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防災や日常使いにも!プロが教えるシーン別ポタ電の選び方~冬キャンプ~
BLUETTI JAPAN 川村卓正さん
電気もガスもない古民家を購入し、ポタ電と電動工具で2年間かけてセルフリノベして移住。厳冬期にはポタ電の研究で車中泊する。一社日本ポータブル電源協会の理事。

透き通った空気と虫がいない安心感、そしてバリエーション豊富な温かい料理。それが冬キャンプの醍醐味だ! 16時には辺りが暗くなり、焚き火の時間もたっぷり楽しめる。
川村さんは、近年の冬キャンプについて思うことがある。
「以前まで寒い中でキャンプする人があまりいなかったため、ゆったり過ごせました。しかし、ここ数年は夏場にキャンプしないで冬場に利用する人が増えてきています。しかも、冬は電源サイトの稼働率が高く、キャンプ場によっては電力量が増して、一時停電になるところがあったとか。家電があると便利な冬キャンプで、停電は致命的。そんなときにポタ電があれば安心だと思いました」
冬にポタ電を使うとき、気をつけるべきは家電が使う電力。
「暖房家電は定格出力、消費電力ともに数値が高いです。また、冬場は外よりテント内にこもって過ごす時間が多く、電気の消費量は多くなります。そのため、ポタ電は大容量モデルを使うのが定石。使う家電の定格出力と消費電力を事前に調べておいたほうがいいでしょう」
近年はこたつユニットや蓄電ウォーマーなど、冬キャンプ向けの家電が登場している。ポタ電を持っていけば、そういった便利ギアで快適な冬の外遊びを楽しめるぞ!

押さえておきたい、冬キャンプでポタ電を使うときの注意
1 夜はテントの外で保管しない
電気は低温になると、電力供給の効率が低くなり、バッテリーが劣化したり、充電できなくなったりする。特に夜中は要注意。マイナス気温下では保管しないように!
2 結露から本体を守る
冬キャンプでは、外とテント内の気温差で結露が発生することがよくある。その結露がポタ電に当たると、故障する原因に。そうならないように、保管場所を考えておこう。
3 調理家電と暖房家電を併用しない
調理家電の消費電力は平均1000W、暖房家電は平均800Wとなっている。同時に使い続ければ、いくら大容量のバッテリーでもすぐに使い果たしてしまう。
4 薪ストーブやストーブの近くに置かない
ポタ電の保管・放電の最高温度は30度Cほど。薪ストーブやヒーターの近くにポタ電を置いておくと、劣化や故障につながる。置き場所には十分に注意しよう。
おすすめのポタ電
BLUETTI
AORA 100 V2
¥139,800

定格出力1800W、容量1024Whを備える日本限定の大容量モデル。ハンドル付きで、片手で持ち運びできるのが特徴だ。
あると大活躍! 冬キャンプの便利家電
様々な料理を作れる家電から、どこでも使える暖房家電まで揃えました。
1台で11種も作れる! 使いやすさも必見
タイガー/
電気圧力鍋 <TIGER COOKPOT>COK-B220
¥27,500(実勢価格)

調理開始から終了まで約30分と大幅な時短で作れる圧力鍋。低温から無水、発酵まで11種類の料理が作れる。サイズ:281×274×226㎜。重量:3.6㎏。消費電力:650W。

ボタンで調理方法を設定し、ダイヤルで時間を設定すればOK。簡単な操作で、料理が苦手な人も安心。

オートモードは、メニューに合わせて火加減や時間を自動設定。マニュアルモードは手動で細かく設定する。
問い合わせ先:タイガー魔法瓶 https://www.tiger-corporation.com/
コンパクトなのに暖房能力は十分!
コロナ/
FH-CP25Y(G)
¥27,980(実勢価格)

木造7畳、コンクリート9畳まで対応。タンク容量3.6ℓで、弱モートを使えば最大56.3時間使える。サイズ:390×312×307㎜。消費電力:166W(点火時)、14W(燃焼時・強)
問い合わせ先:コロナ https://www.corona.co.jp/index.html
自動でオン・オフになるタイマー機能が優秀
広電/
電気毛布 かけしきタイプ おやすみ・おはようタイマー
オープン価格

就寝後と起床時に自動で電源がオンになるタイマーを搭載。周囲の温度変化を検知し、温度をコントロールしてくれる。抗菌防臭加工済み。サイズ:1880×1300㎜。消費電力:55W。
問い合わせ先:広電 お客様相談窓口 TEL:0120-295-595
はっ水加工でお手入れ楽チン
アイリスオーヤマ/
ホットカーペット 176×88cm
¥8,800前後

表地に木目調のプリントを施したスタイリッシュな1畳モデル。ソロテントやリビングでじかに座る場所などに便利だ。防水はっ水加工済み。サイズ:1760×880㎜。消費電力:200W。
問い合わせ先:アイリスオーヤマ TEL:0120-311-564
知ると知らないとでは大違い。冬キャンプのポタ電豆知識
電気毛布やドライヤーなど、熱を生み出す家電は電気をたくさん使うぞ!
その1
電気毛布で寝袋を温めておく

冬キャンプの力強い味方となってくれる電気毛布だが、寝袋の上からかけても保温効果は薄い。就寝前に寝袋のなかに入れておくなど、熱を寝袋内に留めるような使い方をすると、寒い日も温かく快眠できる。
その2
延長コードでレイアウトの幅が広がる

冬キャンプでは、どうしても電源の近くに電化製品が集まる偏ったレイアウトになりがち。そんなとき、延長コードを用意すると置き場所の自由度があがり、レイアウトの幅が広がって家電も使いやすくなるぞ!
その3
暖かい場所で使う
気温の低い外からテント内に移動させると、急激な温度変化により本体内部に結露が発生してしまうことも。暖かくしたテント内で使い続けるなど、温度差が小さい環境に整えるのがオススメだ。
冬キャンプでポタ電を使う心得3か条
1 とにかく熱を逃さない
一度沸かしたお湯はポットで保温するなど、熱を保ち、ポタ電をむやみに使わない。
2 冬こそソーラーパネルを
消費電力の大きい家電が多くなりがちな冬こそソーラーパネルを併用して発電を。
3 低温時には保温が有効
ポタ電をソフトクーラーに入れたまま使うと、本体の自熱で適度な温度を保ってくれる。
(BE-PAL 特別編集 ポータブル電源アウトドア活用パーフェクトガイド より)
ポタ電情報満載!「ポータブル電源 パーフェクトガイド」はこちら!








