キャンプでの残り油どうしてますか?「ベルわた」が便利で環境に優しい! | アウトドア雑貨・小物 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • キャンプでの残り油どうしてますか?「ベルわた」が便利で環境に優しい!

    2022.01.31 のまどう

    ベルサイユのわたの箱と中身のわたが並んでいる。

    写真は筆者の私物です。

    キャンプで定番の肉料理の後に待っているのが、やっかいな油汚れの掃除。アヒージョなど、油を大量に使用する料理を作った後は、掃除だけでなく、油の処理も必要になります。

    そんなときに役立つのが、今回ご紹介する「ベルサイユのわた」。少量で大量の油を吸い取ることができる「わた」です。少女漫画ファンに人気の『ベルサイユのばら』とコラボレーションした商品なので、パッケージがユニークで目を引きますよね。アウトドアでの使用に、とっても便利なので、ご紹介します。

    「ベルサイユのわた」とは?

    ベルサイユのわたの至近距離から撮った画像。ふかふかとした繊維の表面が見える。

    「ベルサイユのわた」のアップ。

    「ベルサイユのわた」とは、ポリプロピレンを原料とした「わた」です。

    発売元の株式会社エム・テックスが、ナノファイバー(極細の繊維)を元に開発した、独自の繊維を使用しています。その繊維の細さは、髪の毛の200分の1程度。繊維が細かいぶん、他の繊維よりも多くの油を吸収することができます。

    最大の特徴は、水を弾き、油だけを吸収する性質があることです。その特徴のおかげで、水に浮いた油だけを除去することができます。

    どれほどの吸収力があるのか?

    ベルサイユのわたの塊を手に持っている。

    手に持った感覚は、通常の綿のわたと比べて、よりふかふかとしています。

    「ベルサイユのわた」はひと箱に20gのわたが入っています。その20gでなんと約500mlもの油を吸収することができます。

    「ベルサイユのわた」の使用方法

    ベルサイユのわたの塊から少量だけ手でちぎっている。

    手でひっぱると、簡単にちぎれます。

    新品の箱から出した「ベルサイユのわた」はひと固まりになっています。適量をちぎった後、もみほぐして使います。

    アウトドアではどんなシチュエーションで便利なのか?

    アウトドアで「ベルサイユのわた」を活用できるシチュエーションをお伝えいたします。

    1.バーベキューをした後の油汚れに

    バーベキュー用のガスグリルの画像。

    バーベキュー用のウェーバー社のガスグリル。

    バーベキューをした後には、皿はもちろんのこと、バーベキューに使用した焚き火台や、バーナーも油まみれになります。

    ガスグリルの表面をベルサイユのわたで拭いている。

    水濡れに弱い部分もきれいにできます。

    焚き火台であれば、ほとんどのものが水洗い可能ですが、バーナーの中には丸洗いができない道具もあります。そんな道具も、ベルサイユのわたを適量ちぎって拭けば、油汚れを綺麗にすることができます。

    2.料理の後の油の処理に

    キャンプ地で、アヒージョなどを調理した後に大変なのが、残った油の処理です。自宅ならば油壷に入れるなどして処理することができますが、アウトドアから油を入れた容器を自宅まで運ぶのは、手間がかかるのでおすすめできません。

    そんな場合も、「ベルサイユのわた」を使用すれば、油の処理が簡単です。残り油を「ベルサイユのわた」で吸収させてから、ゴミ袋に入れて、可燃ごみとして持ち帰ることができます。

    ただし「ベルサイユのわた」は、50度C以上に熱された油には使用できません。発火する可能性があるので、油を吸収させる際は、油をしっかりと冷ましてから使用しましょう。

    3.森林限界より高い場所での登山や水が限られる状況

    山の写真。

    ベルサイユのわたは登山でも便利に使用できます。

    登山に出かけた場合に大切なのが、水の確保です。出かけたルート上で水を補給できるコースならば問題ありませんが、水の補給がなかなかできないコースに出かける場合、大量の水をバックパックに入れて運ぶ必要があります。そのような場合には、食事に使用する水や飲み水以外の、皿洗いや手洗いなどに使う水は節約しなければなりません。

    また、森林限界より高い場所に出かけた場合、土の中に微生物が少ないので、洗い物で汚れた水を浄化する力が土壌自体にありません。洗い物で汚れた水を流すことは、環境汚染に繋がります。そのため、環境保護の観点からも、洗い物に水を使用するのを控えるべきです。

    このような状況で、「ベルサイユのわた」は大活躍します。汚れた皿をティッシュペーパーで拭いた後に、「ベルサイユのわた」で拭けば、完全に油汚れを除去することが可能です。

    「ベルサイユのわた」は、かさばらず軽量です。荷物の重量を減らす観点からも、登山に向いた道具ですね。

    実際にアウトドアで使用してみました

    シェラカップに入ったブロッコリーとタコ、ボトルに入ったオリーブオイルが並んでいる。

    アヒージョを作ってみます。

    実際にアヒージョを作り、「ベルサイユのわた」で残り油を吸収させてみます。

    シェラカップにアヒージョが入っている。

    アヒージョ

    アヒージョを作るために使用したオリーブオイルの量はおよそ100mlほどです。

    シェラカップの中に油が入っている。

    食後に残った油。

    食後には大量の油が残りました。

    「ベルサイユのわた」は20gで500mlの油を吸収できます。単純に計算して、100mlの油を吸収するために使用するのは4gになります。

    4gは20g(「ベルサイユのわた」1箱の内容量)の5分の1のなので、1箱に入っている塊の5分の1ほどのわたを使用しました。

    シェラカップの中にベルサイユのわたが入っている。

    「ベルサイユのわた」を投入。

    全体の5分の1ほどの「ベルサイユのわた」を塊からちぎって、よくほぐし、食べ終わったアヒージョの残り油に入れてみます。

    ベルサイユの綿が油を吸収し、黄色になっている。

    油を吸収した様子。

    みるみるうちに油を吸収して、「ベルサイユのわた」が黄色になりました。

    油を吸収したベルサイユの綿と残った水分がシェラカップに入っている。

    残った水分にはほとんど油が含まれておりません。

    シェラカップの中に残ったピンク色の液体は、具材から出た水分です。水分の中には、少量の油が残っていますが、「ベルサイユのわた」によって、ほとんどの油を吸収することができました!

    このように「ベルサイユのわた」は、水分を吸収せずに、油のみを吸収することができます。

    油を吸った「ベルサイユのわた」は、燃えるごみとして処理することができます。シェラカップには油がほとんど残っていなかったので、水で流すだけできれいにすることができました。油を下水に流すことがないので、環境にも優しいですね。

    さいごに

    「ベルサイユのわた」は、少量で驚くほどの量の油を吸収することができます。軽量でかさばらないため、キャンプ道具に忍ばせておけば、食後の掃除に大活躍しますよ。必要なだけちぎって使用できるので、使い勝手も抜群です!ぜひお試しくださいね。

     

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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