相棒として長く付き合いたいクルマ!スバル新型「フォレスター」をソロキャンプで検証【PR】 | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    試乗記

    2021.09.22

    相棒として長く付き合いたいクルマ!スバル新型「フォレスター」をソロキャンプで検証【PR】

    2021819日、大幅なリニューアルを果たしたスバル新型「フォレスター」。

    その魅力とはどのようなモノなのでしょうか。SUV生活研究家の「山﨑友貴」さんが一泊二日のキャンプで試してみました

    大幅なリニューアルを果たしたスバル新型「フォレスター」

    世の中の状況が後押しして、アウトドアブームはますます高まるばかり。同時にSUV市場もどんどん拡大しています。

    スバル新型「フォレスター」は2021年8月19日に大幅なマイナーチェンジを実施。

    今回は新型フォレスターでソロキャンプに出かけた。

    国産SUV黎明期の1997年、コンパクトステーションワゴンのクロスオーバーとして誕生したスバル「フォレスター」ですが、2018年には現行型である5代目にモデルチェンジを実施。いまや世界で愛される、ミドルクラスSUVに成長しました。

     そして2021819日、現行型フォレスターは大幅なリニューアルを果たし、さらに魅力的なものとなりました。今回いち早く、新型フォスレスターで出かける機会を得たので、趣味のソロキャンプをしながら魅力のほんの一部をお伝えしたいと思います。

    筆者の趣味でもあるバードウォッチング。静かに流れる時間はたまらないひとときだ。

    春夏秋冬で四季折々の鳥たちを見ることが出来る。[撮影:山﨑友貴]

    新型フォレスターのエクステリアはボリューミーかつソリッドなフォルムに進化

    新型フォレスターは写真で見た印象よりも力強さをより感じた。

    今回試乗した車両のエクステリアカラーはマグネタイトグレー・メタリック。

    さて、新しいフォレスターが目の前に運ばれてきた時に感じたのは、写真で見るよりもボリューミーでソリッドなフォルムだということでした。

     CMなどで使われているフォレスターのイメージカラーはクリスタルホワイト・パールですが、今回試乗した車両がマグネタイトグレー・メタリックだったことも影響しているかもしれません。しかし、2次元で見るよりもフロント回りの造形に迫力があります。

    新型フォレスターには、「レヴォーグ」から導入されたデザインコンセプト「BOLDER」が取り入れられました。ヘキサゴングリルはより大型化させたことに対し、ヘッドライトは小型化を実施。それと同時に、複数のLEDを照射するアレイ式アダプティブドライビングビームに変更されています。

    現在SUV市場で人気のデザイン、いわゆるアメリカ顔になった印象です。デイライトを点灯させると実に凜々しい表情になります。よりアクティブ、よりアグレッシブな印象を纏ったことで、アウトドアを嗜好するユーザーにはさらに魅力的に映るのではないでしょうか。

    アウトドア派の冒険心をくすぐるグレード「X-BREAK

    随所にレッドオレンジのアクセントカラーが取り入れられている「X-BREAK」。

    「X-BREAK」専用デザインの17インチアルミホイール。

    今回試乗したのは、「X-BREAK」というアウトドア派を意識したグレード。エクステリアには随所にレッドオレンジのアクセントカラーを取り入れており、併せてカーボンルックのパーツが各所に装着されています。

    こうした視覚的な演出は、道具好きのアウトドア派の心をくすぐることは間違いありません。昨今、アウトドア用ウェアや時計などのアイテムに、野外で目立つレスキューカラーのオレンジが使われていることが多いからです。

    X-BREAK」専用デザインのスポークタイプアルミホイールには、17インチのオールシーズンタイヤが組み合わされているのも魅力のひとつです。フォレスターのAWD4WD)との組み合わせで、多様な路面状況でも安心して走ることができるのは、ユーザーのアクティブなライフスタイルを十二分にサポートしてくれるでしょう。

