発売1か月で大反響!SOTO「フュージョントレック」をキャンプで使ってみた
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • バーナー・燃焼器具

    2020.09.26

    発売1か月で大反響!SOTO「フュージョントレック」をキャンプで使ってみた

    初心者も玄人も問わず多くの人に信頼と安心を与え続けているSOTOの商品。今回紹介するのは、昨年に発売して大反響だった分離型タイプのバーナーである。実際にキャンプで使ってみて、その魅力を紹介する。

    分離型の良さを最大限に引き出すバーナー

    SOTO「フュージョントレック」¥9,000+税

    今回紹介するFUSION Trek(フュージョントレック)は、従来品のCB缶を使った分離型バーナー・FUSION(フュージョン)を改良し、使用する燃料をOD缶に変更したモデル。

    収納ポーチに入れた状態。純正の一番小さいOD缶105gなら一緒に入れられる。

    収納サイズは約11×6×10㎝(ホース長さ含む)と手のひらに収まる。

    使用サイズは約43×14×10㎝で、重量は約182g。サイズも分離型の中ではコンパクトで、バッグの中に入れてもかさばることはない。

    では、このフュージョントレックの特徴を3つに分けて紹介しよう。

    特徴その①:OD缶の特徴を生かした高火力

    約300もの炎口と、すり鉢デザインを採用したバーナーヘッド。

    フュージョントレックは、火足が短く、バーナーヘッドの周辺に風防の役割をもつ壁を装備することで、優れた耐風性を備えている。これによって、炎は消えにくく安定した火力を維持できる。

    また、こちらにはSOTOの独自構造であるマイクロレギュレーターが搭載されている。これは連続で使い続けたり低い気温の場所で使ったりすることで、ガスカートリッジ内のガスを噴出する力が弱くなり、火がつきづらくなることを防ぐ機能で、どこでも安定した火がつくのが特徴である。

    実際に調理しているときの設置面。

    さらに、CB缶ではなくOD缶を採用することで、出力が安定し高火力で鍋などを温められる。従来品のフュージョンと比べてみると、フュージョンの最大発熱量は2.6kW2,200kcal/h)なのに対し、フュージョントレックは3.3kW2,800kcal/h)と高い数値を実現した。 

    特徴その②:ある程度大きい鍋も載せられる安定性

    ギザギザ状でズレにくい設計の五徳。

    調理する際に心配なことといえば、作っている最中に鍋やフライパンがバーナーから落ちないかということ。こちらの五徳には波状のデザインを採用し、調理器具が簡単に落ちないように設計されている。

    調理器具を支える安定した脚。

    また、重たい鍋などを載せても壊れにくいように、3本の脚には安定性を高めるデザインをとっている。具体的な耐荷重はオフィシャルページには載っていないが、Φ20㎝ほどの鍋なら問題なく使用できるとのことで、少人数のキャンプならメインバーナーとしても使えそうだ。

    特徴その③:わかりやすい組み立て方法

    五徳はバーナーヘッドの周りを回転するように広げれば、簡単に広げられる。

    組み立て方法が簡単なのもポイント。収納ポーチから取り出して、五徳を広げれば本体は完了。あとはガスカートリッジにつまみ部分をくっつければ使用できる。組み立て時間は1分も要しないのは嬉しい。

    実際に調理してみた感想

    鍋でトマト煮込みを作ってみた。

    では、実際にキャンプで使ってみたところを紹介しよう。今回はSOTOのナビゲーター クックシステム SOD-501のクッカー大を使用して2人用のトマト煮込みを作ってみた。

    ナス3本、ズッキーニ2本、鶏肉250gとなかなかの量の食材を投入し、たっぷりとトマト缶を入れたので、使っていて心配だったが、Φ19㎝で容量1.8ℓの大鍋を使っても安定して使うことができた!

    コールマン パッカアウェイケトル 0.6ℓを載せてみた。

    ユニフレーム キャンプケトルを載せてみた。

    そのほかに、2種類のケトルを載せてみたところ、こちらも問題なく載せることができた。ただし、ダッチオーブンやタークのような大きい鉄フライパンは厳しいとのことで、大人数より少人数での調理に向いていると言えるだろう。

    点火装置がないのでトーチなどを必ず持っておくように

    OD缶に接続するつまみ部分。

    フュージョントレックは、他のバーナーとは異なり自動点火装置を装備していない。そのため、トーチなど火をつける道具がないと使用できないのが気になるところ。使用する際は、トーチなどを忘れないように気をつけよう。

    高火力で少人数向け料理を作るのにおすすめ

    CB缶よりアウトドアに適したOD缶を使用するフュージョントレックは、一体型と比べてある程度大きい鍋での料理ができることから、ソロから少人数での料理に使ってもらいたいバーナー。使い方も簡単なので、「とりあえず分離型というものを使ってみたい」という人にぜひとも使ってもらいたい。

    商品概要

    価格:¥9,000+税
    本体サイズ:約43×14×10㎝(ホース長さ含む)
    収納サイズ:約11×6×10
    重量:約182g
    発熱量:3.3kW2,800kcal/h
    使用時間:約1.5時間

    商品の詳細はこちら
    http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/sod-330/

    NEW ARTICLES

    『 バーナー・燃焼器具 』新着編集部記事

    イワタニの「炙りやⅡ」が気になる!カセットガスでこんがりバーベキューができるんだぞ 

    2024.12.11

    ガスカートリッジの種類や特徴を解説!安全な使い方も紹介

    2024.11.13

    燃料用アルコールは100均のものでも使える?特徴から使用感まで紹介!

    2024.11.03

    「自動炊飯シリンダー」の一歩先行く使い方!アルコール量を多めにすると…?

    2024.10.14

    CB缶カバーのおすすめ10選!つけると良い理由から素材の違いまでを解説

    2024.10.07

    SOTO (ソト) / マイクロトーチエッジ

    2024.09.25

    固形燃料コンロおすすめ10選|軽量コンパクトで調理にも活躍!卓上で使えるモデルも紹介

    2024.08.17

    OD缶用シングルバーナー12選|人気のおすすめモデルが勢揃い!分離型も紹介

    2024.08.16