【長野修平の 青空工房 第4回】 父子でくつろぐ、焚き火チェア作り | 自作・DIY 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2016.09.03

    【長野修平の 青空工房 第4回】 父子でくつろぐ、焚き火チェア作り

    日本で古くから活用されてきた竹。その真っすぐで丈夫な性質を利用した野営道具を2回にわたってご紹介。まずは、基本の“切る”にロープワークを組み合わせた焚き火チェア。腰掛けた途端、炎が恋しくなります。

    刃の細かい鋸が必須 鋸は木工用、山用、大工用、さらに素材によ っても種類が分かれ、その木工用のなかでも 竹専用に作られているのが竹びき鋸(中央)。 竹には強い繊維質があるため、繊維を断ち切 るよう、刃の目は細かく、なげしと呼ばれる 切刃が表裏交互に並んでいる。上は山用のフ ォールディングタイプで、竹の根元を切るの に便利。下は切り回し用の引き回し鋸

    刃の細かい鋸が必須
    鋸は木工用、山用、大工用、さらに素材によっても種類が分かれ、その木工用のなかでも竹専用に作られているのが竹びき鋸(中央)。竹には強い繊維質があるため、繊維を断ち切るよう、刃の目は細かく、なげしと呼ばれる切刃が表裏交互に並んでいる。上は山用のフォールディングタイプで、竹の根元を切るのに便利。下は切り回し用の引き回し鋸。

    道具 右下から、磨き用のサンドペーパー、 スポンジ。左下から帆布、枝切り用鋏、 面取り用クラフトナイフ、竹びき鋸、 山用のフォールディング鋸(折りたた めて、山にも持っていきやすい)、直 径3㎜の細引きロープ。

    道具
    右下から、磨き用のサンドペーパー、スポンジ。左下から帆布、枝切り用鋏、面取り用クラフトナイフ、竹びき鋸、山用のフォールディング鋸(折りたためて、山にも持っていきやすい)、直径3㎜の細引きロープ。

    伐り方の基本

    キャプ4チャ

    竹を切り出すときは、斜面の下側から刃を入れ、直径の3分の1ほど切り進んだら、上側から切って倒す(倒れる方角を要確認)。

    キャプチ5ャ

    竹を真っすぐ切るのは意外に難しい。まずはテープを1周巻いてガイドラインを作り、それに沿って切っていくときれいに切れる。

    フレームの準備

    キャ6プチャ

    地面に着く側は節のラインで切る。丈夫かつ泥や水、虫などが入りにくく、長持ちする。

    キャ7プチャ

    ジョイント部分は枝の根元を5㎝ほど残して、先端をナイフとサンドペーパーで面取り。

    キャプ66チャ

    左右の支柱2本、X字支柱2本、横木1本でフレーム一式。それぞれ、大人用大、子供用小で、左右=大147㎝、小
    108㎝。X字大129㎝、小94㎝。横木=大85㎝、小72㎝の寸法がベスト。X字支柱は1本、左右の支柱は2本枝を残す。

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