メスティンでパンも作れる! 基本の作り方とキャンプで食べたい簡単レシピ5選 | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

料理・レシピ

2023.06.26

メスティンでパンも作れる! 基本の作り方とキャンプで食べたい簡単レシピ5選

メスティンで作るいろいろなパン

メスティンならいろいろなパンが作れます。

いろいろな料理を作ることができる万能調理器具、メスティン。そんなメスティンで、おいしいパンが作れることを知っていますか?

こちらの記事では、キャンプなどのアウトドアでも簡単に作れる基本のちぎりパンの作り方と、アレンジレシピ5つをあわせてご紹介します。

メスティンでパンを焼くには何が必要?

まずは、メスティンで基本のちぎりパンを焼くために必要な道具と材料を解説します。

道具

パンを焼くための道具

これだけあればおいしいパンを焼くことができます。

  • メスティン
  • ボウルまたはチャック付きの保存袋
  • バットやカッティングボード
  • ラップ
  • クッキングシート
  • バーナーなど加熱のための調理器具
  • バーナーパット
  • 軍手

これらの道具があれば、メスティンを使って、自宅はもちろんキャンプなどの屋外でも簡単においしいパンを焼くことが可能です。

材料(レギュラーメスティン1個分)

基本のちぎりパンの材料

こちらが基本のちぎりパンの材料です。

  • 強力粉 150g
  • 塩 小さじ1/3
  • 砂糖 大さじ1
  • ドライイースト 小さじ1
  • ぬるま湯 80ml
  • 無塩バター 10g

こちらがちぎりパンを作る際の基本の材料。水は冷たいとうまく発酵しなくなるので、人肌程度に温めたぬるま湯を使用します。同じ理由から、バターも常温に戻しておきましょう。

また、仕込み水(パン生地を作るための水分のこと)は牛乳に置き換えてもOKです。

メスティンを使ったパンの作り方

それでは、上記の道具と材料を使って実際にパンを作ってみましょう。

(1)生地をこねる

ボウルに粉類とぬるま湯を入れる

ゴムベラなどで混ぜていきます。

まずはボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、さらにぬるま湯を加えてゴムベラなどで切るようにして混ぜ合わせていきます。

バターを加える

バターを加えます。

生地がポロポロしてきたら、バターを加えてさらに混ぜ合わせていきましょう。

手でこねる

揉んだり伸ばしたり叩いたり。

全体がまとまってきたら、手で揉んだり伸ばしたりしながら、しっかりこねていきましょう。

(2)一次発酵させる

丸く形を整えて1次発酵させる

まずは一次発酵させます。

表面にツヤが出てきたら生地の形を丸く整え、ラップをして40℃で40~50分ほど一次発酵させましょう。

自宅に発酵機能の付いたオーブンがある場合は、そちらを利用するのもおすすめです。オーブンが無い場合やキャンプなどの屋外で作る場合は、日の当たる暖かい場所に置いておき、ときどき様子を見ましょう。

発酵具合を確かめる

指を差し込んで確認します。

生地が2倍ほどに膨らんできたらラップを外し、指に強力粉を付けて人差し指の第2関節までを生地に差し込んで、穴を開けてみましょう。

開けた穴が塞がらなければ、一次発酵は完了です。塞がってくるようなら再度ラップをし、時間を置きましょう。

なお、ここまでの工程はチャック付きの保存袋を使って行うことも可能。保存袋の中で発酵させるときは、生地が呼吸できるように少しだけチャックを開けておきましょう。

(3)成形してベンチタイムを取る

成形してベンチタイムを取る

大事なベンチタイム。

生地を等分したらキレイに丸め、バットなどに並べてふんわりとラップをし、10分ほど休ませてベンチタイムを取りましょう。

ベンチタイムとは、成形作業の前に生地を休ませる時間のこと。これを取ることで生地が緩んで成形しやすくなり、パンが一層おいしく焼き上がります。

なお、自宅で生地を作ってキャンプなどの屋外でパンを焼く場合は、ここで生地を冷凍し、現地で自然解凍してから次の二次発酵の工程に進みましょう。

(4)二次発酵させる

メスティンに並べて2次発酵させる

ここで二次発酵させます。

ベンチタイムが終わったら、生地を軽く潰してガスを抜き、再度丸く成形し直します。

さらに、クッキングシートを敷いたメスティンに生地を並べ、ふんわりとラップをして30~40分置き、二次発酵させます。

上部にもクッキングシートを乗せる

上部にもクッキングシートを乗せます。

倍ほどの大きさに膨らんだら生地の上部にもクッキングシートを乗せ、フタをしましょう。

なお、はみ出しているクッキングシートはそのまま火にかけると燃えてしまうので、中に折り込むか切ってしまいましょう。

(5)生地を焼く

メスティンを火にかける

いよいよ焼いていきます。

軍手をして加熱用の調理器具にメスティンをセットし、生地を焼いていきましょう。火力が調節できるものなら、とろ火~弱火にして底を約10分焼きます。

上下を返してさらに焼く

上下を返してさらに焼きます。

上下を返してさらに約10分ほど焼いていきます。

基本のちぎりパン

ほかほかのパン!

