手作りの蜜蝋キャンドルで空気を浄化! 新しい年を明るく迎えよう。 | ナチュラルライフ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.12.25

    手作りの蜜蝋キャンドルで空気を浄化! 新しい年を明るく迎えよう。

    蜜蝋キャンドルで、お部屋の空気をお掃除!

    年末になると夜が長くなり、家の中で楽しむ時間が増えてきますね。そんなときはキャンドル作りでクリエイティブな感覚を呼び起こし、ゆらゆら揺れる火を見て気持ちを落ち着かせてみませんか?しかも蜜蝋キャンドルは、燃やすとマイナスイオンが発生して空気中のゴミを吸着し、床にゴミを集めて、空気を綺麗にしてくれるんです。年末の掃除とともに、蜜蝋キャンドルも使って、新しい年を気持ちよく迎えましょう。

    家の中で素材探し

    先ずは自然の素材を集めましょう。公園などに落ちている松ぼっくりやどんぐりなども素敵ですが、家の中でも見つけられるものがたくさんあるはずです。

    コーヒー豆、茶っ葉、ピンクペッパー、唐辛子、みかんの皮、月桂樹(カレーやシチューに入れるベイリーフ)、シナモンスティックなどなど、ありませんか?

    道ばたで、素材探し

    そして野山へ行かずとも、道路のフェンスなどに絡まっている野草たちも探してみてくださいね。

    屁糞葛(ヘクソカズラ)

    この実を潰すと、黄色い液体が出てきますが、これは昔から、冬の手足のお手当てに使っていたのです。あかぎれやしもやけなど、乾燥した手や指に直接塗りみます(衣服などに色がつきますので、気をつけてください)。

    オススメは、ヘクソカズラ。名前の通り、「臭い匂い」がする野草ですので、実は、摘む時期にポイントがあります!花が咲く時期は、真夏。暑いなかでも白いビロードの生地のなかに、深紅の穴にハマったかのような美しい花の時期が終わると、秋には緑色の実から琥珀色に移っていきます。その秋を過ぎ、冬の乾風が吹き始めると、なぜか匂いがなくなるヘクソカズラの実。このとき、そうです、今を狙ってください!

    蜜蝋キャンドルの作り方

    蜜蝋は簡単にいうと、ハチの巣の中でハチミツの蓋だったり、巣になっているところのことです。蜜蝋キャンドルの歴史は古く、古代は「神からの贈りもの」としてエジプト時代から、ヨーロッパの教会でも多様に使われてきました。食べることも出来る蜜蝋と、食用オイルだけで作るので、安心安全の体に優しいキャンドルとなります。

    材料

    ・ミツロウ 25g
    ・オイル(なたね油、ごま油、オリーブオイルなど) 10g
    ・麻の紐 10cm
    ・容器 1個(30ml)
    ・計量器
    ・耐熱カップ
    ・割り箸 2膳
    ・素材(コーヒー豆、ミカンの皮、ピンクペッパー、シナモンスティック、ヘクソカズラの実など)
    ・鍋
    ・精油 お好みで2〜3滴(オレンジ・シダーウッドなどがオススメです)
    ・水 適量

    作り方

    1:鍋に水を2センチほど入れて沸騰させてから、弱火にします。耐熱カップに、蜜蝋と、オイルを入れて、鍋に入れます。

    2:蜜蝋が完全に溶けたら、割り箸で麻の紐を持ち、蜜蝋オイルに浸らせてから、クッキングシートの上に置いて乾燥させます。

    3:蜜蝋を入れる容器に、割り箸で、先程の麻の紐をはさんだものを置きます。

    *必ず容器の底に、紐が付くようにしましょう。

    4:鍋から溶けた蜜蝋オイルを取り出し、お好みの精油を入れてかき混ぜてから、容器に注ぎます。

    *耐熱容器は熱いので、気をつけましょう。

    5:表面が少しだけ色が変わって(固まって)きたら、素材をのせます。

    6:乾かしたら完成です。

    暗い夜のなかで希望の光のように輝く蜜蝋キャンドルとともに、素敵な年をお迎えくださいね。

    私が書きました!
    マクロビライフアドバイザー
    Miki
    野草やマクロビオティックなど「そのまま自然にあるもの」を用いて、世界中で「地球で楽しむコト」を伝える活動家。ロンドンにてメイクアップアーティストとして活動し、帰国後にマクロビオティックと出逢う。野草で100年先も豊かにする国際NGO法人YASOUENの代表理事・YASOU合同会社代表。一男一女の母。

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