パルパーク・プロジェクト第34回特報北九州市『森の焚き人』第2期生誕生! ! | イベント・フェス 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • パルパーク・プロジェクト第34回特報北九州市『森の焚き人』第2期生誕生! !

    2020.11.12 パルパーク

    この冬、山田緑地では定期的に子ども向け焚き火イベントを開催する。

    公園からニッポンを変えよう!

    パルパーク第1号山田緑地に焚き火場を作ってから2年。子ども向け焚き火イベントをサポートする“森の焚き人”養成講座が開催された!!

    1日目 火おこし・焚き火をマスター

    保育士、外科医、消防士、83歳の“大人の少年”…。秋の週末、バラエティーに富んだ11人が山田緑地の焚き火場に集結した。“森の焚き人”第2期生に志願してきた11人だ。

    「“森の焚き人”とは、子ども向けの焚き火イベントをサポートするスタッフのことです。今日はその養成講座。焚き火技術や伝え方をマスターしてもらいます」(北九州市公園緑地部・梅野岳さん)

    30世紀の森づくり――山田緑地は、森の持続的な保護・利用をテーマに掲げている。一角にあるパルパークの焚き火場でも、「子どもたちにたくましく生きる力を!」のコンセプトを世代を超えて実現するために、焚き火のやり方や楽しさを伝え続けることが大事だと考えている。

    「持続の肝きもになるのは“人づくり”。地域の皆さんをパル(仲間)にしたいと思っています」(梅野さん)

    麻ひもの火口(焚き付け)つくり、ファイアースターターを使った点火、細い枝から太い枝へと火を育てる手順…。講師の長谷部雅一さんが見守る中、11 人が夢中になって何度も何度も繰り返していると、あっという間に夕闇迫る時間になっていた。

    講座は、ファイアースターターで火花を飛ばす練習から始まった。上達のコツはとにかく場数を踏むこと。

    麻ひもをほぐして細い繊維にすると、着火しやすい火口になる。2日目のぶんも含めて大量に生産。

    30~40㎝ほどの高さに麻ひもを張り、誰が最初に焚き火の炎で焼き切れるかを競争。ポイントは火の育て方。

    養成講座には、昨秋同講座を受講した“森の焚き人”第1期生もサポート役で参加。2期生と薪集め。

    焚き火場横の高台にある薪小屋には、薪がいっぱい。小屋は、第1期生とイベント参加者たちが作った。

    2日目 子どもたちに焚き火をレクチャー

    子どもたちが作った焚き火をみんなで囲む。子ども以上にいい笑顔となる“森の焚き人”。

    そして2日目。前日生徒だった11人は、今日は先生となる。11人は、長谷部さんから学んだやり方を丁寧に子どもたちに伝えていった。

    「やった! 火が点いた!」ほうぼうから子どもの歓声が上がる。…が、なかなかうまくいかない子もいる。

    「火口はもっとふっくらさせて、中に空気を入れてみようか」「ファイアースターターは、棒をガリっと削る感じでやってごらん」

    ポッ! 最後の子どもが点火に成功すると、取り残されて泣きそうだったその子は最高の笑顔になり、11人はガッツポーズを取っていた。

    こうしてパルパークは新たなパルを迎え入れた。30世紀まであと881年。新たな“森の焚き人”と一緒に、山田緑地焚き火場の3年目が始まる。

    子どもは力が弱いので、なかなか火花が飛ばない。“森の焚き人”は安易に手を貸さず、アドバイスを送る。

    子どもたちが点火をマスターしたら、いよいよ焚き火に挑戦。子どもたちが枝をくべるのを見守る。

    イベントの仕上げに、焚き火でマシュマロを焼いて食べる。「子どもたちに笑顔をもらえて最高でした!」

    30世紀までパルパークを続けるためにパルの輪広がる!!

    よ~、パンッ! 2日間の最後は、“森の焚き人”が輪になって一本締め。ワンチームの一体感も生まれた。

    「持続可能なパルパークに」アウトドアプロデューサー 長谷部雅一さん

    1977年、埼玉県生まれ。ブッシュクラフト(自然の中で生きる知恵・技術)の達人。『ブッシュクラフト入門』(メイツ出版)をはじめ著書多数。

    ※構成・文/鍋田吉郎 写真/江藤大作

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