富士山と旨いうどん!サクッとタンデムで行く「吉田のうどん」ツーリング | バイク・オートバイ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

富士山と旨いうどん!サクッとタンデムで行く「吉田のうどん」ツーリング

2021.12.04

中央道から見えた富士山

中央道にて美しい富士山が見られました。

兄からの誘い

「富士吉田にうどん食べにツーリング行くけど、オマエさんもどうだ?」

急に届いた、7つ離れた兄からのLINE。
じつは私、つい最近23年乗り続けたハーレーを手放したばかり……。今後はモノを持たないシンプルな生活にシフトしようと、レンタルバイクすることにしたのです。

それにしても兄からの誘いはあまりにも急で、オートバイを借りる時間がない………。

「タンデムでいいじゃん」と、兄。

そうか、その手があったか!

ツーリング当日、家まで迎えに来てくれた兄の後ろに乗った瞬間、すぐさま後悔したのでした……。

ハーレー・スポーツスターに乗る国井律子

兄に急に誘われて、ハーレー・スポーツスターにタンデムすることに。

体重0.1t。日本人離れした体格の兄です。恰幅が良すぎて、私の座るシートがほとんどない。まさに「崖っぷち」(笑)。

ハーレーダビッドソンのスポーツスターのシートには、同乗者が走行中つかむためのベルトがあります。兄が大きすぎるためそれも厳しく(だいぶ前に詰めてくれたようですが)。また兄のお腹は臨月妊婦並みなので腕も回せない。パツパツの彼の上着をギュッと握ってなんとかシワを寄せ、振り落とされないよう必死にそこをつかんでいました。

富士吉田まで、大丈夫か私!?

オートバイのことをいろいろ知っているライダーの私がビビったのです。免許を持っていない方や、とくに子どもを後ろに乗せる場合は、しっかりしたタンデムの準備やレクチャーをしてあげないと危ないなぁと思ったツーリングでしたが、天気は最高! 崖っぷちシートでお尻はひたすら痛かったですが、だんだんポジショニングにも慣れ、首からぶら下げたカメラで兄越しに富士山を撮る余裕も出てきました。

雪をかぶった富士山

大月JCTを河口湖方面へ。雪をかぶった富士山がどんどん近づいてきます。

ライダーたちと富士山

信号待ち。兄のお仲間ライダーさんたちをパチリ。「パーキングとかに停めて撮った画像しかないから、乗ってるショット、うれしい!」と。とても喜んでくれました。

“元祖みうらうどん”に到着!

みうらうどん

中央道河口湖ICからオートバイで10分ほどで、山梨県富士吉田市にある「元祖みうらうどん」に到着。白いプレハブに大きく店名が書かれているのでスグわかります。富士山もキレイ!

8時半に世田谷のわが家を出発(兄がピックアップ)、9時半、中央道の石川PAでお仲間さんと合流、雲ひとつ無い空の下を順調に進んで河口湖ICで下車。「元祖みうらうどん」に着いたのは10時半でした。

この日は月曜日。平日だというのにもうすでにお客さんが何組も麺をすすっており、私たちが席に着くやさらに続々と入店。ランチには早すぎるかな、ちょっとまだお腹いっぱい、食べられるかなとも思いましたが、この時間に着いておいてよかったです。

みうらうどんの店内と国井律子

入口には除菌スプレー、大きく開け放たれた窓、席には透明パーテーションと、コロナ対策ばっちりのお店でした。

麺好きの私です。この吉田のうどん、何度も雑誌に企画をあげたのですが天気が悪かったり、タイミングが合わずでやっといただくことができたのです。感動のご対面!

