
紙石鹸は、軽くてかさばらず、1枚ずつ使い切れる衛生的なアイテム。知ってはいたけど、実際に使ったことがなかった私が、今回キャンプ用に初めて手作りにチャレンジ。これが想像以上に便利でした!この記事では、紙石鹸の魅力と作り方、実際に使ってみた感想やちょっとした失敗談まで、リアルな体験を交えてご紹介します。
紙石鹸ってなに? どんなメリットがあるの?
紙石鹸は、石鹸液を紙に染み込ませて乾かしたもので、水に濡らすとすぐ泡立ちます。1枚1回使い切りなので、衛生的でとっても軽量。私も最初は「100均で売ってるやつでしょ?」くらいのイメージでしたが、実際にキャンプで使ってみると、「これは便利!」と感動しました。
3つのメリット
- 軽い&小さい:ポケットにも入るサイズ感。荷物が多くなりがちなキャンプではありがたい。
- 衛生的:1回分ずつだから、他の人とシェアしても安心。
- 防災グッズにも使える:非常用バッグにも忍ばせておくと心強いアイテム!
実は簡単!紙石鹸は自分で作れる

「市販品を買うのもいいけど、どうせなら作ってみよう!」と思い立ち、実際に作ってみました。用意するものはシンプルです。
準備するもの
- キッチンペーパー(できれば丈夫なタイプ)
- 液体石鹸(ハンドソープでOK)
- ハサミ
- 筆 or スポンジ
- トレイ(なければクッキングシート or ラップで代用)
- ジッパー付き保存袋
- 乾燥剤(あれば)
作り方
キッチンペーパーをカットする

まず、キッチンペーパーをお好みのサイズにカットします。おすすめは名刺サイズ。コンパクトで使いやすく、持ち運びにも便利です。1枚のペーパーから8枚くらい作れるので、無駄なく使えます。
石鹸を塗る準備をする
液体石鹸を小皿に出し、筆かスポンジで塗る準備をします。私は使っていない習字の筆を使いましたが、均一に広げやすくてとても便利でした。香り付きの石鹸を使うと、ほんのりいい香りがして癒し効果も。
均等に塗る(ここがポイント!)

キッチンペーパーの表面に、薄く均等に液体石鹸を塗っていきます。塗りすぎると乾きにくく、紙が破れる原因になります。コツは、伸ばすように塗ること。両面に塗ると泡立ちが良くなりますが、片面でも十分使えます。
乾燥させる(しっかり乾かすのが重要!)

トレイの上に並べて、風通しの良い場所で自然乾燥します。なければ、クッキングシートやラップで代用しましょう。私は夜に塗って、朝まで放置しました。完全に乾いたかどうかは、手で触ってみてパリッとした質感になっていればOKです。
仕上げと保存方法

乾いた紙石鹸を重ねて、ジッパー袋に入れます。湿気があるとベタつくので、乾燥剤を一緒に入れておくとベスト。袋に「紙石鹸」と書いておくと、家族にもわかりやすくておすすめです。

一枚ずつ使えて嵩張らないので、持ち運びも便利。子供と一緒に感動の瞬間でした。
実際に使ってみて気づいたこと
初めて作ったときは、ちょっと失敗しました。キッチンペーパーに石鹸をベタベタ塗りすぎてしまい、なかなか乾かず……翌朝触ってもまだしっとりしてる(笑)。また、薄いペーパーを使ったせいか、乾燥中に破れてしまったものも。
2回目は「ちょっと厚手のペーパー」に変えて、「塗りすぎ注意」で作ったら大成功! 実際にキャンプで使ってみたところ、手が汚れてもすぐに紙石鹸を1枚取り出して洗えるのがすごく快適。水場が混んでいるときや、子どもが手を汚したときにもサッと使えて便利でした。
活用シーンいろいろ!こんなときにも
- トイレの後や、調理の前にサッと手洗い
- お菓子やBBQで手がベタベタになったとき
- 車に常備しておくと、外遊びのときに役立つ
紙石鹸は、子どもにも扱いやすいので、親子キャンプにもぴったりです。自分で作ったものだと子どもも喜んで使ってくれるかもしれません。
保管のコツとちょっとした注意点
・しっかり乾かしてから保存するのがポイント。(乾ききってないとベタつきます)
・湿気に弱いので、密閉袋に乾燥剤と一緒に入れるのがおすすめ。
・香り付き石鹸を使うと、ほんのり香る紙石鹸に。
紙石鹸で、身軽&エコなキャンプを!

紙石鹸を自作するようになってからは、どこでも気軽に使えるようになりました。しかも荷物が減って、ゴミも減らせる。防災グッズとしても優秀なので、ぜひお試しを!