけに、七輪は地面に置いて使用するので、椅子に座って使用するにはちょっと低いのが難点です。B型の主人はそんなことには全く気にしないのですが、AB型の私には当時それが気になっていたのです。

    20年近く前のある日、当時住んでいた函館の八百屋さんでりんご箱を見た瞬間、「あっ、これだ!」と思いました。八百屋のオヤジさんに、「このりんご箱譲って頂けませんか?」と聞いてみると、「なんぼでも持って行け!」と言われ、1つ頂いて帰りました。

    家に帰って早速角七輪を入れてみると、短軸方向の長さと高さは丁度いいのですが、長軸方向の長さが長過ぎ。ノコギリで適当な長さにカットし、側面を取り付け戻してボックスはすぐに完成!ボックスを裏返してその上に角七輪を載せてみると、高さが実に丁度いいのです。ならば、このボックスに羽のような天板(バタフライテーブル)を取り付けたら、最高に便利かも?と思い付き、私のDIY魂に火が点きました。

    当初はボックスの長軸方向の2面にしかバタフライテーブルを取り付けておりませんでした。天板は古くなった木製のキャンプ用テーブルを再利用。適当な大きさの天板とその天板を支える受け板をカットし、蝶番で固定。しかしながら、カヌークラブでBBQした際に、”ダイゴ”という名の酔っ払いにテーブルを壊され、改良を決意。強度不足を反省し、天板を支える受け板を2枚に増やし、長さも地面に届くくらい長いものに変更。この際だからと、短軸方向の2面にもバタフライテーブル(こちらのテーブルは小さいので受け板は1枚)と、持ち運びのことを考え、テーブルを固定するためのローラーキャッチと、カーゴベルトを再利用したストラップまで取り付けました。蓋は家にあった小さいすのこがボックスにシンデレラフィット。しかしながら、1個数十円のローラーキャッチが4個と20個の蝶番、塗料だけは難燃性のものを購入。総額でも千円ほどで作れたと思います。

    我が家もちょっとお洒落なキャンプ用テーブルを持っていますが、いつもなぜだかこの20年ものの角七輪テーブルの周りに人は集まります。人は肉の周りに集まるのか、火の周りに集まるのかは定かではありませんが、とにかくこのテーブルはいつも人気者。ぜひ皆さんも作ってみては!

    最後に、七輪のすばらしさを伝えさせてください。七輪は炭火焼きが更に美味しくなることはもちろんのこと、珪藻土で作られているため、実に火持ちが良いのです。夫婦2人の焼肉であればいつも角七輪を使用するのですが、炭の補充なしにコーヒー用のお湯を沸かすことくらいまでは最初の炭だけで事足ります。また、かなり丈夫なつくりになっているため、ダッチオーブンなどの重さのあるものも安定して使用できます。アウトドアにこそ、七輪は欠かせないものであると、私は力説したいです。

    最後の最後に、ギトギトになった金網をきれいにする方法をご存知でしょうか?我が家ではコーヒー用のお湯を沸かすときに、やかんの下にアルミホイルを敷きます。こうすればやかんの底が汚れないばかりでなく、アルミホイルを敷いた下の金網のギトギトが見事に灰になります。ですから、アルミホイルを上手に移動させて金網全体が灰になるようにすれば、後片付けがかなり楽になります。

    【写真1】バタフライテーブルすべてを広げて角七輪を載せた状態
    【写真2】長軸方向のバタフライテーブルの受け板をフォーカスした状態
    【写真3】ローラーキャッチでバタフライテーブルを閉めた状態
    【写真4】蓋を開けた状態
    【写真5】蓋を閉めた状態
    【写真6】実際にキャンプで使用した風景



    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    panleo503さん

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