火から下ろしてフタを開けてみると……ほかほかのパンが完成!

基本のちぎりパン

ふわふわです。

もっちりふわふわの食感は手作りならでは。ちぎって頬張ると、シンプルでやさしい塩味が口の中に広がります。

メスティンで作るパンのアレンジレシピ5選

ここからは、さまざまな種類のアレンジレシピをご紹介。どのパンも、アウトドアにピッタリの味わいですよ。

(1)牛乳くるみパン

牛乳くるみパン

基本のパンをよりやさしい風味に。

こちらはパンの仕込み水を牛乳に、砂糖を練乳に置き換えたくるみ入りのパン。ミルクのふんわり優しい香りと、くるみのザクザク食感がたまらない一品です。

牛乳くるみパンの材料(レギュラーメスティン1個分)

  • くるみ 10g
  • 牛乳 80ml
  • 練乳 大さじ1
  • 無塩バター 10g

★生地

  • 強力粉 150g
  • 塩 小さじ1/3
  • ドライイースト 小さじ1

牛乳くるみパンの作り方

準備:牛乳は人肌程度に温めておく。

1.くるみは細かく砕く。

2.ボウルに★を入れ、さらに牛乳を加えてゴムベラなどでざっくり混ぜる。

3.生地がまとまってきたら練乳、無塩バターを加えて滑らかになるまで混ぜる。さらに1を加えて混ぜる。

4.生地を手でこねてツヤが出てきたら丸くまとめ、40℃で40~50分ほど一次発酵させる。

5.生地をガス抜きしたら6等分して丸めてラップをし、10分ほどベンチタイムを取る。

6.生地のガスを抜いて再度丸めたら、クッキングシートを敷いたメスティンに並べてラップをし、30~40分ほど置いて二次発酵させる。

7.上面にクッキングシートを乗せてフタをし、とろ火~弱火で10分ほど焼いて上下を返し、さらに10分ほど焼いて焼き色が付いたら完成。

ポイント

生地に練乳を使用しているものの甘みは控えめ。ジャムやバターはもちろん、ヨーグルトなどと一緒に食べるのもおすすめです。

(2)ベーコンチーズパン

ベーコンチーズパン

どっしりワイルドなベーコンチーズパン。

こちらはキャンプにも相性のいいベーコン×チーズのパン。

粗挽き黒こしょうを効かせて、アウトドアらしいパンチのある風味に。さらに大きめに等分して、ワイルドな見た目に焼き上げます。

ベーコンチーズパンの材料(レギュラーメスティン1個分)

  • ブロックベーコン 50g
  • プロセスチーズ 50g
  • 無塩バター 10g
  • 粗挽き黒こしょう 少々

★生地

  • 強力粉 150g
  • 砂糖 大さじ1
  • 塩 小さじ1/3
  • ドライイースト 小さじ1
  • ぬるま湯 80ml

ベーコンチーズパンの作り方

1.ブロックベーコン、プロセスチーズは8mm角に切る。

2.ボウルに★を入れてゴムベラなどでざっくり混ぜる。さらに無塩バター、黒こしょう、1を加えて混ぜる。

3.生地がまとまってきたら手でこねて、ツヤが出てきたら丸くまとめ、40℃で40~50分ほど一次発酵させる。

4.生地をガス抜きしたら2等分して丸めてラップをし、10分ほどベンチタイムを取る。

5.生地のガスを抜いて再度丸める。クッキングシートを敷いたメスティンに並べてラップをし、30~40分ほど置いて二次発酵させる。

6.上面にクッキングシートを乗せたらフタをし、とろ火~弱火で10分ほど焼いて上下を返し、さらに10分ほど焼いて焼き色が付いたら完成。

ポイント

ベーコンとチーズを生地に混ぜるときは、生地を伸ばして包むようにすると混ぜ込みやすいです。

また、今回プロセスチーズはベビーチーズを使用しましたが、カマンベールやピザ用チーズなど、ぜひお好きなチーズでお作りください。

(3)はちみつシナモンロール

はちみつシナモンロール

すっきりさわやかな甘み。

こちらは生地にはちみつを練り込んだシナモンロール。ほのかなはちみつの甘みと、キリッとしたシナモンの香りがさわやかな一品です。

はちみつシナモンロールの材料(レギュラーメスティン1個分)

  • はちみつ 小さじ2
  • 無塩バター 10g

★生地

  • 強力粉 160g
  • 砂糖 大さじ1
  • 塩 小さじ1/3
  • ドライイースト 小さじ1
  • ぬるま湯 80ml

☆フィリング(※パンの詰め物)

