野鳥観察のプロに聞いた観察道具と森で見られる野鳥4種 | 自然観察 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

野鳥観察のプロに聞いた観察道具と森で見られる野鳥4種

2015.07.17

森で野鳥を探すときは、まず声で聞き分け、その方向を双眼鏡で探すといい。

「最初に双眼鏡でおおまかな場所を探したら、フィールドスコープに代えてじっくり観察します」
とは、東京都檜原都民の森のガイド・浦野さん。

初心者が森で双眼鏡を使うなら、倍率は8〜10倍のものを。高倍率すぎるとブレが大きくなり、視野も狭くなる。また、対物レンズの口径も重要で、携行性を重視するなら20mm台、見え味を追求するなら40mm台がおすすめだ。

「じっと待っていても鳥が現われない場合は、虫や植物を見て楽しみます。双眼鏡は細部まで見られるので、いままで気づかなかった森の美しさを発見できます」

 

野鳥観察のための道具

野鳥観察

固定するための三脚、野鳥図鑑、ニコンの20倍フィールドスコープ、8〜10倍の双眼鏡、野鳥のペリットや食べ残した木の実などを持ち帰るためのプラスチックケース。

野鳥観察

鳥のペリットを発見したらケースに確保。解体すると、消化できなかったものがわかる。

 

新緑の森で見られる野鳥

オオルリ

オオルリヒタキ科。日本には夏鳥として渡来し、低山~亜高山帯にかけて生息。岩壁にコケなどを用いて巣を作る。オスの青い背中が美しい。

 

キビタキ

キビタキヒタキ科。こちらも全国の丘陵から山地の樹林帯に渡来して生息する夏鳥。個体によって変化にとんだ美しい鳴き声が聞ける。

 

ミソサザイ

ミソサザイミソサザイ科。沖縄以外の全国に分布。夏の亜高山帯の風物詩。体が小さいながらも、ピチュピチュ チュリリリと力強くさえずる。

 

サンコウチョウ

サンコウチョウカササギヒタキ科。初夏に渡来し繁殖。繁殖期のオスは体長の3倍くらいの長い尾羽をもつ。食性は昆虫食で、林内で飛翔中の昆虫を補食。

 

教えてくれた人

森のガイド
浦野守雄さん森のガイド檜原村、都民の森管理事務所に勤める、森のガイド。鳥の鳴き声を真似するのが非常にうまく、野鳥を呼び寄せるのが特技。

 

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