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松本明子のアポなし軽キャン日記|第28回 緊急会議で決定!アムズ黒字化計画
7月にTBS系の『週刊さんまとマツコ』に出演させていただきました。テーマは「芸能界副業でやっちまった反省会!」。なんで私がこのテーマで呼ばれるんでしょうね!?……そりゃそうか、アムズレンタカー赤字続きですから!
それでですね、こっぴどく説教されたワケです。「黒字に戻せる要素がない!」と。料金についても「安すぎる」と、さんまさんからお叱りをいただきました。リピーターには¥1,000のクオカードを送ったり、ETC料金や延長料金も、お客様と話している間についつい、いいですよ、なんていっちゃうんです、という話をしたら、「そりゃ利益出るわけないじゃない」とマツコさんにすっかり呆れられました。
車に関しても、「もっとシンプルな車を作ったほうが良かった。ホームページ見た段階で借りないと思います」とか、クールライダーって車内が黄緑色なんですが、「目が冴えるから黄緑の中では寝たくない」とか、もうケチョンケチョン。これはまずい、となり、みんなを召集。アムズ緊急会議を開きました。
初心に戻り車中泊を体験
まずは初心に戻り、夏の車中泊を体験して、お客様の気持ちを知ることからはじめようってなりまして。8月に神奈川県の海辺に、業務部長の廣田さんと相談役の青倉さんの3人でキャンプに行ってきました。
目的地についたら、パーキングに車を停めて、荷物を持って移動です。食材は全部青倉さんが準備してくれました(道具は廣田さん)。完璧だったはずなんですが、カセットコンロのガスがないことに気付きまして。ちょうど海の家があったので、廣田さんがダメ元で聞いてみたら、ガスボンベを売っていたので、それを買い、一件落着。
で、テーブル出して、椅子出して、コンロの準備して、さあ、ごはんを作ろうと思ったら、「フライパンないやん!」と青倉さん怒り心頭。準備リストにはちゃんと書いてあるんですけどね、廣田さん。
「紙じゃなかったからですよ。LINEで送ってくるから、間違えるんです」(アナログ廣田さんの言い訳)
近隣のコンビニにも、100均にも売ってないので、10km先のホームセンターまで青倉さんが買いに行ってくれました。
「それがですね、僕が1時間以上かけてわざわざ買いに行ってきたのに、帰ってきたら、ふたりで海眺めてボーッとしてるわけですよ。調理の準備も何もしないで。ソーセージの袋さえ開けてないんですから」
いやぁ、夕焼けがキレイで。いい写真が撮れました。
「ランタンの電気もつけず、おまえら何しとんのやー」(青倉)
また怒られました。
その日のメニューは野菜炒めにタイのソテー、ソーセージ、エビ、ちくわ、肉も焼きました。全部青倉さんが作ってくれて、美味しかった〜。お惣菜のポテトサラダ、タコの唐揚げ、枝豆もあって、缶ビールとワインをあけ、最高のメニューでしたね。
でも、とにかく暑くて。気づけば周りにだ〜れもいないわけですよ。暗くなると、ランタンの明かりだけが頼りで、あとは真っ暗。ヘッドランプもなかったので(「僕は持っていこうといったんです」と青倉さん)、ほとんど闇鍋状態。テーブル全体を照らすには、ランタンスタンドが必要だと学びました。
満足いくまで酒盛りしたら、道具を撤収して、駐車場に戻りました。とにかく湿気が多くて暑かったので、まずは涼もう、ってことになり、エンジンかけてクーラーつけたら、もうそこから動けない。とてもじゃないけど、クーラー切ったら、うちの車の中では暑くて眠れないんですよ。仮眠だけして、明け方、日の出とともに帰りました。
結果、避暑地ならまだしも、うちの車には夏は不向きと判明。来年は、ポータブルクーラーの導入も考えねばです。
アムズ改革の内訳とは
初心に戻ったかどうかはさておき、青倉さんが立て直しに向け、本格的にアムズ改革に乗り出しました。
一、当日返却30%引きは無効(マツコさんに「何の意味があるの」と聞かれ、わからなくなったため)
一、ETC貸し出し¥330は¥550に改定(大手レンタカー会社と同じ)
一、いままで車の貸し出しを店舗、方南町駅、新宿駅西口の3か所にしてきましたが、新宿に行ってみたところ、都市開発で待ち合わせ場所が消滅していたので、新宿駅待ち合わせは無効
一、ホームページにガソリンを入れてこなかった人は一目盛り¥1,000徴収します、と書いてあるのに、私も廣田さんも間違って¥500だと思い込んでいたので、認識を改めました
一、駐車場に飾ってあるだけのバグトラを1台減らして、3台で稼動することに
これらはすでに実行済みです。
新たな施策としては「お前の先には何が見えてるんや」というさんまさんの言葉を受け、フランチャイザーを目指してみようかと思います。実際にブローさん(車の架装会社)からもフランチャイズ化しないんですか、と聞かれていたりもするんです。ただし、それには儲かっていないと……。儲かっているビジネスモデルを作らないことにはどうにもなりません。まあ、いうのは自由なので、フランチャイズの主になってやるー!
第2の施策は、早出利用というシステムを作ろうかと。通常お店は9〜18時の営業時間ですが、土曜日とか早く出発したい人は、早出料を払ってもらえれば、廣田さんが行きますよ、と。小銭稼ぎにはいいアイデアです。早出があれば、遅着もあり、ということで、別料金で考え中。ほかにも、車を自宅まで直送するサービスなどもいいんじゃないかと。
保険料やコースの見直しもする予定です。車両保険はもはや、いらないんじゃないかと。そうすると1台で年8万円ぐらい浮くんです。読者の皆さん、新しいアイデア、募集中です!
これで収益が黒字になったら、さんまさんとマツコさんに報告できます。とにかく、現状のアムズレンタカーは突っ込みどころ満載で、番組では何も言い返せませんでしたから。
アムズ大改造。来年の今ごろは左団扇で、冷房の効いた車中泊を楽しみながら、全国のフランチャイズ店を視察してたりして。さんまさん、マツコさん、見ててください!
アムズ大改造の行く末は……フランチャイザーが見えてます!

東海テレビ『スイッチ!』のロケで岐阜の阿弥陀ヶ滝に行きました。
足を骨折後、初のキャンプ
4月に松本さんが骨折してから4か月超。回復し、突撃精神で夏キャンプをしてきた3人の様子を紹介します。




●松本明子さんのレンタカー、オフィスアムズはこちら→https://officeams.com/

松本明子さん
まつもと・あきこ 1966年生まれ。香川県出身。 ’83年に歌手デビューし、『DAISUKI!』や『進め! 電波少年』などで元祖バラドルとしての地位を確立。2021年から軽キャンのレンタカー事業(オフィスアムズ)を始める。
※構成/大石裕美 写真提供/オフィス アムズ
(BE-PAL 2026年10月号より)




