バードウォッチングの基本とは?双眼鏡などの観察道具と森で見られる野鳥4種 - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.01.02

    バードウォッチングの基本とは?双眼鏡などの観察道具と森で見られる野鳥4種

    散歩やハイキング、キャンプの時などに、ふと目にする鳥は、昔から人間の暮らしにきわめて身近な野生生物であり、季節の訪れを知る指標でした。バードウォッチングというと難しく感じるかもしれませんが、鳥を見たり、さえずりを聞くだけで、ちょっぴり幸せな気持ちになれますよね。野鳥観察の達人に基本と道具、森で見ることができる野鳥を教えてもらいました。

    双眼鏡の選び方

    森で野鳥を探すときは、まず声で聞き分け、その方向を双眼鏡で探すといい。

    「最初に双眼鏡でおおまかな場所を探したら、フィールドスコープに代えてじっくり観察します」
    とは、東京都檜原都民の森のガイド・浦野さん。

    初心者が森で双眼鏡を使うなら、倍率は8〜10倍のものを。高倍率すぎるとブレが大きくなり、視野も狭くなる。また、対物レンズの口径も重要で、携行性を重視するなら20mm台、見え味を追求するなら40mm台がおすすめだ。

    「じっと待っていても鳥が現われない場合は、虫や植物を見て楽しみます。双眼鏡は細部まで見られるので、いままで気づかなかった森の美しさを発見できます」

    野鳥観察のための道具

    野鳥観察

    固定するための三脚、野鳥図鑑、ニコンの20倍フィールドスコープ、8〜10倍の双眼鏡、野鳥のペリットや食べ残した木の実などを持ち帰るためのプラスチックケース。

    野鳥観察

    鳥のペリットを発見したらケースに確保。解体すると、消化できなかったものがわかる。

    森で見られる野鳥

    オオルリ

    オオルリヒタキ科。日本には夏鳥として渡来し、低山~亜高山帯にかけて生息。岩壁にコケなどを用いて巣を作る。オスの青い背中が美しい。

    キビタキ

    キビタキヒタキ科。こちらも全国の丘陵から山地の樹林帯に渡来して生息する夏鳥。個体によって変化にとんだ美しい鳴き声が聞ける。

    ミソサザイ

    ミソサザイミソサザイ科。沖縄以外の全国に分布。夏の亜高山帯の風物詩。体が小さいながらも、ピチュピチュ チュリリリと力強くさえずる。

    サンコウチョウ

    サンコウチョウカササギヒタキ科。初夏に渡来し繁殖。繁殖期のオスは体長の3倍くらいの長い尾羽をもつ。食性は昆虫食で、林内で飛翔中の昆虫を補食。

     

    森のガイド
    教えてくれた人
    森のガイド
    浦野守雄さん
    檜原村、都民の森管理事務所に勤める、森のガイド。鳥の鳴き声を真似するのが非常にうまく、野鳥を呼び寄せるのが特技。

     

    関連記事「バードウォッチングにおすすめの双眼鏡は?選び方と人気商品24選

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