「キャンプ中に服が汚れてしまった」という経験はありませんか?せっかくのアウトドアで服を汚してしまわないよう、ふさわしいエプロンを持参したいものです。料理や焚き火にぴったりのおしゃれなエプロンを着けて、キャンプを楽しみましょう。
キャンプにエプロンは必須アイテム
キャンプ中は、料理や焚き火、後片付けなど、服が汚れてしまいそうなシーンが多々あります。アウトドアですぐに着替えや洗濯をするのは難しいので、キャンプ用エプロンを着けるのがおすすめです。
衣服が汚れるのを防ぐ
エプロンを着用する大きなメリットは、いうまでもなく『衣類が汚れるのを防げる』という点です。料理をしていれば、どんなに気をつけていても油が跳ねて服を汚してしまうケースは少なくありません。焚き火の炭や地面の泥、調理中のソースなどのはねも気になります。しかし、エプロンを着けていれば服を汚してしまう可能性はなくなるでしょう。
また、熱い料理を持ち運べるよう、ミトン代わりにもなるポケットが付いたエプロンなどもあります。エプロンが一つあれば、『汚れを気にせず料理に集中できる』『熱い料理の扱いが容易になる』などのメリットが得られるのです。
火の粉による服の穴あきを防ぐ
キャンプ中の服が汚れやすいシーンは、料理のときだけではありません。焚き火をしているときに火の粉が飛び散り、服を汚してしまうケースも多いのです。
厚手のエプロンを着用すれば、火の粉が飛び散って服に穴を空けてしまう心配もありません。
また、焚き火の火加減を管理する際に、炭が服に付いてしまうこともあり得ます。エプロンを着用していればそのリスクも少なくなるため、心置きなく焚き火を楽しめるでしょう。
キャンプ用エプロンの種類
キャンプ用のエプロンには『胸当てタイプ』『腰巻きタイプ』の2種類が存在し、それぞれに異なる特徴があります。詳しく見ていきましょう。
胸当てタイプ
胸当てタイプのエプロンは、『胸の辺りまで覆われているエプロン』のことです。上半身の多くをカバーしてくれるタイプなので、調理中に油・ソースなどが跳ねてしまう心配もありません。キャンプで料理をする人は、胸当てタイプのエプロンがおすすめです。
ちなみに、胸当てタイプの中にも以下のような種類が存在します。
- X型(背中の紐が『X』のようにクロスしているタイプ)
- H型(背中が『H』のようになっているタイプ)
- 首掛け型(首にかけて着用するタイプ)
腰巻きタイプ
腰巻きタイプのエプロンは、『腰から下を覆うタイプのエプロン』 のことです。胸当てタイプと比べてさっと着用できる利便性がありますが、上半身は覆われないため汚れに注意しなければなりません。
厚手の生地で作られているエプロンも多いため、キャンプ中にミトンの代わりとして活用することもできるでしょう。
また、腰に巻くだけなので、首や肩に負担がかかる心配もありません。肩こりが気になる人は、腰巻きタイプのほうがストレスなくキャンプを楽しめるでしょう。
キャンプ用エプロンの選び方
キャンプ用エプロンは、さまざまな特徴を持ったものが販売されているため、目的に合わせて最適な商品を選ぶことが大切です。エプロンを選ぶときにチェックすべきポイントを紹介していきます。
素材で選ぶ
キャンプ用エプロンを選ぶときのポイントの一つとして、『素材』が挙げられます。エプロンで使用されている主な素材は、ポリエステル・綿の二つです。
ポリエステルの特徴は、耐久性に優れているため洗濯しやすい点です。ただし、綿と比べると肌触りがかたく、手を拭くときにゴワゴワとした感触を感じてしまう可能性があります。そのため肌の弱い人は注意が必要です。
一方の綿の特徴は、火に強いため料理・焚き火に適している点です。ただしシワが付きやすいので、気になる場合は洗濯後にアイロンをかけるのがおすすめです。料理・焚き火での使用を想定している人には、綿のエプロンが適しているでしょう。
収納力で選ぶ
キャンプの料理・焚き火では、さまざまな道具を使うことになります。そのため、ポケットの数・大きさも重要なポイントになるでしょう。大きなポケットが付いているエプロンであれば、テントの設営時にペグ・ハンマーなどの道具を入れておけます。
また、ファスナーや蓋が付いているポケットであれば、スマホ・財布といった貴重品を紛失する心配もありません。『キャンプに必要な小道具を手の届く場所に収納しておける』というメリットは非常に大きいでしょう。
胸当てタイプのキャンプ用エプロン
現在は、さまざまなメーカーからおしゃれなキャンプ用エプロンが発売されています。おすすめの『胸当てタイプのエプロン』を紹介しますので、ぜひ自分にぴったりのエプロンを見つけてみてください。
テンマクデザイン「キャンプエプロンⅡ」
テンマクデザインが販売している「キャンプエプロンⅡ」は、グッドデザイン賞を受賞した帆布製のエプロンです。正面に大型ポケット、左側にデイジーチェーン、右側に革製ベルトが付いているため、皮グローブ・タオル・ペグハンマーといったさまざまな道具を収納できます。
ワンウォッシュ加工が施された帆布製なので、キャンプでの料理・焚き火はもちろんのこと、DIYやガーデニングにも向いているでしょう。裾のループに木の枝を通せば、ログキャリーのように使用できるのも魅力の一つです。
- 商品名:テンマクデザイン「キャンプエプロンⅡ」
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キャプテンスタッグ「キャンプ エプロン(ブラック)」
