持ち運びに便利なコンパクトタイプのほか、コスパに優れたモデル、初心者でもスムーズに薪割りができる薪割り機型も必見だ。薪割り台の必要性もあわせて解説する。薪割り台を使って、焚き火キャンプなどアウトドアシーンを快適に楽しもう。
- Text
薪割り台が必要な理由

薪割り台が役に立つ理由を、ママライター・藤永瞳さんに解説してもらった。
薪割り台が欠かせない理由
薪割り台が必要な理由は、主に2つある。
- 刃物の刃こぼれを予防する
- 効率良く力を加える
コンクリートや砂利の上で薪割りをすると、薪が割れた拍子に勢い余って斧で地面を叩いてしまうことがある。刃こぼれをするだけでなく、斧が弾かれて手を傷めたり、自分の足を傷つけたりすることがあるため、非常に危険。
また、土や芝生などの柔らかい場所に置いて割ると、地面がクッションになり、力が分散されてしまう。効率が悪く、体力も時間も消費してしまうため、できるだけ薪割り台を使用しよう。直径20cmほどの薪割り台なら、持ち運びにも最適だ。
▼参考記事
ブッシュクラフト|薪割台
安定・安全・効率的に薪割りができる、コンパクトな薪割り台を紹介。
(BE-PAL 2025年10月号より)
Bush Craft inc.(ブッシュクラフト) 薪割台
コンパクトで携帯しやすい薪割り台。適度な重量と硬さで、柔らかな地面でも安定した作業を実現。バトニングや焚き付け作りが効率良く行なえる。
●サイズ:約φ200×50mm
●重量:約1.46kg
撮影/三浦孝明
▼参考記事
カインズ|薪割台 野外用
しっかり使えてコスパにも優れた、ホームセンターのPB(プライベートブランド)から薪割り台を紹介。
(BE-PAL 2024年4月号より)
CAINZ(カインズ) 薪割台 野外用
アカシア材を使用した薪割り台。ロープ付きで持ち運びしやすいのも◎。これがあれば、現地で薪割り台を探す必要もなく、小型のテーブルとしても使用できる。
●サイズ:約φ20×H15cm
▼参考記事
ファイヤーサイド|キンドリングクラッカー
誰でもスムーズに薪を気持ちよく割れる、薪割り機タイプの薪割り台を紹介。
(BE-PAL 2025年10月号)
FIRESIDE (ファイヤーサイド) キンドリングクラッカー
斧や鉈を使わず、上部のリング内に薪をセットしてハンマーで軽く叩くだけ。ビギナーでも気軽に薪割りができる「キンクラ」は、焚き火のハードルをぐっと下げてくれる。
●サイズ:φ190(安全リング外径)×310mm
●重量:4.8kg
撮影/三浦孝明
▼参考記事













