キャンプで活躍するやかんをタイプ別に紹介!上手な使い方や選び方も | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    調理器具・食器

    2025.10.30

    キャンプで活躍するやかんをタイプ別に紹介!上手な使い方や選び方も

    キャンプで活躍するやかんをタイプ別に紹介!上手な使い方や選び方も
    キャンプで使うやかんは、選び方や使い方を工夫すれば、家庭で使うものよりも便利なギアになります。キャンプでの上手なやかんの使い方や選び方、おすすめの商品を紹介します。キャンプ用のやかんを探している人は、ぜひチェックしましょう。

    (出典)photoAC

    キャンプでのやかんの上手な使い方

    (出典)photoAC

    限られたギアをうまく使いこなすのは、キャンプを楽しむコツの一つです。やかんで素早くお湯を沸かす方法と、やかんをマルチウェイで使う方法を紹介します。

    素早くお湯を沸かす方法

    キャンプで素早くお湯を沸かすポイントは、以下の通りです。

    • 底が広いやかんを使う
    • ふたをする
    • 混ぜる
    • 素材を工夫する

    底が広いやかんは火に当たる面積が大きいため、効率よく水を温められます。ふたをしたり、加熱中にお湯を混ぜたりすると、沸騰するまでの時間が早くなります。

    また、やかん自体の素材を工夫するのもポイントです。お湯を早く沸かすなら、熱伝導率の高いアルミ製のやかんが適しています。アルミは軽量で持ち運びがしやすいので、荷物を軽くしたい人にもおすすめです。

    寸胴型のやかんはクッカーとしても使える

    寸胴型のやかんとは、筒のようにくびれがなく、上下ともに同じ太さのやかんのことです。鍋のような見た目をしていることから、クッカーとしても使えます。

    やかんではなくクッカーとして売られているケースもあるので、形状で判断しましょう。注ぎ口が付いているものなら、料理でも使いやすく便利です。

    寸胴型のやかんは容量も比較的大きく、たくさんのお湯を沸かしたいときにも活躍します。持ち運ぶときは、スタッキングしたり中に小物を入れたりと、収納しやすいのも特徴です。

    キャンプ用やかんの選び方

    (出典)photoAC

    キャンプで使いやすいやかんを選ぶには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは、自分に合ったやかんの選び方を解説します。

    用途に合わせて形状を選ぶ

    キャンプ用のやかんの形状には、以下の3種類があります。タイプによって、湯沸かしのスピードや運びやすさ、他の用途としての使いやすさが変わります。

    • やかん型
    • 縦長型
    • 寸動型

    やかん型は、一般的なやかんのような形状をしているタイプです。底が広く安定感があり、お湯を早く沸かすのに向いています。

    縦長型とは、文字通り縦に長いタイプのやかんで、胴体はコーヒーポットのような見た目をしています。側面の取っ手や、つるす用のハンドルが付いているものもあり、使い勝手は抜群です。

    寸胴型は、クッカーとしての役割も担えるので、荷物を減らしたい人におすすめです。

    注ぎ口の形状をチェック

    やかんの注ぎ口が、用途に合っているかどうかも確認しましょう。注ぎ口の形状によって、お湯の注ぎ方が変わります。

    例えば、コーヒーを入れるなら、少しずつお湯を入れやすい口の細いやかんが適しています。側面に取っ手が付いているものであれば、お湯の量を調節しやすく便利です。

    一方、カップ麺や料理で使うなら、口が広い方が注ぎやすく使いやすいでしょう。また、注ぎ口にふたがあると、たき火の灰が入りません。

    具体的な使用シーンを思い浮かべれば、自分にぴったりのやかんを見つけられるでしょう。

    キャンプにおすすめのやかん【やかん型】

    ここからは、キャンプで活躍するおすすめのやかんを二つ紹介します。同じやかんでも、家庭用とは一味異なる機能性を備えたモデルをピックアップしました。

    ロゴス「ザ・ケトル」

    フラット型で底部が広いケトルです。アルミ製で軽量のため持ち運びしやすいほか、火が当たる面積が大きく熱効率もよいのが特徴です。

    表面にはハードアルマイト加工を施し、アルミの弱点である耐久性を補っています。加工によってマットな風合いに仕上がっているので、落ち着いた印象のギアとの相性は抜群です。

