ソーラーパネルのデメリットとは?失敗しないための選び方を紹介 | 道具・ギア 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.08.27

    ソーラーパネルのデメリットとは?失敗しないための選び方を紹介

    ソーラーパネル付きポータブル電源は、アウトドアで重宝するアイテムの一つです。しかし、実際の使用感やデメリットはどうなのか、気になっている人もいるでしょう。ソーラーパネル式のデメリットや、選ぶときのポイント、おすすめの商品を紹介します。

    ソーラーパネル付きポータブル電源の活用シーン

    関連記事:キャンピングカーや車中泊に最適なポータブル電源とは?EcoFlowの2モデルを比較

    ソーラーパネル付きポータブル電源は、電力を自給できることから使い勝手が非常に良いアイテムです。まずは、ソーラーパネル付きポータブル電源が活躍するシーンを見ていきましょう。

    アウトドアや車中泊での利用

    電源が確保できないキャンプや屋外などのアウトドアシーンでは、ポータブル電源があるとアクティビティの幅が広がります。スマホやパソコンの充電はもちろん、夏なら小型の冷蔵庫や扇風機を使うことも可能です。冬なら電気ストーブや電気毛布、ホットカーペットなどが使えます。

    なお、騒音の観点から車中泊中は車のエンジンを切ることがマナーとされています。そのため、ポータブル電源は車中泊中の電源としても活躍するでしょう。日中にソーラーパネルで充電しておけば、夜通し使うことも可能です。

    万が一の震災時にも有用

    大きな災害が起きたときは、電気を含むインフラが停止することが考えられます。そのときに、電力を自給できるソーラーパネル付きポータブル電源があると心強いでしょう。スマホやラジオへ給電することで、情報が遮断されることも防げます。

    災害時でなくとも、普段使いでも活躍します。日中に充電したポータブル電源から家電に給電をすれば、電気代の節約につながるでしょう。電子機器が欠かせない現代では、ポータブル電源はあらゆるシーンで使える便利アイテムだといえます。

    知っておきたいソーラーパネルのデメリット

    関連記事:セルフ電力を始めて10年。東田流「自前電気」のススメ

    アウトドアや普段使いでも有用なソーラーパネル付きポータブル電源ですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか。購入前に知っておきたい、ソーラーパネルのデメリットを2つ解説します。

    夜間・天候によって発電できない

    ソーラーパネルの一番のデメリットは、晴れた日の日中しか発電するチャンスがないことです。夜間や曇り、雨天の日は使えなくなってしまいます。パネルの一部が陰ってしまうだけで、発電量が大幅に減ってしまうことも難点といえます。

    また、ソーラーパネルができることは発電のみであり、蓄電はできません。そのため、ソーラーパネル単体で使うよりは、ポーターブル電源の充電用に使うのがおすすめです。

    サイズが大きいものが多い

    ソーラーパネルの発電量は、パネルの表面積や枚数に依存します。そのため、大きな発電量を求めるほどサイズを大きくせざるを得ません。スマホの充電に使うコンパクトな携帯ソーラーパネルでも、持ち歩くときはある程度のスペースを取ってしまうでしょう。

    ポータブル電源への充電が目的なら、必然的にサイズや導入コストも大きくなります。ソーラーパネルの発電量と、携帯性やコストパフォーマンスはトレードオフの関係にあるといえます。

    失敗しない選び方のポイントは?

    関連記事:折り畳みソーラーパネルの寿命は?長持ちさせるコツやおすすめ商品

    ソーラーパネルには大きなメリットがある反面、発電条件やサイズの問題があるのです。ソーラーパネル選びで失敗しないために、購入前に注目すべきポイントを3つ解説します。

    持ち運びのしやすさ

    キャンプでポータブル電源の充電用に持っていく場合も、普段使いでスマホの充電用に携帯する場合も、持ち運びのしやすさは要チェックです。発電力を重視するなら、少々かさばるものの『折りたたみ型』がおすすめです。車で運ぶのであれば、大きさはそこまで気にならないでしょう。

    一方で普段使いを想定しているなら、『モバイルバッテリー型』がおすすめです。スマホのモバイルバッテリーに、ソーラーパネルがついたものと考えるとわかりやすいでしょう。モバイルバッテリー型は折りたたみ型に比べてコンパクトなだけでなく、蓄電もできるので便利です。ただし、発電力は折りたたみには劣ります。

