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折りたたみ傘の選び方
収納時と使用時のサイズ
折りたたみ傘といっても、そのサイズは商品によってさまざま。そのため、まず収納時と使用時のサイズを確認する必要がある。カバンに収納しやすいサイズは、17~28cmが目安。適した収納サイズは人によって変わるため、普段持ち歩いているカバンの大きさや、ほかの荷物の量を把握しておこう。
また、親骨のアーチが強ければ直径が短くなるので、同じ長さの親骨でも開いたときにカバーできる面積が異なることがある。使用時の直径をチェックして、差したときにどのくらいの範囲をカバーできるかイメージしておくことが大切だ。
性能と重さのバランス
傘の性能は、主に素材や骨の本数が大きく影響する。骨の素材には、アルミニウムやカーボンファイバーなど多様なものが使用されており、耐久性や防風性能が異なる。
また、骨の本数も、傘の強度に直接結び付くポイント。骨が多いほど風に対する強度が上がるが、その分重さも増してしまいがちだ。 一般的に、折りたたみ傘の耐久性を求める際の目安としては、250g程度が適切とされている。この重さであれば、必要な強度を確保しつつ、日常的な持ち運びに支障を来すことは少ないだろう。
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モンベル|サンブロックアンブレラ55
mont-bell(モンベル) サンブロックアンブレラ 55
雨でも活躍するアウトドア日傘。UVカット&遮熱効果を実現する折りたたみ傘で、表面のシルバーコーティングで日差しを反射する。軽量かつ丈夫なつくりも魅力だ。
●サイズ:直径98×55cm
●重量:200g
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ザ・ノース・フェイス|モジュールアンブレラ
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) モジュールアンブレラ
30Dというやや厚手の生地を採用。アルミとFRP(繊維強化プラスチック)を使った骨組みと相まって、強度と耐久性に優れたモデルだ。シャフト、生地、骨は分解可能で、どれかが破損しても別売りの修理パーツを購入して直せるという斬新なシステムも特徴的。紫外線遮蔽率85%以上、UPF15-30。
●サイズ:直径100cm、骨長60cm
●収納時サイズ:直径6×H28cm
●重量:約230g

ハンドルの底に傘袋を入れたり、キャップをパックのストラップなどに通して吊り下げたりも可能。
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ユーロシルム|ライト卜レックウルトラ シルバーUV
EuroSCHIRM(ユーロシルム) ライトトレック Ultra UV
強度と耐久性に定評のあるブランドだが、親骨に軽量な特殊アルミとカーボンを採用することで、トレッキングにも携行しやすい"軽さ(175g)"がプラスされた折りたたみタイプ。強風時にはハンドルに付いたループを手首に通せば、傘が飛ばされる心配もない。UPF50+。
●サイズ:直径98cm、長さ27.5cm
●重量:175g
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アンベル|ヒートブロック×コーデュラファブリック ライトウェイトフォールディング
AMVEL(アンベル) ヒートブロック×コーデュラファブリック ライトウェイトフォールディング
コーデュラ(CORDURA)素材が使用された晴雨兼用傘。遮光率99.99%以上、UVカット率99.9%以上で日陰が作れるので、暑さ対策になる。重さは約140gで、一般的なスマートフォンと同じくらいの軽さで、キャンプで頼りになる丈夫さも魅力。
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