親子で冒険!?身近な自然でできる「夜の野遊び」3つの楽しみ方 | 自然観察・昆虫 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

自然観察・昆虫

2020.08.19

親子で冒険!?身近な自然でできる「夜の野遊び」3つの楽しみ方

冒険のレッスンは日が暮れてからが本番。街の生き物は人の気配が薄くなってから動き出す。

ヘッドランプをつけて川を遡れば、次々に夜行性の生き物が現われる。ときおり水柱をあげながら逃げる魚は、浅瀬で小魚を狙っていたナマズ。背中を白く光らせて川底を這うのは、日中は警戒心が強いスッポンだ。

雑木林も夜に賑わう。樹液に集まるのは昆虫とそれを狙う小動物たち。耳をすませば彼らの小競り合いの音があちこちから聞こえてくる。その向こうでさえずるのは、江戸の人々がその到来を待ちわびて夜更かししたという、夏鳥のホトトギスだ。

都市の夏の夜は、遠い自然と今も地続きになっている。

1 夜の川を探索

所要時間 約60分

 

日が暮れると、夜行性の生き物が深みや茂みから顔を出す。瀬で小魚を待ち受けるナマズや、歩き回って食物を探すスッポンは都市近郊でも観察できる。ときにはタヌキやハクビシンなどの哺乳類に出会うことも!「すげぇ大物いないかな?」

夜は浅瀬に出てくるぞ

2 雑木林ハイク

所要時間 約60分

昼間はこぢんまりした雑木林も、夜には何倍も存在感が大きくなる。息を殺して樹液をめぐれば、夜行性の動物や昆虫の足音が聞こえてくる。運がよければ、都市近郊でもアオバズクやホトトギスなどの夏鳥の声が聞ける。

初夏の樹液はコクワガタの独壇場。都市部でもまとまった雑木林があれば健在だ。

樹液の脇で樹皮に同化しているのはヤモリ。樹液を訪れる虫を待ち伏せして襲いかかる。

3 ウシガエル釣り

所要時間 約60分

草陰から「ブォオオン、ブォオオン!」と野太い声をあげるのはウシガエル。そっと近づき、コイ釣りで使ったハリを口元で上下させるとバクッと食らい付く。「食用ガエル」の異名のとおり美味で肉の量も多い。ウシガエルは特定外来生物。食べる場合は締めてから持ち帰ること。

藤原祥弘&潮路

※構成/藤原祥弘 撮影/矢島慎一

(BE-PAL 2020年8月号より)

NEW ARTICLES

『 自然観察・昆虫 』新着編集部記事

フィールドで石を探して館内で学ぶ!日本の国石ヒスイと巨大地層を体感せよ

2026.09.19

屋久島のツクツクボウシは鳴き方が違う!

2026.09.19

国立歴史民俗博物館で日本列島の文化 約3万7000年ぶんを一気見!

2026.09.18

トミちゃんと行く!見比べると10倍楽しい世界最大級恐竜博物館

2026.09.15

中学生館長みずからフィールド調査!地元愛あふれるご当地水族館が面白い

2026.09.14

アイデアとセンスがてんこ盛り!日本一笑える水族館!?に行ってみた

2026.09.14

水族館に行こう!長良川水系の多彩な生き物と生息環境を一気にウォッチ

2026.09.13

四国の海を旅しよう!瀬戸内海と太平洋の生き物たちを巡る

2026.09.13