    特に突然の雪でも臆せずに前に進めることはオールシーズンタイヤの大きなメリットでもあり、SUVを所有した満足感を増幅してくれるはずです。

    フォレスター「X-BREAK」のリアデザイン。

    フォレスター「X-BREAK」のサイドデザイン。

    ルーフレールにもレッドオレンジのアクセントがあしらわれている。

    道具としても優秀!大容量のラゲッジスペースに撥水カーゴフロア

    リアシートの背もたれはトランクスペースからワンタッチで操作することができる。

    スクエアなラゲッジスペースはリアシートを使った状態でも509リットルもの容量がある。

    道具としてフォレスターを見ても、実に優秀です。アウトドアレジャーを楽しむ場合、やはり重要になるのが積載能力です。

    まず今回試乗したフォレスターのリアゲートは電動式なので※、ボタンをひと押しするだけで開け閉めでき、手に荷物を持っているような状況でもイージーな操作が可能です。そしてリアゲートを開けると目に飛び込んでくるのは、スクエアで広いラゲッジスペース。

    リアシートを使った状態でも509リットル(VDA法計測)もの容量を確保しており、しかもタイヤハウスなどのデッドスペースがありません。これなら、四角いモノが多いキャンプ用品もきれいにパッケージングして、たくさん載せることができます。今回、僕のソロキャンプ用の装備を載せてみましたが、ラゲッジスペースの半分も使いませんでした(詳細は動画参照)。

    リアシートをフラットにすればさらに大容量のラゲッジスペースを確保できます。ちなみにリアシートを倒すためには、ラゲッジスペースにあるスイッチ操作ひとつでOK。わざわざセカンドシートのドアを開けてシートを倒すという面倒さがありません。

    さらにX-BREAKのラゲッジスペースには、同グレードならではの特徴があります。それが「撥水カーゴフロアボード」です。他のグレードではラゲッジルーム床面とリアシートバックにトリムが張られていますが、X-BREAKは樹脂製のボードが採用されています。

    アウトドアで使うアイテムは汚れたり濡れたりすることが多いのですが、このボードなら気兼ねがなくそのまま積むことができます。使用後には水で洗ったり、水拭きもできるので、掃除もラク。

    また、特に気に入ったのは撥水カーゴフロアボードの表面処理です。撥水性のあるこの手の樹脂ボードの上に荷物を積んでいくと、山道などでは滑って物が右往左往してしまうことがあります。

    しかし、フォレスターX-BREAKの撥水カーゴフロアボードにはディンプル加工が施されているので、コンテナボックスや金属でできたモノでもしっかりとグリップしてくれます。ですから、ワインディングロードでも荷物が動いて気になるというシーンが、ほぼありませんでした。

     昨今、山中でソロキャンプをする場合は獣害を避けるために就寝は車内で…というユーザーが増えています。広々としたラゲッジスペースが確保されているフォレスターなら、車中泊も快適だと思います。リアシートを倒した時、床面は車両前方向がわずかに上がる程度で、ほぼ平ら。キャンプマットを敷いて、前方に頭を向けて寝たら、大人2人でも十分快適に寝られると思います。

     ※メーカーオプションとなります

    ソロキャンプなら容量の1/3程度しか使わずに荷物を積載できた。

    リアシートをフラットにすれば、さらに大容量のラゲッジスペースが確保可能。

    撥水カーゴフロアボードは水洗いが可能。汚れた荷物でもそのまま詰めるのが嬉しい。

    オーナーの満足感を満たしてくれる新型フォレスターのインテリア

    外装と同様に内装の各所にもレッドオレンジの差し色が入っている。

    セミバケット形状の撥水シートは適度に身体をホールドしてくれる。

    インテリアもまた、オーナーの満足感を満たしてくれる仕上がりになっています。インパネの基本デザインはレヴォーグに通じるデザインプロトコルを採用していますが、よりアクティブでSUVらしい力強さを感じる配色、硬質感です。

     X-BREAKではエクステリア同様に、レッドオレンジの差し色が入ったステアリングホイール、セレクターレバーノブ、そしてトリム&シートのステッチを採用。前述の通り、アウトドア派に人気のレッドオレンジは、ウェアやアイテムなどと同じヘビーデューティ感を感じることができます。

    さらに、シートには撥水性の生地が使われており、スポーティな見た目でテンションを上げてくれるだけでなく、機能的にも道具感十分です。雨や雪、泥などが付いた身体で座ってもシートをサッと拭くことができるのは、まさにアクティブ志向のクルマと言ったところ。