    容量は約750mLと十分で、持ち運び用のメッシュ巾着袋が付属するので収納にも困りません。

    ロゴス ザ・ケトル

    サイズ:約直径15×高さ6.2cm 重量:約150g 容量:約750ml

    コールマン「パックアウェイケトル」

    アルミ製で、重量が約150gと軽いやかんです。表面にはハードアノダイズド加工が施され、傷が付きにくくなっています。

    ハンドルはシリコンでカバーされており、滑りにくいように工夫されているのが特徴です。限界まで傾けてもふたが取れない仕様となっており、安全に使いやすいでしょう。

    また、別売りの『パックアウェイ クッカーセット』の中にスタッキングでき、コンパクトに収納可能です。容量は約600mLとソロキャンプには十分で、荷物をコンパクトにまとめたい人におすすめです。

    コールマン パックアウェイケトル

    容量:600ml

    キャンプにおすすめのやかん【寸胴型】

    次に、使い勝手のよい寸胴型のやかんを二つ紹介します。特徴的な使い方や、スタッキングのしやすさなどにも注目しながら見ていきましょう。

    スノーピーク「ケトル NO.1」

    ステンレス製でベーシックな形のやかんです。容量は約900mLと大きく、シンプルな形状ゆえに、ラーメンを作ったらそのまま食べられる便利さが特徴です。

    高さ約10cm・内径約15.5cm以上のクッカーであれば、中に入れて収納もできます。ハンドルは、本体に巻き付くように折り畳めるため、スタッキングの際に邪魔になりません。

    つり下げ用のハンドルもあり、たき火での使用にも向いています。癖のないデザインのため、家でも使い回ししやすいでしょう。

    スノーピーク ケトル NO.1

    サイズ:150×140×96(h)mm 重量:290g 容量:900ml

    プリムス「ライテック トレックケトル&パン」

    やかんとフライパンがセットになったアイテムです。パンはふたも兼ねており、1セット持っておくだけで料理の幅が広がります。

    スタッキングしやすい別売り製品も展開されており、一回り小さいポットやバーナーのカートリッジなども収納可能です。表面はハードアノダイズド加工で耐久性をアップさせ、内側はノンスティック加工で食材のこびり付きを防ぎます。

    底面には滑り止め加工を施しており、小さいバーナーに乗せる際も安心です。

    プリムス ライテック トレックケトル&パン

    鍋サイズ:内径11cm×高さ11cm フライパンサイズ:内径11cm×高さ3cm 重量:280g 収納サイズ:13×H14.5cm

    キャンプにおすすめのやかん【縦長型】

    最後に、縦長型のおすすめのやかんを二つ紹介します。どちらも周りと差別化ができる、一癖あるアイテムです。

    KELLY KETTLE「スカウト」

    アイルランドの漁師が発明した、中空構造のケトルです。内部が空洞になっていることで煙突効果が生まれ、小さな火力でも水を沸騰させることが可能です。

    通常のやかんよりも水室が細い設計のため、熱が効率的に伝わり、短時間で沸騰させることができます。お湯が沸くと、ホイッスルキャップが鳴るので、タイミングを逃す心配もありません。

    自然の中にある枝・葉による火でも湯沸かしができるため、キャンプシーンだけでなく、災害時にも活躍します。

    ファイヤーサイド「グランマーコッパーケトル」

    銅製で、見た目にもインパクトがあるケトルです。19世紀のケトルのデザインを踏襲しており、ヴィンテージ感もありキャンプにはぴったりです。

    銅は熱伝導率が高く、見た目の美しさだけでなく機能性も兼ね備えています。ふたの落ち止め加工や水が切れやすい角度の注ぎ口、ハンドルのストッパーなど、現代の使いやすさを追求した設計です。

    変色や内部のメッキ剥がれなどの経年劣化に対しては、預かり修理も行っているため、長く愛用できる一品です。

    ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル

    サイズ:180×H240mm 容量:約3.2L

    まとめ

    キャンプ用のやかんは、選び方や使い方次第で家庭用以上に活躍します。底が広い形状やアルミ製のやかんは効率的に湯沸かしができ、寸胴型はクッカーとしても使えて便利です。

    注ぎ口の形状によって、大きくコーヒー向きか料理向きかが分かれ、ここは好みが分かれる部分です。やかんはスペースを取るアイテムのため、収納性も考慮しましょう。

    使用シーンを具体的にイメージし、自分のスタイルに合う一品を見つけてみてはいかがでしょうか。

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