    出力の高さをチェック

    ソーラーパネルがどれだけのパワーを発揮するかも、重要なポイントです。ソーラーパネルの発電力は出力で表され、単位はW(ワット)です。どのデバイスに給電するかによって、求める出力が変わります。給電するデバイスごとに必要な大まかな出力は、以下の通りです。

    • スマホやタブレット:15〜20W
    • パソコンや小型のポータブル電源:60W
    • 大型のポータブル電源:100W以上

    出力の高さは、ソーラーパネルの性能そのものといっても過言ではありません。用途に応じて、少し余裕を持たせた出力のものを選ぶと良いでしょう。

    充給電ポートの種類

    充給電ポートの種類と数も、重要なポイントです。DCポートだけでなく、USBポートもほしいと思うでしょう。USBポートがあれば、スマホやPCなどのデバイス製品への給電ができます。

    出力の高いソーラーパネルなら、複数のデバイスを同時に接続しても早い給電が可能です。急速充電に対応したケーブルを持っている場合は、ソーラーパネルが対応しているかもチェックしましょう。どちらかでも対応していなければ、急速充電ができません。

    おすすめソーラーパネル付きポータブル電源

    関連記事:ポータブル電源のおすすめは?購入の決め手となるポイントもチェック

    ソーラーパネルが付いたおすすめのポータブル電源を3つ紹介します。キャンプで活躍するものから、日常で使えるものまでさまざまです。自分の用途にあったものを探してみましょう。

    PowerArQ「Solar 120W ソーラーパネル 折りたたみ式」

    取っ手が革製のおしゃれな収納ケースがついたポータブル電源です。最大出力は120Wなので、多くのデバイスへの給電が可能です。畳んだときのサイズは53×51cm、厚さはわずか3cmなので、持ち運びやすくなっています。

    パネル背面のスタンドを立てることで自立するため、どこでも発電が可能です。出力ポートはMC4とDC、USBに対応しています。収納ケースには、附属品をしまうポケットがついているのも便利です。

    PowerArQ
    Solar 120W ソーラーパネル 折りたたみ式

    [折りたたんだサイズ]:530×510×300mm、[拡げたサイズ)]:1555×530×15mm、[耐熱温度]:-10℃~70℃ 、[重量]:5.028kg

     

    ELECAENTA「120W ソーラーパネル」

    対応しているDCプラグの種類が豊富で、市販のデバイスならほとんどどれでも給電できます。防水機能がついており、パネルについたちょっとした汚れなら水で流せる点も魅力的です。

    別売りのケーブルを接続することで、2枚を使って並列充電ができるので、大型のデバイスにも短時間で充電できます。収納ケースもおしゃれなので、持ち運びがストレスにならないでしょう。

    ELECAENTA
    120W ソーラーパネル

    サイズ:52 x 36 x 0.5 cm 重量:5.1kg

     

    JVCケンウッド 「ポータブルソーラーパネル 100W BH-SP100-C」

    『防災製品等推奨品』に認定されており、災害時にも心強い味方となってくれるポータブル電源です。最大出力は100Wなので、あらゆるデバイスへの給電が可能です。出力はUSBタイプAとタイプCに対応しているので、スマホなどへも直接給電できます。

    重量は約4.2kgなので、持ち運びも負担になりにくいでしょう。パネル部分には耐久性の高いフッ素樹脂『ETFA』を採用しているので、耐久力にも優れています。

    JVCケンウッド
    ポータブルソーラーパネル 100W BH-SP100-C

    サイズ:615mm×540mm×40mm /最大外形寸法(W×H×D)1,225mm×540mm×25mm /質量4.2kg

     

    まとめ

    ソーラーパネルは電源に依存せずに発電できるため、電源のないキャンプ場や災害時にも役立つアイテムです。発電に必要なのは太陽光だけなので、環境にも優しい発電方法です。アウトドアだけでなく、家で使っても節電ができます。

    ただし、発電できるかどうかは日照の有無に左右されます。また、パネルの大きさが発電力に直結するため、スペックの高いものほどサイズがどうしても大きくなってしまうことは避けられません。メリットとデメリットの双方を考慮し、失敗のない選択をしましょう。

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