
左:VIRE STOVE「ミニサイズ」、右:「レギュラーサイズ」。ともにステンレス製。
1、薄型&高火力!「VIRE STOVE」
折りたためる小さな焚き火台には珍しいロケットストーブ型。ロケットストーブは煙突が付いていて、煙突内で上昇気流が発生する。少ない薪で強い火力を得られるのがメリットだ。煙突の中が高温になり、未燃焼ガスが二次燃焼するため、煙も出にくい。煙突の上には五徳(付属)を設置できるので、コッヘルも載せやすい。とにかくすばやく湯を沸かしたいというスロキャンパーにおすすめ。
・ミニサイズ:15,840円
・レギュラーサイズ:16,280円

2枚のプレートを十字に交差させて五徳とする。

薪の投入口。下部に空間が開いているので、空気が入り、よく燃える。

折りたたんだ状態。厚さは約4cm。

組み立てるときは、まず本体をパカッと2つに開く。

次に、本体を立体的に広げる。

最後に、本体を抱き合わせてプレートでロックするとともに、脚を広げる。

背面に「VIRE」のロゴ。VIREはイスラエルのブランド。

専用のケースが付属。

薪の投入口が横(地面と水平)ではなく斜めなので、薪を入れやすい。
2、頑丈&高火力! 「おひとりさま野良道具セット」
焚き火台のほか、焚き火道具3つを合わせたソロキャンパー用セット。焚き火台「野良ストーブ」は、1.2mmという厚いステンレス材を採用し、なおかつ要所に曲げを入れて強度を高めている。五徳部分はさらに厚くてして2.5mm。形状は上部がせばまった三角形なので、炎が上に集中して火力が強い。軽さよりも耐久性を優先したい人におすすめだ。製造しているのは、広島県の「野良道具製作所」。「頑丈でないもの道具にあらず」を製作のモットーとしている。
・おひとりさま野良道具セット:29,380円

野良道具製作所の「おひとりさま野良道具セット」。手前から「野良ストーブ」、「野良スティック竹極太13mm」とストライカー、「野良ブラスターコンパクト」、「野良ばさみ」。

サイドのプレートを開くと、風がたくさん入り込み、火力を強くすることができる。

狭くすぼまった上部から炎が勢いよく上がる。※下に敷いているトレーは付属していません。

焚き火台「野良ストーブ」は、五徳が持ち手になるので、持ち運びしやすい。火ばさみの「野良ばさみ」は伸縮式。火吹き棒の「野良ブラスターコンパクト」はネジによる分割式(真鍮製)。

「野良ばさみ」を伸ばしたところ。厚さ2.3mmの鉄板製。重いものを挟んだときも安定する。

メタルマッチの「野良スティック竹 極太13mm」。極太なので火花がたくさん出て、ティッシュペーパーにも着火可能。


ビーパル通販のみの特典として、リングスター「スーパーバスケット」とブランドステッカーを進呈。
3、料理しやすいグリル付き! 「BE-PALロゴ入り FIRE COOKING PIT SOLO 麻袋付きセット」
火床のプレートを両側の側板にはめるだけで自立する。素材はすべて鉄。組み立てが簡単なのと、丈夫なのが魅力である。逆台形なので、コンパクトなわりに上部が広く、そこに付属のグリルを渡しかけることができる。対荷重は約6kgあるので、水の入ったコッヘルとケトルを同時に置いてもOKだ。もしくは、片側にコッヘル、片側に焼き網という使い方もできる。料理にこだわりたいソロキャンパーにおすすめだ。
・BE-PALロゴ入り FIRE COOKING PIT SOLO 麻袋付きセット:16,500円
https://www.pal-shop.jp/category/IP_001_000_000/A55001001.html

BE-PAL×YOKAの「BE-PALロゴ入り FIRE COOKING PIT SOLO 麻袋付きセット」。「YOKA(ヨカ)」は2015年に誕生した日本のアウトドアブランド。「休日を最高のものにする」をテーマに、焚き火台のほか、アウトドアファーニチャやティピー型テントを展開している。

全セット品。BE-PALとのコラボ品なので、フレームとグリルにBE-PALのロゴが入っている。収納袋(麻製)もオリジナルデザイン。

板の厚さは2mm(グリルは3.2mm)。

各パーツはきれいにスタッキングできる。収納サイズは約縦17.3×横32×高さ4cm。重さは約3kg。

グリルの長さは約32cm。2つのクッカーを置ける広さがある。
4、薪を縦にくべられる! 「GRRU GURU FIRE」
底が深いバケツ型の焚き火台。薪を上から無造作にポンポンと放り込むことができて使いやすい。薪を横からくべるのが苦手な人におすすめだ。五徳やグリルは付いていないかわりに、2本の支柱が鹿の角のように長く伸びていて、その先にコッヘルを吊るすことができる。薪を置くための台が付属している点もユニークだ。ソロキャンプに使うなら、いちばん小さい「XS」がよい。メーカーは北海道の「トリパスプロダクツ」。2019年にスタートし、鉄製のテーブルやギアスタンド、鉄板などを製作・販売している。
・XS:16,280円
・S:20,680円
・M:26,180円

トリパスプロダクツの「GURU GURU FIRE」。左から「XS」(使用時は約縦22×横22×高さ34cm。約1.2kg。耐荷重は約2kg)、「S」(使用時は約縦33×横33×高さ50.5cm。約3.4kg。耐荷重は約5kg)、「M」(使用時は約縦41×横41×高さ67.3cm。約7.2kg。耐荷重は約10kg)。

「S」に1.8lのコッヘルを吊るした状態。

全パーツ。各パーツは角が面取りされている。

収納状態(XS)。収納袋は付いていないが、付属のストラップで固定することができる。

「XS」を使用。「XS」の薪は小枝がよい。