    座った時のフィーリングも上々です。セミバケット形状のシートは適度に身体をホールドしてくれるので、荒れた林道を駆け抜けた時でも身体が必要以上に動くことはありませんでした。クッションも適度な硬さなので、長距離ドライブでも快適に移動することができるのではないでしょうか。

    皮巻きのステアリングは適度な太さで握った時の感触も良好。

    ハンドルやシフトレバー、モードセレクターなどにもレッドオレンジの差し色があしらわれている。

    シートのステッチにもレッドオレンジ色が使われており、よりアクティブな雰囲気を醸し出している。

    悪路で走破性の高さを実感…新世代のスバル車を象徴する「e-BOXER

    フォレスターに搭載される「e-BOXER」は2リッター水平対向エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムとなる。

    新型フォレスターには、2リッター水平対向エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e-BOXER」と、1.8リッター水平対向直噴ターボエンジンがラインナップされています。

     1.8リッター水平対向直噴ターボエンジンは、走る愉しさはもちろんのこと、リーン燃焼によって環境にも配慮できるパワーユニットです。低回転域から高トルクを発生させるため、気持ちが高揚した時はドライバーの気持ちに忠実に答えてくれます。

    そして今回試乗したe-BOXERは、新世代のスバル車を象徴するこのパワーユニットです。アクセル踏んだ瞬間からトルクがマックスで発生するモーターの特性が活かされており、曲がりくねった上りの山道でもエンジンとモーターの二頭立てで引っ張ってくれるため、エンジンの回転数を意識することなくドライブできました。そして悪路では、e-BOXERの良さをさらに感じられます。

    林道など路面状況が悪い道では、中低速のトルクをいかにキープするかが重要になります。1.8リッターエンジンも最大トルクの発生回転域が広く、多様な走行シーンで扱いやすいフラットトルクタイプにセッティングされていますが、 優れた環境性能・燃費性能、オンロードでのシャープな走り、そしてオフロードでの親和性の3拍子が揃っているのはe-BOXERだと感じました。

    1.8リッター水平対向直噴ターボエンジンはトルクフルでレスポンスが良く、ドライバーの気持ちに応えるパワーユニット。e-BOXERは電動技術の環境性能と、素早く立ち上がるモーターの特性を組み合わせ、オンロードでの爽快な走り、そしてオフロードでも力強く走る、新感覚な走りを実現と、それぞれの違った魅力を持っています。

    走破性向上と心の切り替え効果も…スバルの伝家の宝刀「X-MODE

    SUVといえば悪路走破性も気になるポイントだ。

    センターコンソールにあるダイヤルを回すことで走行モードを切り替えられる。

    悪路走破性という点で言えば、スバルの伝家の宝刀である「X-MODE」を忘れられません。X-MODEは、フォレスターの四輪駆動システムにおいて悪路走破性を高めるための電子デバイスです。「スノー/ダート」と「ディープスノー/マッド」の2モードを備え、センターコンソールにあるダイヤルを回すことで、路面状況に適したエンジン出力や駆動トルクを自動で制御してくれます。

    オンロードではノーマルモードにしておき、路面が雪道やダートになったらダイヤルを左に、深雪や泥濘路になったら右に回せばOK。もしスタックをしてしまった場合でも、トラクションコントロールやe-BOXERのモーターなどと連係してイージーな脱出をサポートしてくれます。

     X-MODEは簡単かつ直感的に操作できることが身上ですが、滑りやすい下りの急坂でも安全にドライブできる支援システム「ヒルディセントコントロール」を内包していることも特徴です。坂に入る前にスイッチをONにしなくても、2モードのいずれかに入っていれば、自動的に車速、駆動トルクの制御を行ってくれます。つまりスイッチの操作忘れをなくしてくれるわけです。

     常時全輪駆動であるシンメトリカルAWDを搭載したフォレスターはノーマルモードでも優れた悪路走破性を持っていますが、X-MODEに入れることで「これからオフロードを走るぞ!」という気持ちを昂らせてくれますし、X-MODEのように特別なモードを備えたクルマを所有しているという満足感も満たしてくれるのではないでしょうか。

