猛暑を乗り切りたい…!経験者が語る“夏のアウトドアを涼しく過ごす”5つのハック | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

アウトドアの知識

2023.08.25

猛暑を乗り切りたい…!経験者が語る“夏のアウトドアを涼しく過ごす”5つのハック

高所の夜明け

夏の高所は涼しくて快適です。

キャンプや登山など、この季節のアウトドアを楽しんでいる人は多いはず。

しかし、8月は35℃以上の猛暑が続き、9月初旬も残暑の厳しさが予想されます。

開放的な気分になれるシーズンとはいえ、汗が吹き出る中で自然を満喫するのは、辛い場面もあるでしょう。

そんな時、ちょっとした工夫を重ねれば、暑い季節でもアウトドアの時間を快適に過ごせるようになります。今回は、筆者が実践しているアウトドアで涼しく過ごすコツを紹介します。

アウトドアで涼しく過ごすコツ5選

(1)保冷力の高い水筒で水分補給

冷水を注ぐ

キンキンに冷えた水で、一時の涼を味わうことができます。

夏のアウトドアで大活躍してくれるのが、高い保冷力のあるアウトドア用水筒です。

普通のペットボトルなどで飲み物を持ち歩いていると、いざ水分補給をしようとした時にはぬるくなりがち…。凍らせて持ち運ぶという手もありますが、そうすると氷が溶けるスピードが読めず、飲みたい時に飲めない場合も。

その点、保冷力の高いアウトドア用の水筒を持っていれば、いつでも冷たい水を飲むことができ、身体を内側から冷やしてくれます。

筆者が愛用しているのは、モンベルの「アルパインサーモボトル」。室温20℃の状況下で4℃の冷水を注いだ場合、4時間後は8℃以下、24時間後でも12℃以下の水温をキープしてくれます。

キャンプ場を離れて周辺散策をする時、ハイキング、登山、日差しを浴びやすい海水浴など、アウトドアでの水分補給時に大活躍するでしょう。

ちなみに、アウトドア用の水筒は、高い保冷力を持つだけでなく、開栓しやすい、滑りにくい、落としても破損しにくい、など屋外での使用を想定した工夫が随所に施されています。ぜひアウトドアブランドが発売する水筒をチェックしてみてください。

(2)タオルや手ぬぐいで冷やす

手ぬぐい

手ぬぐいは暑さ対策のおすすめアイテム。

アウトドアで涼しく過ごすための対策において、拭く・冷やす・日焼け予防といった汎用性の高いアイテムが、タオルや手ぬぐいです。

夏のアウトドア活動は楽しい反面、対策をしないと汗で身体がベトベトになったり、露出した肌がヒリヒリ日焼けしたりすることが…。

タオルや手ぬぐいを使えば、滝のように流れる汗を拭き取ってドライな感覚を保ったり、水で濡らして首などに巻けば日焼け対策ができたりします。

一枚あるだけで夏のアウトドア活動は非常に快適になるはず。筆者は、軽くて生地が薄い手ぬぐいを選んで愛用しています。

生地が厚いタオルと比べて持ち運びしやすく、濡らして首に巻いても重たさを感じにくい点が気に入っています。保冷用の水筒に入れた冷水と合わせて使えば、さらに冷んやり感を得られるでしょう。

(3)涼しい履き心地のタイツを着用する

夏用タイツ

多彩な機能を持つタイツ。

季節やシチュエーションによって、豊富なバリエーションが存在するタイツ。

夏はショートパンツの下にタイツを履けば、紫外線対策になります。また、夏に履くタイツは、生地が薄いものと、履くだけで冷感を得られるものがおすすめ。

薄手のタイツは足上げをはじめとした柔軟な動きを妨げることなく、履いていない時と遜色ない動きが可能です。

また、モデルにもよりますが、着圧効果で快適な運動をサポートするタイツもあり、登山やランニングなど、運動量が多いアウトドア時に着用すれば、紫外線対策、清涼感を得る以外のメリットも期待できます。

(4)標高の高い所・沢沿い・森林で過ごす

沢登り

夏の沢は天国です!

夏の屋外でも快適に活動したい時は、標高の高い所・沢沿い・日差しを遮ることができる森林などでの活動がおすすめです。

涼しい環境に身を置くだけで、まるで別世界。

一方、日差しを遮るものがない場所や標高が低い場所に留まっていると、屋外で過ごすのは非常に辛くなります。

筆者はよく登山をしますが、夏は主に高所へ行ったり、沢登りをしたりして、なるべく涼しい環境での活動を意識しています。

沢沿いは風も通るので涼しく、標高が高い場所は夏の夜なら10℃ほどの気温になることも!そのため、ドライで快適な一夜をテントの中で過ごすことができます。

(5)太陽が昇る少し前から行動を始める

夜明け前にテント場

涼しい夜明け前から行動を始める。北アルプス雲ノ平にて。

夏は太陽が昇る少し前くらいから行動を始めると、気温が低く動きやすいです。

キャンプ場周辺での朝の散歩、最終日の撤収開始、登山の行動開始には夜が明ける少し前の時間帯がおすすめです。

反対に太陽が出てしまうと気温が一気に上がるので、注意が必要です。

筆者は8月に標高2,000mを越える北アルプスの山中を何日間も歩いたことがありますが、初日を除いて4時や5時といった時間から行動を開始していました。気温が上がり切る前には行動を終え、気温が上がった後は涼しいテント場でのんびり過ごしていました。

涼しい北アルプスでも、日中は25℃以上で日差しが照っている時間があったので、行動を終える昼前後にはじんわり汗が出ることもあります。

最も暑くなる時間帯での活動は熱中症のリスクもあるので、早い時間の行動を心がけることが大切だと改めて実感した事例でした。

ちょっとの工夫で夏のアウトドアは涼しくなる!

高所のテント場

2,000mを越える避暑地にテントを張る、最高の過ごし方。

ちょっとした工夫や場所選び、便利なアイテムを使うことで、暑い夏のアウトドアでも涼しく過ごすことができます。

夏は自然豊かな場所に出かけて、家族や友だちとの思い出作りをするのにピッタリな季節です。涼しく快適な夏にして、アウトドアを存分に楽しんでくださいね。

著者プロフィール
私が書きました!
アウトドアライター
北村一樹
関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

NEW ARTICLES

『 アウトドアの知識 』新着編集部記事

冬キャンプの移動手段はマイカー? 公共交通機関? それぞれのメリットと注意点を解説

2026.01.10

「冬のトラブルあるある」実例とは!? 安全登山の解決策をご紹介!

2026.01.09

ウルトラライトの魅力とは?ソロキャンプにおすすめの軽量ギア9選

2025.12.10

ベランピング入門!キャンプ初心者でも楽しめる方法と周囲に迷惑をかけない注意点

2025.11.30

加水分解のベタベタは除去できる!その方法と手順を解説!

2025.11.28

バーベキューの串はどう選ぶ?成功の秘訣も解説!

2025.11.27

アウトドアに持っていきたいファーストエイドキットの中身とは?

2025.11.22

キャンプで忘れ物を防ぐ! うっかりミスをしないチェック方法教えます

2025.11.14

ロウやスギの葉などで着火材を自作してみた!

2025.11.02