肉うどん

一番人気の「肉うどん」、450円ほか。

麺をすするというより、ずっともぐもぐ噛み締めているようなズッシリ系の中太麺は、手作りだそうでところどころ不揃い。醤油と味噌ベースのサッパリ系のだし汁がよくからみます。また、この店の吉田のうどんに入っている肉は、なんと馬肉なんです。甘辛く仕上げてあり、とてもおいしい。しゃきしゃきした茹でキャベツが入っていたりと、初めてだらけの感覚でした。

10時半にランチって……、まだお腹いっぱい。食べられないかも……なんて心配はどこへやら。ぺろっと一人前完食しました。

テーブルには天かすと、「すりだね」という辛みが置いてありました。それとは、山椒、胡麻、鰹節などを油で炒めたけっこう辛い調味料なのですが、コレ、なんで買って帰らなかったのか、あとから大後悔。「味変」するのに最高でしたよ。

お店情報

元祖みうらうどん
所在地:山梨県富士吉田市下吉田1-22-5
電話:0555-30-2377
定休日:水曜日(祝・祭日は営業。お盆・年末年始は営業)
営業時間:10時~14時
https://ganso-miuraudon.com/

吉田のうどんからなんと直帰!?

ツーリングといったらまずはグルメ。それから景色……というのが私のなかの定番です。そういうライダーさんも多いかと思います。このまま河口湖とか行くの? とたずねると、「帰るよ」と即答する兄。ウソー! 本当に吉田のうどんを食べに来ただけとは……。

「ああ、そうさ」

とはいえ兄も私も、お仲間さんも、仕事に子育てに大忙しな世代。あまり欲張ると渋滞に巻き込まれて帰れなくなったりしますよね。腹6分目くらいですが戻りましょうか。

みうらうどんとライダーたち

さぁ帰りましょう! 駐車場にはさっきよりもクルマが増えています。

「帰りは富士山がきれいな道で行くよ」と兄。

車道から見える富士山

どこからでも見える富士山。

そういえばツーリング中どこかで「富士山がもっともきれいに見える町、富士吉田」という看板を見かけました。本当に、この町から見える富士山は威風堂々、すばらしい姿です。

赤富士通りの金富士

赤富士通りを進みます。すると道路をまたぐように建てられた「金鳥居」。そこからも富士山が!

オートバイに乗る国井律子

景色が楽しめるタンデムもなかなかいいものだと思いました。お尻は痛かったけど……。

富士急ハイランドと富士山

中央道下りの目の前にドーンと見える富士山も「きれいだなー」と思いましたが、並走できる上りもいいですね。やっぱり富士山は日本の心です。

トンネル内のオートバイ

富士山に別れを告げて、山また山の大月JCTを東京方面へ。ここからはトンネルが続く。

談合坂SAで休憩。カワサキ、BMW、HONDA、そして兄のハーレー

談合坂SAで休憩。カワサキ、BMW、HONDA、そして兄のハーレーと、趣味趣向がバラバラなオートバイが集まりましたね。

鮨職人と行くツーリング

寿司職人

左右のライダーさんはなんと鮨職人さん! お客さん(グルメな兄)と店、というちょっと変わったツーリングだったのです。

食べることが大好きな兄のお仲間さんは、じつは鮨職人さん。四谷の超有名店で修行を積み、おのおの店を持った新進気鋭の方々でした。
「そろそろ、カラスミ作ってる?」とか出てくる会話が変でおもしろかったです。

オートバイの影

14時前には世田谷に到着! 何度もいいますがお尻は痛かったけど、有意義な時間を過ごしました。

ツーリングの装備

ヘルメット

私の私物ですが、ヘルメットはSHOEIのGT-Air。開閉式のインナーサンバイザーが付いており、まぶしい朝陽や夕陽をシャットアウトしてくれます。

トシを取るにつれてヘルメットはフルフェイス以外考えられなくなりました。いざというときに安全安心というのはもちろん、静かでラク。排気ガスからも肌を守ってくれます。

マックスフリッツのアウターとグローブ

こちらも私物。マックスフリッツのアウターとグローブ。

初冬の富士吉田に行くということで、私が持っているなかで一番暖かいアウターとグローブを装着していきました。今年は暖冬なのか、この日は天気も良すぎて暑かったほど。高速移動中、胸元のジッパーを少し下げました。なんならグローブを外してもいいくらい。でもお仲間さんは談合坂で震えながらオートバイから降りてきて、あ、そうか。私には兄という巨大スクリーンがあったから寒くなかったのか、と気づいたのでした(笑)。

国井律子
私が書きました!
旅のエッセイスト
国井律子
1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/
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