  • グラニュー糖 大さじ1
  • シナモンパウダー 大さじ1

はちみつシナモンロールの作り方

1.ボウルに★を入れてゴムベラなどでざっくり混ぜる。さらに無塩バター、はちみつを加えて混ぜる。

2.生地がまとまってきたら手でこねて、ツヤが出てきたら丸くまとめ、40℃で40~50分ほど一次発酵させる。

3.生地をバットなどで20cm×20cm程度に伸ばし、☆を混ぜて生地にまんべんなく塗る。

4.手前からクルクルと巻いたら巻き終わりを指でつまんで閉じ、端を切り落として6等分に切る。

5.メスティンにクッキングシートを敷き、さらに底にアルミホイルを敷いて4を並べてラップをし、30~40分ほど置いて二次発酵させる。

6.上面にもアルミホイル、クッキングシートの順に乗せたらフタをし、とろ火~弱火で8~10分ほど焼く。裏返して8~10分ほど焼いて焼き色が付いたら完成。

ポイント

フィリングが焦げやすいので、火力が調節できる場合でも、クシャクシャにしたアルミホイルを底と上部の両方に入れておきましょう。

また、包丁やナイフで生地を切るときは刃を前後に動かすのではなく、軽く切り込みを入れて当たりを付け、ドンッと断ち切るようにすると断面がキレイになります。カットには、お菓子作りなどに使用する「スケッパー」を利用するのもおすすめですよ。

(4)レーズン蒸しパン

レーズン蒸しパン

発酵いらずで簡単。

こちらは発酵なし、ホットケーキミックスで作る簡単蒸しパン。材料少なめで手間なくスピーディーに作れるので、キャンプの朝ごはんにもピッタリです。

レーズン蒸しパンの材料(6号アルミカップ10個分)

  • ホットケーキミックス 150g
  • 卵 1個
  • 牛乳 80ml
  • レーズン 10g

レーズン蒸しパンの作り方

1.ボウルに卵、牛乳、ホットケーキミックスを入れて混ぜる。

2.1をカップの8分目まで入れ、レーズンをちらす。

3.メスティンに網をセットし、網にかかる程度にまで水を入れたら2を並べる。

4.フタをして弱火で10分ほど蒸す。残りも同じように蒸して完成。

ポイント

レーズンは他のドライフルーツに置き換えてもOK。一緒にミックスナッツをトッピングしてもおいしいです。

ちなみにレギュラーサイズのメスティンでは、6号アルミカップは1度に3つ入れられます。カップのサイズや材料は、食べたい量などの都合にあわせて調節してくださいね。

(5)チョコバナナパウンド

チョコバナナパウンド

こちらも発酵なしで作れます。

最後は、こちらも発酵なしで簡単に作れるチョコバナナパウンドのレシピ。

どちらかと言うと「ケーキ」の部類ですが、チョコのすっきりとした甘みにバナナがとろ~りとろけて、子どもや女性にも喜ばれること間違いなしの一品です。

チョコバナナパウンドの材料(レギュラーメスティン1個分)

  • バナナ 1本
  • 卵 1個
  • 牛乳 80ml
  • 砂糖 大さじ1
  • チョコチップ 30g

★粉類

  • 薄力粉 150g
  • ココアパウダー 大さじ1
  • ベーキングパウダー 小さじ1

チョコバナナパウンドの作り方

1.バナナは皮をむいて斜め薄切りにする。

2.ボウルに卵を割り入れ、牛乳、砂糖を加えて泡立て器などでよく混ぜる。

3.2に★をふるい入れて混ぜ、さらにチョコチップ、1を加えてざっくり混ぜる。

4.クッキングシートを敷いたメスティンに3を流し入れ、上部にもクッキングシートを乗せてフタをする。

5.とろ火~弱火で10分ほど焼いたら裏返し、さらに8~10分ほど焼いて完成。

ポイント

チョコバナナパウンド

板チョコを利用してもおいしいです。

今回は製菓用のチョコチップを使用していますが、板チョコレートを砕いて作ってもOK。バナナはドライフルーツに置き換えると、また違った風味を楽しむことができますよ。

メスティンならキャンプでもふわふわパンが楽しめる!

ご紹介したとおり、メスティンを使えばキャンプなどのアウトドアでもいろいろなパンレシピを楽しむことができます。

「発酵の手間が面倒だなぁ」という方も、ホットケーキミックスやベーキングパウダーを利用すれば手早く調理することが可能。

失敗作のパン

失敗作にも愛着が湧きます。

また、少し形が悪くなったり焦がしたりしても、自分でこねて作ったパンなら愛着が湧いて、それだけでおいしく食べられるもの。

ぜひメスティンを使って、キャンプなどのアウトドアでもパン作りにチャレンジしてみてください!

私が書きました!
筋肉料理研究家
Ryota
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプ飯を作って気を紛らわしている。

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