    狭い日本の林道でも活躍するフォレスターの素性の良さ

    日本の林道は狭くて荒れた道が多い、そんな場所でも活躍するのが新型フォレスター。

    ミドルサイズながら狭い林道でも大きさを感じずに楽にドライブできた。

    ダートやマッディな林道を走っていると感じられるのは、やはりフォレスターの素性の良さです。日本の林道は狭くて荒れた道が多いのですが、ミドルサイズながら大きさを感じずに楽にドライブできるのは、車両感覚が把握しやすいボディ形状や大きめの前輪舵角、そして十分なロードクリアランスゆえでしょう。

    エンジン、駆動系がシンメトリーに配置され、かつ低重心に設計されていることにより、スリッピーな路面でも運転しやすく、リカバリーが容易です。滑りやすい路面のヒルクライムでも前輪の駆動力が希薄になってしまって失速するということがなかったのは、前後輪5050という荷重バランスによるものだと思います。

    また、これもよくあることですが、日本の林道では転回も非常にやっかいです。道幅が狭いゆえに、前後に立ち木や岩、崖が待ち受けるからです。

    発電状況などクルマのあらゆる状態が可視化できるダッシュボードのモニター。

    今回試乗したフォレスターにはカメラとダッシュボードのモニターにより、前後・左サイド下の様子を可視化するシステムが付いていたので※、この装備があれば一人で林道に入った場合でも安心だと思いました。さらに、前方はアイサイトのステレオカメラ、後方はセンサーによってによって障害物への接近を知らせてくれ、近づき過ぎると自動でブレーキを利かせてくれるのには感動しました。

    今回は残念ながら十分に体験できませんでしたが、フォレスターには様々なシーンでの安全をサポートしてくれる「新世代アイサイト」が標準装備されており、レジャーに行く時には心強い存在です。

    「新世代アイサイト」は従来の物よりもステレオカメラの視野角が広がり、交差点での巻き込み事故を防ぐなど、実際のドライブシーンでよく起こりがちな事象を防ぐ実用的な機能がさらに進化しています。

    そして、多様な機能の中でも特にオーナーにとって嬉しいのは「全車速追従機能付きクルーズコントロール」ではないでしょうか。心地よく疲れたキャンプ帰りの身体でも、愛車に運転のサポートをしてもらいながら安全・快適に自動車専用道路を走行できるからです。ヒヤリハットや事故の際のダメージを低減してくれるのも、安心材料のひとつではないでしょうか。

     ※フロントビューモニターはメーカーオプションとなります

    フォレスターはライフスタイルの相棒として長く付き合いたいクルマ

    フォレスターと共に過ごした2日間。短い付き合いにも関わらず“頼もしさ”や“愛おしさ”を感じることが出来た。

    今回、12日のソロキャンプに新型フォレスターを使いましたが、短い付き合いにも関わらず頼もしさ愛おしさを感じてしまいました。よくできたSUVは国内外に色々ありますが、相棒として長く付き合いたいなと思わせるクルマは、正直稀です。

    こうした気持ちになれるのは、やはりスバルというこだわりのあるメーカーが造ったからなのかもしれません。

    スバルは初代「レオーネ」以来、常に四輪駆動システムによる悪路走破性と実用性を追求してきました。その技術は洗練され、そして進化することでX-MODEへと昇華しましたが、DNAとして受け継がれたプロフェッショナルのための道具という部分はしっかりと受け継がれている気がします。

    秀逸なアウトドアアイテムがプロユースを意識しているのと同じで、フォレスターもまた本物の道具感が魅力の根底にあるのではないでしょうか。

    北米では、SUVの屋根にルーフテントを載せて当てもなくさまよい、好きな場所で寝泊まりする「オーバーランド」という旅のスタイルがトレンドとなっています。そのライフスタイルを支えるクルマは「オーバーランダー」と呼ばれ、そのベース車両としてもフォレスターが人気となっています。

    日本でも形こそ異なれど、より自由でアクティブなアウトドアスタイルが広がっています。乗った時から世界が広がる新型フォレスターで、ぜひあなたのライフスタイルを変えてみてほしいと思います。

    「相棒として長く付き合いたいなと思わせるクルマは、正直稀」と筆者(山﨑友貴)は語った。

    Text:山﨑友貴 Photo:土屋勇人 MovieRFLXON

    【車種】SUBARU,フォレスター

    提供/SUBARU https://www.subaru.jp/forester/

    ※本記事はくるまのニュースとのコラボ記事となります。

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