キャンピングカーの達人、伴 隆之のニューモデルレビュー
普段使いのしやすいセレナベースが新登場!

ベッドフレームや収納に独自の3Dアルミフレーム構造を用いることで、軽量かつ高耐久性を実現する「ラクネル」シリーズ。いままでもハイエースベースの「ラクネル・バンツアー」やアトレーベースの「ラクネル」を紹介してきましたが、今回はセレナをベースにした「ラクネルステイ・スイート」が新登場したのでチェックしたいと思います。
ラクネルシリーズでは日産車をベースにしたモデルは「ラクネルステイ」というブランドネームが与えられており、既にNV200をベースにしたモデルも発売しています。
スイートは外観の架装を施さずパッと見はセレナそのまま。では、どんな装備が備わっているのか? さっそくルームツアーをはじめていきましょう。
乗車定員を5人にし、広大な空間を確保

スライドドアを開けて室内を見ると、驚くことにセカンドシートが見当たりません。そう、このスイートは5人乗車仕様になっているのが大きな特徴。フロントシート後部にはベンチが設置され、その後方は純正のサードシート。セカンドシートがないため移動時ではサードシートがさながらリムジンのような前方に余裕のある広い空間で移動ができます。
リビングスペースはベンチとサードシートの間にテーブルをセットすれば、対面や並んでゆったりとくつろげる設計。右スライドドア側にスリムタイプのキャビネットを設置しているため出入りはできませんが、収納棚やカウンターをはじめテーブルの固定、集中スイッチなどの装備がここに集約されているので、休憩時や車中泊時でも手が届きやすく使い勝手を高めています。


ベンチの内部は収納庫になっており、ベッドマットやアルミフレームを格納でき、電装システムについては元から備わるラゲッジアンダーボックスに設置しているためすっきりとした車内空間を確保し、2人旅でも圧迫感を感じることなくのんびりとくつろげる広さとなっています。


3Dアルミフレーム構造を使ったベッドで快眠

ベッドはサードシートの座面を活かしつつ、ベンチとサードシートの間にフレームとマットをセットするだけと簡単。ラクネルシリーズの代名詞とも呼べる3Dアルミフレーム構造による軽量かつ高耐久のベッドフレームにより、ベッドで大人が寝返りをうってもびくともしない強じんさや、フレーム下の空間を収納スペースとして利用できるのは大きな魅力。また、サードシートの座面に寄りかかったまま足を伸ばして休めるのも好印象。





ほかの注目点として、サードシートを左右に跳ね上げれば荷室長は最大1700mmになり、26インチの自転車など長尺物の積載もできる大型収納スペースにでき、キャンプ道具をはじめ趣味や遊び道具も多く積めるようになっているのもポイントです。



キッチンやトイレなどの本格キャンピング装備はありませんが、気軽に車中泊を楽しみたい人はぜひともチェックしたいモデル。居住性や積載性も高く、普段使いから休日の2人旅までこなせる万能性が光る1台でした。価格は391万9200円〜と手頃なのもうれしいところです。
問)メティオ








