野良コーヒーセット[読者投稿記事] | 自作・DIY 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.06.07

    野良コーヒーセット[読者投稿記事]

    今年はソロキャンプでもと考えていたが、ステイホームでちょっとな~と考えている方。
    よくよく考えてみると、キャンプ道具ってどれも高い、揃えても継続できるかどうか迷っている方。
    でも、巣籠が続きそうでいやだな~。たまには外で気分転換したい方。などなど。
    と言うこで、そこそこの価格で始められる野良コーヒーセットを考えてみました。
    晴れた日の庭先や、夜景を見ながらコーヒーを入れてみるのもまた格別です。
    コーヒーの前にキャンプ飯をと考える場合は、100均のメスティンで炊き込みご飯を作るのが一番簡単ですのでチャレンジしてみるのはどうでしょう。
    さて、野良コーヒーセットですが。コンパクトに作ることを信条にします。多少の工作が必要ですので、最低限の工具はいります。ペンチ・ニッパー・金ノコ・ヤスリの類です。
    野外でテーブル(B5サイズ)に乗せるとこんな感じです。

    まずはお湯を沸かすクッカーですね。400mlクラスのクッカーがコーヒー1杯分の湯沸かしにはコンパクトで良いと思いますが。ソロ用は最小でも600mlクラスが主流で、なかなかありません。このモンベルのクッカーは軽量コンパクト。アルミなので0.5合くらいの炊飯にも使えます。

    それでも400mlクラスはチタンマグカップと重なる領域で、チタンマグカップをクッカーに使う方も多いようです。
    火にかけると熱くなりますので、ついうっかり持ち手をつかんで火傷ってこともあります。私は持ち手を外して、ナベつかみを使います。
    一応、シリコンチューブを付けていますが、火の勢いで溶けることがあります。何度かやらかしましたので。持ち手は外すようになりました。

    持ち手を取って、ナベつかみ(セリア・ダイソー)なんかあればそのまま使えます。ちなみに、私はセリアもダイソーもナベつかみが大きいと感じたので小さくして、持ち手の部分に木片を付けてみました。

    写真はスノーピークの物です。現在は品薄の様で、正規の価格は3000円以下ですが、プレミアムが付いて販売している所もあるようです。
    代替え品はEPIgasの物や中国メーカーの物が2000円台で手に入ります。
    ただ、あまり安いものは敬遠した方が良いかと思います。

    すべてのセットはこんな感じ。
    クッカーの蓋はケーキ型(3号)の底と、引き出しツマミの底に磁石を付けてあります(以上セリア)。
    中央のカップはBoundless Voyageという中国メーカー、Wウォールの湯飲み型チタンカップです。コーヒーカップに使ってます。
    ドリッパーに使うのはシリコン漏斗(セリア)の底をカットして使います。ドリッパーを乗せる台はアルミ線とスリーブで作ってます。
    ちなみに、中国メーカーのチタンマグカップは大抵蓋付なのでケーキ型の底板は必要ないです。

    次は、火器ですが。ここで、ご紹介するのはアルミ味噌こし(ダイソー)を加工したものと、3mmのステンレス番線を折り曲げて作ったゴトク件風防セットと、固形燃料です。
    味噌こしに似たようなかき揚げリング(ダイソー)と言う物もありますが、それはステンレスなので加工の楽なアルミ製を使いました。背の低い自作品のアルコールストーブも使えます。
    3mmのステンレス番線を曲げるのはとても大変です。2mmのステンレス番線だと曲げやすいので良いかもです。魚串(ダイソー)は2mmなのでお勧めです。

    火器は、本当はガスバーナーがお勧めですが、安いものでも5000円~6000円の投資が必要です。
    もっとも、アウトドア以外でも災害時なんかは大変役にたちますので、一つ保有しておくのも有りですが。

    お湯を注ぐためにはケトルのような細い注ぎ口があった方が良いので、1.6mmステンレス番線でスキッターを作ってみました。1.6mmステンレス番線は残念ながら100均では手に入りません、ホームセンターで調達しました。

    スキッターの形はこの写真の方がわかりやすいです。

    ドリッパーを乗せる台は2mmのアルミ線を使いました。結合するための筒状のものは、電気配線をするときに使うスリーブ2種(2mm用)かアルミストロー(ダイソー)を切って作れます。

    セット内容をまとめてみました。
    100均の1ℓ容量の蓋付容器に収まります。

    ほぼ工作無しで別セットを作ってみるとこんな感じ。
    最近100均でもポケットストーブが手に入るようになりましたので、セットを作るのも楽になりました。基本ソロ用ではありませんので、あまりコンパクトにはなりません。

    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    joe爺さん

    近場を中心に山に行っています。最近は冬場のスノーシューもやるようになり、活動の幅が広がりました。
    キャンプではなく登山やトレッキングで使えるコンパクトで軽量なギアに興味があります。

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