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レザーでオリジナルのカップスリーブを作ってみよう
キャンプで紙コップに飲み物を入れたとき、熱々で持てなかったり、どれが誰のものだかわからなくなったりしませんか?
今回はそんな悩みを解決するカップスリーブの作り方を紹介します。
レザーを使えばチープな紙コップも高級感ある見た目になりますよ。型紙作りも簡単で、縫う場所も短いので、初心者にもおすすめです。
材料・道具
- 革(2〜3mm厚)(25cm×10cm)
- 麻糸
- 紙コップ(型紙用)
- スタンプなど装飾に使うもの
- ハサミ(紙コップが切れるもの)
- コンパス
- 革包丁(カッターで代用可)
- 銀ペン(ボールペンなどで代用可)
- トコノール
- ガラス板やヘリ磨き
- 4本菱目
- 革用縫い針
革はできれば3mmくらいあった方がいいでしょう。2mm以下だと、熱い飲み物を入れたとき熱さを感じてしまいます。
スタンプなど装飾に使うものは、なくても大丈夫です。模様などを入れたい場合は用意しましょう。刻印、スタンプと革用のスタンプ用インク、転写シート、ハンダゴテなどが使えます。
作り方
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今回使う紙コップ。100円ショップのものを使いました。
まずは紙コップを使って、型紙を作ります。
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赤が作りたい大きさ、黒が型紙用の印。少し上にずらします。
作りたいカップスリーブの大きさをカップにメモします。その線より1〜2cm(このカップより大きい場合は2〜3cm)上にずらしたところに印をつけます。
作りたい大きさぴったりに作ってしまうと、厚く固い革を巻いたときに遊びがないため、サイズが合わなくなってしまいます。少し上にずらすことで、遊びを作り、サイズを合わせています。
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紙コップを開きました。
切れ込みを入れ、紙コップを開きます。
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コンパスを使って線を引いているところ。
つけた印に合わせて、コンパスで線を引きます。
コンパスは円を描く道具としてではなく、端から一定の長さを測る道具として使っています。針を刺して固定するのではなく、鉛筆と針を一緒に動かしながら使います。
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線が引けました。
引いた線に沿ってハサミで切り取ったら、型紙の完成です。
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革に銀ペンで印をつけているところ。
作った型紙を使って革に銀ペンで印をつけ、革包丁でカットします。革包丁を扱う際には怪我に気をつけましょう。
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床面(革の裏側)の処理をしているところ。
革の裏面と断面にトコノールを塗り、ガラス板やヘリ磨きでこすって毛羽立ちを押さえます。
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今回はシルクスクリーンで馬のシルエットを入れました。
装飾を入れたい場合は、ここで入れます。
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アルファベットスタンプと、革に使えるスタンプ台。
革の装飾は刻印(メタルスタンプ)、革用のインクを使ってスタンプを押す、ステンシルなどの方法があります。革に使えるペンや絵具も市販されていますよ。ハンダゴテを使って描くのも楽しいです。
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一度糸を針に刺してから穴に通すと、扱いやすいです。
いよいよ縫う工程に入ります。
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縫い始め。革の裏側から糸を通します。糸は大体50cmくらい。
革の端に4本菱目で穴を開け、糸で縫っていきます。穴を開ける際、怪我に十分注意して行いましょう。
糸の両端に1本ずつ針をつけ、革の裏側から糸を通します。
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1目縫えたところ。
横の穴に入れ、ループを作ります。
同じ穴にもう1度ずつ糸を通し、2重にします。
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どんどん縫っていきます。
片方の糸端を下の革の裏側から出し、上の革の穴に入ります。
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縫い目がボーダーになるように縫っていきます。
もう片方の糸端も同様に縫います。
先に縫った糸端は下から上へ縫いましたが、今度は上の穴から出て下の穴に入ります。
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裏側はこうなっています。
裏側は糸がクロスしています。
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最後まで縫えました!
最後まで縫ったら糸端を固結びして、完成です。
紙コップをかっこよくカスタムしよう
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白い縫い目がポイントのレザーカップスリーブができました。
今回は縫い目をボーダーにしましたが、編み上げブーツのようにクロスしながら縫ってもかわいいですよ。
革の色や縫い方、装飾を工夫して、ぜひオリジナルのカップスリーブを作ってくださいね。