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アフリカ縦断ドライブの運命の分かれ道『 ガーナ 』第2回 とうとう我が家にマラリアが?

2019.02.06

軽キャンピングカーで、地球半周中です。
稚内からロシアへ渡り、モンゴルで道草してから中央アジアへ。イラン、ヨーロッパと抜けてアフリカに上陸しました。
南アフリカの喜望峰を目指していますが、西アフリカは課題が多すぎて、苦戦しています。マラリアやシャレにならない雨期、複雑怪奇なVISA取り、賄賂警察官にイスラム過激派。車中泊ができず、南下するほどに溜まるストレスです。

マラリアは風邪のようなもの

ギニア湾に面した首都アクラを目指しています。
南へ下るにつれて、蒸し暑くなりました。
木々は隙間がないくらいに茂りまくり、どう見ても熱帯雨林。
日に一度は降るスコールのあとは、元気よく蚊が飛びまわるマラリア地区だというのに、宿に蚊帳がありません。
ガーナ人ともなると、
「マラリアなんて年に2、3度罹るわけで」
風邪みたいなことを言ってまして、警戒心がないのです。
おかげさまで、Yukoがダウンしました。

マラリア検査薬の出番です

どうにも具合が悪いと……。
誰にも負けないくらい注意していたYukoですが、誰よりも蚊に刺され、1日中ボリボリ掻いていたので想定内ではありますが、想像感染かもしれません。
マラリア検査薬で調べます。
ただ、ボクは血を見るのが苦手なので、申し訳ありませんが自分で検査してくださいね、Yuko。
1.検査キットの消毒ペーパーで、指先を拭きます。

2.針を指先に刺します。

3.スポイトで血を吸い取ります。

4.白い検査器に血を垂らします。
5.目盛りがCの位置に移動したら、ネガティブです。

ただの風邪でした。

10倍も長くなる死のルート

西アフリカ旅の複雑怪奇なVISA取りは、もはやスタンプラリー化しました。
次のミッションは、アンゴラ。
アフリカ縦断ドライブの運命の分かれ道です。
もしアンゴラに入れなければ、アフリカで2番目に広いコンゴ民主共和国の奥深くまでドライブすることになります。

アンゴラへのAルートは、240km。頑張れば1日の距離です。
ところがBのコンゴルートは、2,400km。
未舗装なので時速20kmで走れれば御の字。だとすれば、頑張っても2週間以上。ボクらの実力を持ってすれば、たっぷり3週間。

黄泉の国で最終回

コンゴ民主共和国は、映画「地獄の黙示録」のモデルとなったコンラッドの小説「闇の奥」の舞台で、狂気がテーマのマッドマックス系の阿修羅の国。
第二次世界大戦後、世界でもっとも犠牲者の多い内紛が続いています。
欧米列強が余計なお世話を焼けないほどに混沌としているのです、どうやら。
この原稿を書いている今ですら、村の抗争で数百人が死亡したとか、政府がインターネットを遮断したとか、日本大使館がネットが通じないので注意してくださいねって、Webサイトで在留邦人に注意喚起しているくらいのカオスです。
重ねて、エボラとコレラが流行中。
こんなところを3週間も軽自動車で走ったら、間違いなく黄泉の国までたどり着き兼ねず、旅の最終回を迎えます。合わせ技で人生も詰みます。
なんとしてでも、アンゴラのビザをいただきたい。
切なる願いを行間に詰めて申請書類を提出。
「電話をお待ちください」
いつまでたっても電話が来ないのです。
左手に携帯を持ち、右手で蚊を追い払う毎日です。

【ガーナ・ドライブ情報】
ビザ:25,000CFA(4,726円)
車両保険:BROWN CARDと呼ばれる西アフリカ13カ国共通タイプ(6ヶ月間)7,499円(41,004CFA)。セネガルのAXAで取得
検問:恫喝系賄賂
キャンプ場情報:iOverlander

次週は、トーゴです。
久しぶりにキャンプ場に泊まりました。
ギニア湾のビーチは、どこまでもヤシの木が続きます。

石澤義裕・祐子
住みやすい国をリサーチしようという話から2005年から世界一周をスタート。アメリカ、カナダなどをスクーターで旅行し、オーストラリアをキャンピングカーで回ったのをきっかけに2015年の夏から軽キャンピングカーで旅を始めた。

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