アウトドアで寝泊まりする時のスキンケア事情
前回のメイク編に続き、今回はアウトドアや山小屋泊をする時に使えるスキンケアのTIPSをご紹介します。
私の肌は敏感乾燥肌で荒れやすく、気温の変化でもかなり揺らぎやすいですし、寒暖差で痒みがでてしまうこともあり、季節の変わり目は特に苦労しています。そのため、その時のお肌の調子によってアイテムを変えてはいますが、極力シンプルにするよう心がけています。
そんな私が山小屋泊やキャンプ泊で持参するアイテムがこちら。
スキンケアの要は保湿対策!
アウトドアで過ごすと、紫外線にさらされることで、思っているよりも皮膚が全体的に乾燥していると感じられる方も多いと思います。乾燥が進むと痒みが出たり、そこから炎症が起きたりと、肌トラブルのもとになりがちに。
そのため、化粧水、乳液、クリームは、普段から使い慣れているものを小分けにして持参しています。
クレンジングはこすらず吸い取る派
日中つけていた日焼け止めやコスメ類。これらを落とす「洗顔問題」に私も悩んでいました。
クレンジングの成分が肌に残ると肌荒れしやすく感じますし、擦ることも刺激になってしまうので、なるべく肌に負担がかからない方法を色々と試してみました。
その中でも最近はSNSで話題のベビーオイルを使った洗顔を実践していて、これがとてもよかったのでご紹介します!と言っても、オイルを肌に優しくのせてメイクを浮かせたら、ティッシュで吸い取るようにオフするだけ。
詳しくはベビーオイル洗顔を考案されたmimiさんのTwitterをのぞいてみてくださいね。
【提唱者mimiがお伝えする、「ベビーオイル洗顔」の基本のやり方】
0.落としにくいポイントメイクをされている方は、先にリムーバーでポイントメイクのみ落としてください。
1.ベビーオイル(初心者はミネラルオイル主成分のものがおすすめ)を片方の手のひらの凹みに、3-4プッシュ出します。
— mimi@ベビーオイル洗顔の人 (@mimitan090909) September 2, 2020
水を使わなくて良いので、水が貴重になってくるアウトドアのシーンでぴったりな洗顔方法だと感じています。ベビーオイルは洗顔(クレンジング)以外にも、温泉後の髪につけたり、体の保湿もできるので何かと重宝するアイテムですね。
それではオイルでクレンジングを実際にやってみましょう。
(1)手のひらにオイルをとってから、優しく肌に馴染ませます。
(2)全体的に肌に馴染んできたら、ティッシュで汚れを取り除きます。この時に、ティッシュでオイルを「吸う」ようにするのがポイント。こすらないようにして、おでこのキワや小鼻、目の周りは特に丁寧に拭き取ってみてください。
(3)油分やメイクの落とし残しが気になる時は、たっぷりめの乳液をコットンにのせて優しく拭き取るとベタつきがなくなり、お肌もしっとりします(ここもやはり、ゴシゴシ擦らないように!)。
最後は化粧水や保湿力が高いクリームで、しっかりふたをして完了。
ちなみに朝も水での洗顔はせずに、乳液をコットンにのせて優しく拭くだけにしています。お肌がパッティングしたあとのようにひんやりとして気持ちいいですし、保湿もばっちり。時短にもなるので朝の準備がとても楽になりました。
持ってて安心のレスキューバーム
スキンケアアイテムとして、またエマージェンシーとしてもポーチに入れておきたい、保湿力と抗炎症作用が高いシーケルプ(海藻)を配合したオーガニック万能バーム。
あらゆる肌トラブルに使えるので、今の時期だと花粉症で荒れた鼻の周りや、手洗いと消毒液で乾燥しがちな手、指のササクレやちょっとした傷などに使っています。
香りもいいので、夜寝る前にリラックスするためにつけることも。虫刺されにも愛用している人もいるようで、一年中手放せないアイテムです。
まとめ
スキンケアとメイク道具は試行錯誤を繰り返して、自分に合うやり方や必要なアイテムを厳選できるようになってきました。自分なりに段取りが慣れてくると、準備も早く楽になりますし、物を減らすことで荷物も軽くなるのでオススメです。少しでもみなさんのお役にたてると嬉しいです。