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    2020.10.03

    【ソロキャンプ用テーブルDIY】ニトリのキッチンラックがかなり優秀!

    私が書きました!
    フリーライター
    marbo.jp
    妻・息子と楽しく”キャンプ”や”登山”をして遊ぶことが生きがいのアラフォー。欲しいものは自分で作るをモットーに”築100年以上”の古民家をDIYしながら生活しています。

    最近、自作のギアを使いキャンプを楽しんでいる人を多く見かけます。「自分の好みの商品が見つからない」と思っている人には、DIYがおすすめです。しかし、「DIYはハードルが高い」と思っている方も多いと思います。

    なので、自作ギアに挑戦したいと思っている方に向けて、リメイク方法をご紹介します。すでにある商品に手を加えるだけなので、簡単でお手頃です。

    今回は、ニトリのキッチンラックをベースにテーブルを製作します。そこに100円ショップの素材をプラスし、ロールテーブルにリメイクしました。

    ニトリのキッチンラックは使い勝手のいい大きさ

    作りもしっかりしていて、グラグラしません。

    今回利用する、ニトリのキッチンラックは、幅44.5cm×奥行き27.4cm×高さ20cmです。ロースタイルのキャンプに丁度いいサイズです。折りたたむこともでき、その時の厚さは5cmしかありません。重さも845gと軽いので持ち運びも楽です。

    耐荷重は5kgとなっています。よほど重たいものを乗せない限り、壊れることはありません。材質はスチールでできているので、スキレットやヤカンなど底が熱いものを置くこともできます。

    今回は、NO.4という一番大きなサイズのものを使用しました。しかし、この他にもサイズがあるので、さまざまな用途に対応することができます。

    製作の仕方

    材料

    材料は全て入手しやすく、値段も安いです。

    ① キッチンラック(NO4)
    ② 桐すのこ(30×31)
    ③ かばんテープ

    ①のキッチンラックは「628円(税込)」でした。こちらがテーブルの本体となります。②の桐すのこは、分解してテーブルの天板として使用します。③のカバンテープは、分解した桐すのこの板1枚1枚を繋ぐために使用します。②と③は100円ショップのダイソーで購入しました。

    道具

    ノミがない場合は、マイナスドライバーでも代用可能です。

    ①タッカー
    ②ペンチ
    ③ノミ
    ④のこぎり
    ⑤紙ヤスリ
    ⑥水性塗料

    今回使用する道具は、すべて100円ショップで購入することができます。

    作り方

    桐すのこを分解する

    「てこの原理」を使うと、簡単に剥がすことができます。

    テーブルの天板を作るために、”桐すのこ”を分解していきます。幅の広い方の木材を天板として使用します。木材と木材のすき間に”ノミ”を差し込み外していきます。細いくぎと、ボンドで接着していますが、簡単に剥がすことができます。

    ケガをしないように、注意しながら作業しましょう。

    やさしくこすると、きれいになります。

    分解し終わった木材の表面に、くぎが残っていると危険なので”ペンチ”を使い引き抜きます。表面にボンドが残っている場合は、”ノミ”で削り平らにしておきます。その後に”紙ヤスリ”をかけ、全体をなめらかに整えます。こうすることで、できあがりの印象が良くなります。

    必要な大きさにカットする

    均等な間隔を空けるために、先ほど取り除いた木材を挟んでます。

    キッチンラックに、分解した木材を並べて必要な枚数を調べます。今回は8枚で丁度よさそうでした。つぎに、必要な長さを調べます。

    実際にあわせて線を引くと、定規よりも正確な長さを測れます。

    わずかに長さが異なります。

    キッチンラックを裏返し、天板に必要な長さのところに線を引きます。キッチンラックの中央には出っ張りがあります。その出っ張りのところにくる木材(2枚)は出っ張りの分、少しだけ短くなります。

    その線に合わせて”のこぎり”でカットしていきます。カットした面はザラザラしているので、紙ヤスリを使い整えます。

    色を塗る

    水性ステインは、木材に浸み込むタイプの塗料です。

    天板として使用するためにカットした桐すのこに、色を塗っていきます。木材の塗料には「水性」と「油性」の2種類があります。初心者には、扱いやすい「水性」の塗料がおすすめです。今回は、木目を際立たせるために「ステイン」を使用しました。1度かるく塗り、乾いたらもう1度塗ります。そうすることで、色合いが濃くなり、安っぽさがなくなります。

    木材に色を塗ることで、雰囲気もよくなり、木材の保護にもつながります。

    かばんテープをタッカーでとめる

    まっすぐ留めていくのがポイントです。

    天板になる桐すのこの裏側に、”かばんテープ”を2列で取り付けていきます。こうすることで、ロールテーブルの雰囲気を出すことができます。タッカーと呼ばれる、ホッチキスのようなものを使うと楽に取り付けが可能。強度をだすために、1枚の木材に2か所ずつ留めました。

    火傷しないように注意しましょう。

    かばんテープの端は、ほつれないようにライターであぶって溶かしておきます。

    完成

    塗料の乾燥時間を除くと、10分程度で完成します。

    カバンテープを取り付けた面を下側にし、天板をキッチンラックに敷けば完成です。おしゃれな、ロールテーブルができました。高さが約20cmなので、ロースタイルのキャンプにピッタリです。ロールタイプの天板なので、木材がバラバラになることがありません。

    熱いものを置けるテーブルは、キャンプで活躍します。

    スキレットなど、熱いものを木の天板の上に置くと、熱で天板が傷んでしまいます。しかし、ロール天板は自由に折りたたむことができます。熱いものを置く時には、場所を空けられます。

    天板はコンパクトに収納できる

    折り畳みや設営はとても簡単です。時間がかかりません。

    ロール天板なので、クルクルと巻いていくとコンパクトになります。キッチンラック自体も、折りたたむことができるので、荷物になりません。

    少し手を加えるだけで、愛着がわきます。

    今回のロールテーブルは、キャンプでの使用を前提に製作しました。しかし、インテリアとして室内で利用することもできます。天板を引いたことで、すき間が少なくなりました。本来の使用目的、キッチンラックとしての使い勝手も増しています。

    今回のロールテーブルは非常に簡単に制作できます。DIYのはじめの一歩として、ぜひ参考にしてみてください。

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