キャプテンスタッグが販売している「キャンプ エプロン(ブラック)」は、全面に大きなポケットが付いているのが特徴の胸当てエプロンです。薪を運びやすくする工夫も施されています。エプロンで薪を包み込み、裏側に付けられた取っ手を持って運ぶのです。
ボタンを留めれば裾を短くできるため、通常のエプロンとして使いにくさを感じることもありません。料理はもちろん、焚き火・テント設営といったフィールドワークにも最適なエプロンといえるでしょう。
- 商品名:キャプテンスタッグ「キャンプ エプロン(ブラック)」
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グリップスワニー「FIREPROOF APRON VEST」
グリップスワニーが販売している「FIREPROOF APRON VEST」は、独自の難燃素材であるFIRESHIELDを使用したエプロンです。自己消火性に優れており、もし火に近づきすぎてしまっても溶けることなく炭化します。燃えにくい生地を使用しており、国内の検査基準をクリアしているため、安心してキャンプを楽しめるでしょう。
また、焚き火ベスト・エプロンの2WAY仕様になっている点も魅力の一つです。内側に隠された生地を出すだけで、焚き火ベストからエプロンに早変わりします。
- 商品名:グリップスワニー「FIREPROOF APRON VEST」
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カナディアンイースト「焚き火エプロン」
カナディアンイーストが販売している「焚き火エプロン」には、難燃性素材の「Protexa-FR」が使用されています。たとえ火がついてしまっても、火元から離れれば火が自然に消える自己消火性に優れているため、焚き火をしていて炎に触れてしまっても着用者を守ってくれます。
また、親水性が高く油汚れを落としやすいので、キャンプでの料理におすすめのエプロンといえるでしょう。
- 商品名:カナディアンイースト「焚き火エプロン」
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腰巻きタイプキャンプ用エプロン
腰から下を覆う『腰巻きタイプ』のエプロンも、おしゃれな商品がたくさん販売されています。おすすめの腰巻きタイプエプロンを紹介していきますので、自分に合ったエプロンを見つけてみましょう。
キャプテンスタッグ「フィールド エプロン ショート(デニム)」
キャプテンスタッグが販売している「フィールド エプロン ショート(デニム)」は、ワンウォッシュ加工のデニム生地が特徴的なエプロンです。丈夫な生地なので、テント設営や焚き火といったフィールドワークにも適しています。
テーブルの金具に取り付ければ小物入れとしても活用できるため、調理道具を収納する小物入れとして利用したい人にもおすすめです。
- 商品名:キャプテンスタッグ「フィールド エプロン ショート(デニム)」
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grn outdoor「HIASOBI CAMPER MAEKAKE」
grn outdoorが販売している「HIASOBI CAMPER MAEKAKE」は、難燃加工・撥水加工を施したオリジナル生地が特徴のエプロンです。燃えにくい生地が使われているため、料理や焚き火に最適なエプロンといえるでしょう。
大きなポケットが付いており、トング・手袋といった大きめのアイテムをしっかり収納できるのも魅力の一つです。さらに腰にも調味料を入れられるポケットが設けられているため、料理中に手がふさがってしまう心配も少ないでしょう。
- 商品名:grn outdoor「HIASOBI CAMPER MAEKAKE」
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テンマクデザイン「アウトドア前掛けエプロン」
テンマクデザインが販売している「アウトドア前掛けエプロン」は、深さの異なるポケットが二つある前掛けエプロンです。革ループが付いているので、タオル・手拭いなども引っ掛けることができます。
男女問わずに使用できるデザインなので、料理・焚き火のエプロンとしてだけでなく、寒いときの膝掛けとしても使用できるでしょう。
- 商品名:テンマクデザイン「アウトドア前掛けエプロン」
- Amazon:商品リンク
ソトラボ「Takibi maekake」
ソトラボが販売している「Takibi maekake」は、シンプルで洗練されたデザインが特徴の前掛けです。ベルト以外の部分には燃えにくいコットンが使用されているため、焚き火での使用を想定している人にも適しているでしょう。
使い込むほど味が出るコットン帆布製のエプロンなので、経年変化を楽しみながら長く使い続けられるのも魅力の一つです。
- 商品名:ソトラボが「Takibi maekake」
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まとめ
キャンプ用エプロンには『胸当てタイプ』『腰巻きタイプ』の2種類が存在します。体を覆う部分が大きく異なるため、利用シーンに適したタイプを選択すると良いでしょう。エプロンを選ぶときにチェックすべきポイントとしては、『素材』『収納力』の2点が挙げられます。
さまざまなメーカーからおしゃれなエプロンが販売されていますので、自分にぴったりの1枚でキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。